見出し画像

共感性が高くてデータを扱える人がマーケ界には必要だ(そうじゃない人は長期的に淘汰されていく)と思う

※すみません、パンは関係ありません。

マーケティング活動の大部分が自動化されつつある。AIが人々の行動の微妙な特徴をとらえ、ほとんど自動的にターゲティングの精度を高める。まだ人間がやったほうが効果が高いように見えることの多くも、近い将来コンピューターが勝るようになる。

その他の多くの分野で人間の仕事を機械が肩代わりしたように、マーケティングでも同じことが起こる。

投資すべきは、適切にデータを取り、次のマーケティングの打ち手に活かせるかたちでデータを分析すること、現在と未来のターゲットをあぶり出しコストを最適配分すること。これらはほとんど機械の役割になっていく。

必要な人材は、コンピューターに適切なゴールを与えてやるひと、機械がミスをした時に指摘をしてやれるひと、データを読み解けるひと。また、ここらへんのトレンドを理解し、デジタル・マーケティング全体の戦略を描き、経営者に対して適切な投資判断を後押しできるひと。

また、クリエィティブの善し悪しの判断はやはり機械が行うが、人の心を動かすクリエィティブをつくることに関してはまだ人の力が必要な部分かもしれない。


オンライン広告はだいぶ自動化が進みつつあるし、マーケティングオートメーションの活用も部分的にではあるが広まりつつある。そしてビッグデータの活用がある。マーケティングオートメーションツールの流行はデジタルマーケティングへの理解を後押しし、まずは断片的な自動化・効率化が進むものと思われる。

その後は、テクノロジーの進化⇆人々の理解を行き来しながら、"ほぼ自動化"時代への道を進んでいくことになるだろう。


ということで、テクノロジーおよびデータに対する理解を持ちながら、マーケティングを理解しているひとが絶対的に必要で、不足しそう。

ハイブリッド的人材であるWebディレクターは興味次第ではそこに行きやすいかもしれない。統計系を学んできたひとは需要があるが、マーケティングへの理解を深める必要がある。マーケ出身のひとは、デジタルの知識を。クリエィティブ系の人もデジタルマーケティングの基本を理解しておくほうがよさそう。


かくいう私は広く浅くタイプで、マーケに対してもテクノロジーに対してもまだまだ理解を深めていく必要があるのです。

企業の効率化への飽くなき執着は止むことはなく、マーケターという職もそれに巻き込まれてゆく。そんな状況に皮肉も言いたくなるけど、ひとまず主観は置いておいて。

ほっほっほっほっ😛

関連記事
レコメンド時代のセレンディピティ枠

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?