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GEMSCOMPANYと箱推しおじさん

こんにちは。ジェムカン箱推しのぬぽきちと申します。
諸兄姉に触発され、自分がいかにしてジェムファンおじさんになったお話を書いてみようと思いました。
何分不慣れなもので読みづらい文章ではあると思いますが、ご一読頂ければ幸いでございます。

 私にとっての事の発端は、斎藤陽介氏(以下よーすぴ)の存在でした。
元々重度のネトゲ中毒で、DQXのプレイヤーでもあった私は、既によーすぴの存在と、彼の人となりや手腕を多少は知っていました。
しかし、よーすぴから声優になりたい女の子募集との発表の際には、色々手を出すなぁという程度の感想しかありませんでした。審査員やるくらいのもんだろうと思ってましたから。

 その後しばらくこの件は音沙汰がなかったので、私はすっかり忘れて日々ゲームオタクに励んでおりました。
と同時に、その頃には既に人気コンテンツだったVtuberにも興味を持ち始めていました。
あれやこれやとつまむ程度に動画を漁っていた時に、出会ったのが星菜日向夏さんでありました。
最初の印象は、Vtuberの技術もここまできたのかという驚きと、この子元気だな~でした。
その数日後に珠根うたさんを知り、いやこのレベルの技術の子がいっぱいいるのかとさらに驚きました。
後ろに大企業がいるとか、同じ技術だとかは全くわかってませんでした。
Vtuber業界をさらっと知れればいいやとしか考えてなかったのです。


私の知らない間に他のメンバー達の配信も次々と開始されていましたが、水科葵さんと赤羽ユキノさんの配信をちらっと覗いた程度でその後はおすすめ動画のサムネで見るくらいしかありませんでした。

そうこうしてやってきた2018年8月28日『【スクエニ新PJ】齊藤Pのゲームではないナニカをお披露目する放送。』
にて、GEMSCOMPANYが発表されました。
 そしてその中には今まで見た事のある女の子達の姿が!さらに新メンバー募集にじぇむかんTVの放送開始。TGS出演と立て続けの発表。正直ついていくのが精いっぱいでした。Twitterのフォローも一人しておけばいいかなと
思っていたくらいでした。


TGSでの出演もあまりチェックできず、迎えた新メンバー桃丸ねくとさん登場くらいからようやく各メンバーの配信のチェックに本腰を入れ始めました。youtubeの生配信を追うようになったのもこの頃からです。

 そして、Vradio「JAM GEM JUMP」が始まり、『JAM GEM JUMP!!! リアルイベント 先輩、勉強させていただきます!』
の発表がなされた時、観覧の応募をしてみようと思ったのが人生が変わった瞬間なのだと、今になって思います。
先行抽選販売には外れましたが、一般先着発売でどうにか参加できるようになりいざ当日。実は正直にいうと少し後悔していました。
右も左も知らないおじさんが、アイドルのイベントに参加していいのだろうか?果たして楽しめるのだろうか?
緊張を紛らわせるためにツイートに逃げながら到着した神田明神。そこには既にジェムファンの先輩達の姿が。
どうにかこうにか挨拶を済ませて、ウロウロしている私に先輩方は優しく接してくれました。
イベントは大変楽しく、これがアイドルか!これがアイドルオタクか!と感動しきりでありました。
大満足で帰宅した私は、自分もちゃんとしたジェムファンになろうと誓ったのでありました。
少し後に、箱推しという言葉と意味を知り、自分も箱推しなんだなと思い、そう名乗る事にしました。
特に誰かを!という考えにならなかったのは、なんとなくとしか言いようがなかったと思います。


 その後やってきたニコニコ超会議。
めざし軍団の中に私もいました。徒党を組んで行動するというのはとても心強いものです。
神田ではまだ外にいた私が、今では中にいる。一員にいるという嬉しさを噛みしめて入場待ちをしていました。
誰とお話をしてていいのやらと戸惑う場面は多々ありましたが…。今でもありますが…。

 ニコニコ超会議内Vtuberブースで始まったVTuber Special Stage。
1日目前半ラストを飾ったのがGEMS COMPANY JGJ!!!SPステージでした。

 初めての経験で緊張しているであろうに、気丈に振る舞うメンバーは皆とても輝いて見えました。
まずは先制パンチだと言わんばかりの形而境界のモノローグMV。
そしてここで初お披露目となったJGJのフル!我々の興奮は最高潮でありました。
出番を終えて、帰っていくメンバーを見送り、我々も退席。
皆思い思いの感想を言い合い、涙するファンの方も多数。そして途中退席者の多さに歯噛みした話も。
意図的に見ないようにしていた私も、人の動く音でかなりの人数が移動していったのがわかっていました。所詮そんなもんだよな。

最近ではこういった途中退席を当たり前に行う人が増えているのは知っていましたから、特に期待していたわけではなかったのですが、それでもやはり残念でした。ズキズキと心が痛みました。
正直に言えば、今でも思い出すと悔し涙がでます。当時会場では我慢していましたが。
帰りの電車で一人涙ぐんでいたのは、今ではいい思い出です。2度と経験したくはありませんが。

そしてじぇむかんTV#7でよーすぴからライブの予告。随分と興奮したのを覚えています。
そこからの日々は駆け抜けるようでした。装備を整え、休みの申請をし、適度な運動やサプリで体調を整え、いざ「MagicBox」!!

 会場であるDMM VR THEATER YOKOHAMAは、自宅から30分もあればいける場所。
初日の開場は13時からなので、ゆっくり昼食でもとってから家をでても十分間に合います。
しかし、気が付けば午前中に横浜駅周辺をウロつくおじさんの姿が。Twitterのタイムラインに上がる
到着報告や下見報告にすっかりのぼせあがり、我慢できずに車を走らせていました。
物販に並んでいる最中に周囲の方と少しお話させて頂いたり、よーすぴからサインをもらったり、
見知った顔を探したり見かけているうちに入場。
私はガチガチに緊張しておりました。ちゃんと盛り上がる事ができるだろう?彼女達に思いを届ける事はできるだろう?
グルグルと頭を巡る不安を紛らわせるために何の気なしツイートした自分の席番。反応してくれた人がいました。しかも隣に。相互フォロワーの方でした。とても心強かったです。ここでも厚く御礼申し上げます。

そして、いよいよ開演。
「みつけてくれてありがとう」「目を離さないでいてくれてありがとう」
「あなたたちと一緒に過ごす」「今日も大事な1ページ」
今までの事が走馬灯の如く頭に浮かびました。よく声を上げて泣かなかったものだと思います。
そしてメンバー全員のシルエットが映ったあの瞬間は、一生忘れる事がないと思います。

初のワンマンライブ。その初日を包む尋常ならざる緊張感の中、彼女達は精いっぱい輝いてくれました。
頑張れ、頑張れと祈りながら一生懸命声を出していたらいつの間にやら初回公演が終了してました。
楽しかったとかしか言えませんでした。私の人生ではあの感動をどう表現したらいいのかわからないのです。

2回3回と公演を重ねていくと、彼女達の輝きは原石からとても素敵な宝石に変わっていました。
MCパートでは大いに笑い、カバー曲では驚き、ユニット曲全体曲では心から楽しむことができ、夢のような時間でした。周囲の方々にも大いに助けられました。重ねて御礼申し上げます。


 そして千穐楽。全てを出し切ったメンバー達を見送った後、私は自分の頭に渦巻く感情を整理できず動けませんでした。
GEMSCOMPANYが歩み始めて10か月。立派なアイドルへと成長した彼女達に、よく頑張ってこんなにも美しく輝いてくれたと、
よーすぴや公式さん。Yumiko先生や瀬尾さんを始めとしたジェムカンを支えてくれている人達にありがとうと。
涙と嗚咽をなんとか抑え、よーすぴや公式さんに握手していただき、特典を受け取り(重要)会場を出ました。
めざし撮影会等を終え、一人車に戻った私は、自分がジェムカンを応援し続けてきて本当に良かったと思い出に浸っておりました。

そしてようやく、自分が箱推しのままでいる理由を自覚する事ができました。
私の推す箱は、ジェムカンやそれを支えるスタッフの皆さんだけではなく、共にジェムカンを応援する仲間達が入っているんだと。だからこんなにも愛おしい気持ちなのだと。
見ず知らずのおっさんにいきなり愛おしがられても気持ちが悪いとは思いますが、長らく孤独に生きてきた人間が重度の箱推しを患うとこんなもんだと思いますので、諦めて愛されてください。
実際に会うとそんな風に見えないかもしれませんが、愛してますので諦めて愛されてください。

こーんな取り柄のないおっさんでもジェムカンを全力推せてるんですから、
躊躇なんてせずに、ちょっとジェムカン推してみませんか?
まずは箱推しから始めてみて、誰か最推しがみつかるかもしれませんし、
私のように全てをひっくるめた箱推しになるかもしれません。
そうなったら一緒にジェムカントークでもしましょうね。

以上、ウン十年孤独なオタクを続けた果てにジェムカン箱推しおじさんとなったぬぽきちでした。
お読みいただきありがとうございました。また、非常に読みづらい文章で申し訳ありませんでした。

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