聖パラの歌詞をwiki先生に頼りながら調べたり考えたり

神解けの戦場 位相幾何学のif
教会都市の鐘が鳴り響いてる

神解けとは霹靂、雷の事。
位相幾何学は、「変形をしても変わらない性質」を抽出して図形(空間)の本性に迫ろう、という学問らしい。
ifは「もしも」「ならば」
教会都市は、教会が中心として存在する都市と言ったところだろうか。
領主や国主ではなく教会、教主あたりが都市運営を担っている?

雷鳴が轟く中、教会都市は空間が捻じ曲がるのではないかという程激しい戦火に塗れていても、決して変わらないものがある。
と言った感じだろうか

形骸的本懐 愛情の空想論
ジャンヌ・ダルクなどもう居なくて


形骸は形を失って本来の意義を失った。本懐は本来の願い。

割と素直に考えて
願いは形だけのものになり果て、愛情を語らうなどもはや空しい空想にすぎない。ジャンヌ・ダルクの如き英雄等最早いない(最初からいなかった)

ああ 不完全な科学が示す
混沌とカタルシス

カタルシスは演劇用語としては「悲劇が観客の心に怖れと憐れみの感情を呼び起こすことで精神を浄化する効果」
精神療法用語としては「代償行為によって得られる満足」を指す。

舞台が教会都市であるのに、科学が示すとあるのは、教会が強い支配力を持つ都市の中で科学(者)が台頭し始めたといった感じであろうか。
中世に似た世界を舞台とするならば、科学が不完全であるのは当然であり、
自称科学者達の発言に都市の住人達は様々な感情を抱いた事であろう。
科学に対しての不安や不満。逆に教会に対する不安や踏まんの答えを得たと思いある種満足をするかもしれない。まさに混沌とした状況だったであろう。もしかしたらこの混沌が戦いの切っ掛けだったのかもしれない。

少女は分かつ境界条件
戦旗を翻す覚悟を誓いなさい

境界条件は数学・物理学にある用語の一つであるが、ここでは言葉そのまま使うべきだと思う。
翻すは、反対の面が出るように、さっとひっくり返す(急に態度を変えることのたとえにも)。旗などを風になびかせる。

ジャンヌ・ダルクのように戦旗をはためかせ先陣を切って戦うのか、
今の立場を捨てて反旗を翻すか、今ここで選べと少女は貴方に問うている。
簡単に言うならば
「私と来るか私と戦うかこの場で選べ」
というシーンだろうか。

この先まで考えるかどうかはまだ考えてない。
しかし、ここまでオタクが喜びそうなものを詰め込めるとは、
やはり長谷みことしか勝たんのか・・・。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?