気持ちだけじゃ足りない

テレビ番組において医療に関する不適切な情報が提供され, それに対して問題を指摘されている, ということが散見されます.

こういった問題に対して, 作り手の中には「いいものを作りたい」という熱意を持っている人もいる, といった意見もあります.
どのような方々が作っているかはわからないですが, ものすごい数の人を対象としたものを作るのですから, 情熱をもって取り組んでいる人がいるといえばたしかにそうなのでしょう.

ただ, 大事なのは, 結果として集団から出されるアウトプットだと思うのです.

医療に関する情報に関して, どんなにいいことをしようという熱意があったとしても結果として表に出てくるものが不適切なものであれば, 正直, ほとんど意味がないです. むしろ有害となりえることもあるでしょう.

健康に対して, いいことをしたい気持ちだけでは足りないです.
たとえば医師が全力を治したいという気持ちがあったとしても, 準備や努力もせずに結果を伴っていないければ, それは十分とは言えないです.

それと同じようなことだと思うわけです.

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