テイルズ オブ シンフォニアとかいうオタクへの片道切符

私の多感な小学生時代後半を捧げてしまったアクションRPGゲーム作品である。今日はこのゲームの魅力を語ろう。

超あらすじ。神託を受けた神子コレットとその幼なじみのロイド、エルフのジーニアス、リフィル、傭兵のクラトスは、エネルギーの枯渇が近い世界を救うために旅に出る。そしてその中で世界の真実を知ることになる……プレイヤーは村の少年であるロイドを操作し物語を進めていく。

というどっかで聞いたことのあるストーリーである。正直目新しさはそんなにない。戦闘アクションも普通にハマるほど楽しくはあるが、正直これも特筆する点かといえばそうではない。

このゲーム(というかテイルズシリーズ全般言えることだが)はとにかくキャラゲーなのである。キャラ萌えゲー。とにかくキャラの可愛さに萌える。キャラの関係性の変化に萌える。それが最高の魅力なのだ。そしてとにかくパーティの仲がいい。みんないいやつ。みんな可愛い。

このゲームがキャラゲーであることを証明するのが「好感度ゲージ」という隠れシステムである。ゲームの中では数々の会話の選択肢が存在し、選択によって会話が変わったりするのだが、同時にパーティのキャラの好感度も変化するのだ。そして好感度の変化でイベントも変化する。好感度MAXのキャラとデートイベントが発生したり、パーティのキャラが死んだりする。

攻略対象は異性キャラだけではなく同性キャラにも及ぶ。とはいえ「アッー!」な展開になるのではなく旅の中での深い信頼関係、男の友情なのでどうか安心してほしい。

それ故主人公であるロイドくんは公式から「攻略王」呼ばれていたりもする。

早い話、テイルズオブシンフォニアはアクションRPGの皮を被った恋愛アドベンチャーゲームなのである。この要素が巧妙に織り交ぜられているためこのゲームを終えた後は恋愛ゲームをプレイすることへのハードルがほぼゼロになってしまっている。テイルズ終わったし、CLANNADやってみっか!という感じに……コワイコワイ。

キャラゲーというだけあって女の子キャラもとても魅力的で可愛い。せっかくなので少しだけ解説しよう。

コレット・ブルーネル

本作の正ヒロイン。神託を受け世界を救うという重い使命を背負った神子。物語の序盤で背中に羽が生える天使ちゃん。ドジっ子でよく転ぶ。小さい頃からロイドに思いを寄せている。故に正ヒロイン。重い使命を背負っているため作中でもかなり酷い目にあいがち。喋れなくなったり味覚を失ったり、感情を失ったり、体が結晶化してしまったり、踏んだり蹴ったりである。故に正ヒロイン。ゲーム中は全くわからなかったがCV:水樹奈々だった。

リフィル・セイジ

先生。主人公ロイドの親友でもあるジーニアスくんのお姉さんでもある。学者でもある。23歳。気がついたら私の方が年上になってしまっていた……(絶望)。料理の腕が壊滅的。パーティの中でも最も精神年齢が上なので時には冷静かつやや残酷な判断をすることもある。遺跡の前では冷静さをうしなってしまう遺跡マニア。

プレセア・コンバティール

この作品の業を煮詰めたようなキャラ。ピンク髪ツインテール、合法ロリ(28歳)、大きな戦斧を振り回す、無口(感情を失いつつある)、などなど設定もりもりな女の子である。オタクがこのゲームをプレイすればプレセアに心奪われること間違いなし。物語の中盤から登場するため、序盤は幼なじみで懸命なコレットの好感度を上げていたにも関わらず、プレセア登場後から鞍替えするオタクは数知れず。誰だってそーする。俺だってそーする。物語の終盤に向けて感情を少しずつ取り戻し、笑顔も増えてロイドに心を開いてくれるようになる。かわいい。プレセアしか勝たん。

藤林しいな

おっぱい。


いかがだっただろうか。このゲーム、PS3でHDリマスター版が発売されている。興味を持った方はぜひ遊んでみて欲しい。

言い忘れていた。オープニングテーマも最高。

ゲームキューブ版OPテーマ「Starry Heavens」

PS2版OPテーマ「そして僕にできるコト」どちらも超良曲なのでぜひ聴いてみてね。

以上!!



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