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私が褒めて欲しかったのは・・・



私は、“ 強い女性 ”という
印象を持たれることが多い。


「ぬんさんは軸があってかっこいいです!」
「強く生きている女性って感じで素敵です!」


って、よく言われるんだ。


実際に3年間、私は
そう“褒められ”続けてきた。


その度に


「ありがとう〜〜!」


って返信をしてきたけど、


でも、

心の中ではこう思っていたんだよね

「それ言われても1mmも嬉しくないんだよ」

「私は全然、強くないんだよ、
あなたに一体私の何が分かるの?」

と・・・。


ひねくれてますよね。
私もそう思います。



こんにちは。ぬんです。


最近、ありがたいことにコンサルの
ご紹介をいただく機会が多くなり

色々な境遇の方のコンサルを
させていただいています。

本当に恵まれているなと
つくづく感じています。
ありがとうございます( ;  ; )



コンサル生と毎日お話をしている中で、
私が日々考えていることがあります。


それは、


人は一体何を、
“認め・受け入れて欲しい”
と思っているのか?


ということです





要は、


人は、なにを褒めてもらったら
嬉しいのだろうか?

ということ。


きっとこの答えは、
どこにも“ない”のでしょう。


むしろ、答えを求めること自体が
間違っているのかもしれません。


“褒められる”ということへの違和感



“ 褒められる ”
“ 褒める ”


という行為に関して、
多くの人が抱く印象は

「嬉しいこと」
「喜ばしいこと」
「幸福を感じる」

などの“ポジティブ”な感情だろう。



ただ、私はひねくれていたので
そうじゃなかったんですよね。


褒め言葉を、まっすぐに
受け取ることが苦手でした


「フォロワー1万人もいるんですか!すごいですね!」


と言われても、心の中では

(…ありがたいけど、
ここに来るまで私に
どんな苦労があったのか、

私がこの“1万人”という数字に対して
どう感じているのか、あなたには
到底分からんでしょうね。

…でもまあ、)



「ありがとうございます〜!」


という具合です。


他にもたくさんあります


「手先が器用ですごいですね!」
「国立大学出身なんですね!すごい!」
「看護師さんって大変なのにすごいですね!」
「月収400万円ってすごいです!」
「フリーランスってすごいですね!」


そういった、“世間的にすごい”
という実績や数字をいくら褒められても、

私が価値を感じて欲しいのは
“そこじゃないんだよな”

という感覚になるのです。



私が認めて欲しいのは、


もっと、

もっと


泥臭くて、

綺麗じゃない部分なのになぁ。


自分というパーソナリティの外側に造られた、
綺麗な「殻」を褒めて欲しいんじゃなくて


その内側に眠っている


どろんこにまみれた“苦労”や、
そこまで乗り越えてきた“努力”、

“葛藤”、“挫折”、“熱意”


とか。


そういうところを、

見て欲しいなあ。。。。


ぬんさん、
今まですごく頑張ってきたんですね。
ぬんさんのそういう“生き方が”素敵です


そう言って欲しいのだ。


分かりやすく形になった
“結果”ではなくて、

私の“生きるプロセス”
価値を感じて欲しいのだ。


その方が、
“ああ、頑張ってきてよかったな”と思える。


そしてこれは、
私だけが感じている例外的な感情ではないと、
最近になってはっきりと分かった。


最高月収や資格、権威を
褒め称えらることは、
もちろん嬉しいことには違いない。


だけど、
その喜びは長続きしないのだ。


だって、

そんなの全部、
簡単に塗り替えられてしまうから。


最高月収なんて
上には上がいるし

100万円達成した瞬間に、
200万円に劣等感を感じるようになる。


資格は、言ってしまえば
“社会的証明のファストパス”でしかなく

裏を返したら「他にも変わりがいます」
という証拠に過ぎない。



これらを手に入れた後に来るのは、
いつだって“虚無”なのだ。


少なくとも「わたしはそう思う」という話だけどね。

この価値観を押し付ける気は全くない。


だから




あなたの“生き様”そのものを
褒め称える人生にしよう。



わたしは、そういった気持ちで
日々クライアントと接している。


自分が辿ってきた「人生」という道を、
誇りに思う人を増やしたい。


本気でそう思っている。



だから、


コンサル生とは
思わず泣いてしまうような話もするし、
悲しくて辛い過去も、思い出させることになる。


そう言った弱さを全部
知っているからこそ、

私は自信を持って


「あなたの人生は素晴らしい」


と言ってあげることができるのだ。



自分の人生を、
最強の武器にしてしまおうよ。


そしたら、心の底から
喜べる日が来るはずだ。


「そう言っていただけて、
本当に嬉しいです!!!」


と、心から思える日が来るはずだ。


そこには“ひねくれる”ことも
”強がること”も、何もない。


まっすぐに自分を褒めてあげられる。



私は、そういった姿勢をもって

これからも全身全霊で
クライアントに向き合っていきます。


この熱量を受け止めてくれるみんな、
いつも本当にありがとう。


それでは、今日はこの辺で。


ありがとうございました!

ぬん

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