便所で煙草吸うな。喫煙所でうんこするぞ。

とあるDJさんが凍結された件についての所感です。

事の経緯

  1. ロビーのステージ以外で音楽を大音量で鳴らしていた

  2. 公式スタッフさんが音量について注意をした

  3. タイミング悪く席を外していて無視する形になってしまった

  4. 席に戻ったら凍結処置を受けていた

問題行動について

まず何が問題行動だったのかといえば「音量が大きすぎたこと」のようです。そしてそれをスタッフさんが注意したときに是正しなかったので規約違反となり凍結された、ということですね。
しかしそれだけでなく、ぼくは「ステージ以外で音楽を鳴らしていたこと」が見過ごせない問題であると考えています。
なぜなら、初心者さんがまず来る場所がロビーであり、そこでユーザー同士の交流が生まれるわけですが、そのときのお声掛けや会話をするときに声が聞き取りづらい場合、まず音量バランスの調整をしていただくことがあります。
というのも正直デフォルトの音量設定のバランスが悪く、ロビーのワールドBGMと声が混ざって会話がしづらいです。
そこでまず声で設定を変えていただくよう案内をするわけですが、そのときワールドBGMに加えて音楽まで鳴っていると、こちらの声が初心者さんに届きづらくなってしまいます
ロビーのステージは奥まった場所にあるのでステージで演奏する分にはこういった問題は起こりませんが、例えば最初の階段を降りたあたりで音楽を鳴らされると初心者さんがclusterを楽しむ邪魔になってしまうリスクがあるので迷惑行為になり得てしまう、ということです。

Q.音源から離れればいいのでは?

初心者さんは移動や視点操作すらままならないことが多いです。
「こっちに来てください」と移動を促したとしても、誰が喋っているのかさえ分からず混乱状態になってしまう方もいます。
当然、ミュートやブロックなども知りませんし、操作もできません。
音源に消えていただくしかないので通報する場合があります。

フレンドという概念の捉え方

人間には大きく分けて2種類います。
・仲良くなりたいからフレンドになる派
・仲良くなったからフレンドになる派
ぼくは後者です。
なぜなら、よく知らない人とフレンドになることのリスクが高いからです。
具体的には、会話を壊されたりVR睡眠を阻害されたりといったことが予想されます。
例えばもしパーティサーバーで友達と遊んでいるときに変な人が入ってきたら「あれ誰のフレンド?」「ごめん俺のだわ…」となるリスクがあります。

ロビーでのフレンド申請は友達を作るのに必要であるか?

有効な手段だと思います。ただ、先述のように慎重に考えている人も多くいます。特にVRの人は体験が現実と同じなので、慎重にならざるを得ません。
よく知らない人間に家の合鍵を渡しますか? 渡さないでしょう。

宣伝のダイレクトメッセージ

おすすめしません。よほど仲が良くない限り宣伝は歓迎されません。

ゲームなのかSNSなのか?

ぼくもVRSNSのことをゲームだと表現をすることはありますが根本的にSNS、ひいては仮想現実です。
現実世界で
・公園の入口で音楽を大音量で鳴らしている人がいたらどう思いますか?
・警備員から声をかけられたのに無視したら?
・仲良くなったと思った途端、大量発信の宣伝が飛んできたら?
おそらく、PCスマホ民とVR民の間には大きな感覚の差があるかと思います。PCスマホから見れば昔からあったようなゲームのように映るかもしれませんが、VRから見れば現実と変わりません。
VRをまだ体験してない人に完璧に振る舞えとは言いませんが、現実と同じなんだと心の隅に覚えておいていただけますと幸いです。
(なでなでされて嬉しいのはわかるけどジャンプで喜びを表現しないでもらえると嬉しいな。それは頭突きです)

著作権について

今回の件には関係なかったようなので特筆することはありません。

規約を全文読んでいるか?

世にある大抵の規約にはこう書いてあると思います。
・運営の意向にそぐわないことをしたら違反
今回の場合はロビースタッフさんが運営そのものなので、それを無視したら違反になって当然です。それで充分です。

結論

公園はみんなの場所です。
演奏する人、運動する人、談笑する人、昼寝する人 etc
それぞれに適した場所で過ごしましょう。

以上。おつかれさまでした。
お目通し感謝します。


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