見出し画像

よくわからない24分とかがあるの話

まずはこちらの譜面をご覧ください

リフレクビートのVOLZZA 2の平出曲として現れた、ORIENTAL MESIAの青譜面ことSP譜面です。リフレシアでは白譜面にそのまま互換されているので、筐体さえあれば今でもそのまま遊ぶことができます。
楽曲中程で、なんかやたら特徴的な往復階段が存在!当時、出た途端もそこそこ話題になりました。なぜなら見た目が面白いので。
自分の界隈では飯屋砲とか呼んでいました そもそも飯屋呼び何?という話もありますが、今回の本題とあんまり関係がないので、しません

見た目はこんな感じですが、こういう譜面は大体見た目のfunnyさに対して、想像通り、もしくは想像に反して普通に難しいのが相場です。
しかもこの譜面の何がいいかというと、この譜面の中で一番難しいのは飯屋砲ではなく、その後の動きだったりする所です。
「24分(6連符)の滝」で体を慣らしてから「24分みっつ(6連符の半分)がフレーズに実際に絡む」動きを要求しているみたいですね。動線ですね。段差がでかすぎて 名所

ここから胡乱の話をします 胡乱の話の前提の話をします 話半分に聞いていってね

飯屋が平出として実装されたVOLZZA 2というバージョンはVOLZZAのマイナーチェンジだったわけですが、VOLZZAでのオリジナル曲の一部には"他機種"の回顧的な要素が盛られていたと思います。
はっきりわかる感じなのは「雪月夜」「Journey」「FIRE 2」「斬刀鬼」あたり。もっと居た気もしてくる。

また、より飯屋とは無関係ですが、リフレクはBEMANI MUSIC FOCUSというイベントもやっていました。groovin'!! Upperで行われた、リフレクの輸入系移植イベントです。
各アーティストにリフレクへ入れる楽曲を選んでもらい、人の人生で楽曲移植をするぞ的なイベントだったような気がします。

これの元ネタ、流れとしては、BEMANI生放送(仮)で各機種告知の合間合間にもっさりと進行していた、アーティストからのラジオ的楽曲リクエストのよもやまが発展したものの最終系だよね、と思われています。

ゲーム的な最終系はBEMANI MUSIC FOCUSかもなあという感じでしたが、BE生内での番組的な発展の仕方をして、よりラジオ番組に寄せた企画はBEMANI生放送(仮)特別版「MUSIC WEEK」として行われました。
BEMANI MUSIC FOCUSは、これのさらに発展形という事になります。

BEMANI 生放送(仮) (573.jp)

これらが発端なのか、それともリフレクが途中から会得した特性だったのかはよくわかりませんが、リフレクはこういう動きが割と得意だったと記憶しています。ああ寺とポップンのあいのこフェイスが誰よりも得意だった機種よ。

で、ここからが胡乱本題なのですが、私がリフレクに対してそんな認知をしている前提もあって、薄っすらと勘違いしつづけていることがあって……
ORIENTAL MESIAが、ビジュアル的な面をABSOLUTEと近づけて販売されているように見える気がするのは、どれぐらいの意図具合の配合なんだろうな、ということ……

ABSOLUTE。フレーズ中の24分の譜面が特徴的な、IIDXは4th styleの楽曲。BEMANI MUSIC FOCUSに選出された、実質的な1曲目でもあります。
私はABSOLUTEについて詳しくはなくて、知っていることはRemyWikiに載っている範囲内と、件のMUSIC WEEKで盛り上がる、当時を知るリアタイ系アーティストがおさわぎタイムをする様子ぐらいです。

ABSOLUTEが14年前て言ってる大体9年前の動画 ワオ(タイムスタンプ付)

ABSOLUTE自体がどうこう、という難しい話はできないし、知っている情報がこのように傾いているので、全体的に、急に言われても、何が~?という胡乱なんだ よく書こうと思ったな これは明るい仙人が表れて、何が?と言ってほしいですという方向性の書き散らしでもあります。

胡乱にしても胡乱なので、経緯めいた話の続きをするね。
まず曲そのもの、楽曲自体同士に関して、特に言えることはないです。
というのも、公式から正式に言葉で出されている情報は少なく、アルバムのブックレットから曲コメが消えはじめた時期の楽曲ということもあり、解釈は基本ユーザーの耳とかに託されているためにあります。私の耳に専門性は無く……
個人的な事言うと、要素を近づけたいみたいな線は薄いんじゃあないかな~と思っています 個人的には

譜面の話になってくると、楽曲自体の話からは少しだけ種類を離れることになり、見た目と数字で話ができるようになります。
件の24分の配置が明確にABSOLUTEと関係があるかは置いておくにしても、ORIENTAL MESIAには24分が配置されているぜ(おさらい)。
また、どのような意図なのかに関わらず、音ゲー楽曲を作る作曲者は、その後にプレイヤーが実際に触れることになる譜面の事を考えながら楽曲を作ることができる、というのは因果関係だったり、時系列についての前提です。

見た目、パッケージ、ジャケットの話。ここに関しても楽曲解釈と同様にちゃんとした専門性は無い話になってきますが、ORIENTAL MESIAのジャケットに使用されているフォントは、IIDXで楽曲を選曲時に示される英字表題に広く使用されるフォントの超近縁の親戚に見えます。いわゆるCommador。わざとかなあ……

また、ABSOLUTEはムービー、ジャケット、バナーを従来より多数持っていましたが、上記MUSIC FOCUSでリフレクへ移植された際には、IIDXで使用されているムービーの一部をピックアップした、新ジャケットで登場しました。
そんな新ジャケットとORIENTAL MESIAのジャケットを並べてみると、描かれた女性の概念が、ぱっと見では近かったり、遠かったりします。わ、わざと……なのかなあ……

胡乱についての経緯は以上です。どこからどう見てもどう流しても全部胡乱だよ。
でも見えないものがおぼろげに見えてきてしまったので、これ何?って言っておくのはある程度ならありだと思うんだ ほんまに?

楽曲自体に表現された意図があるのかないのか、譜面が持つ要素は何処から来て何処へ向かうのか、それを解釈した、もしくは発明した別のスタッフがいるのか、すべてがもやっ……としており、そんなものはなく普通に私の思い違いかもしれないね。そういう話でした。
ちなみに当時、リフレクのABSOLUTEが常駐曲まで降りてきたのは、VOLZZA 2が始まった時の事らしいです。みなさんも偏向報道に気を付けてください おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?