BerlinでKita探し
私たちがKitaを見つけるまでの話。
3月に渡独してからずっと仮住まいだった私たちは、ちゃんとした家がどこに決まるかも分からなかったので、7月までKita(幼稚園・保育園)探しが出来ずにいました。という事で、毎日が日曜日の母子3人。
日本にいる時は私は仕事、子どもたちは保育園へ通っていました。保育園へ行くのが当たり前だった子どもたちに「なんで保育園行かないの?」「ママ、お仕事は?」と何度も聞かれる😅
公園へ行ったり買い物へ行ったり森へ行ったり。ほぼ何の予定もない日々。子どもたちとガッツリ一緒に過ごす時間。本当に大変だけど日本では出来なかった良い時間だなあと今は考えています。
Kita探しに向けて
今でこそそんな風に考えている私ですが、渡独して2週間ほども経つと、子どもたちと3人で過ごす時間にとてつもない不安と焦り(あとストレス笑)を覚え始めました。なにせ日本では保育園に行くことが当たり前だったので…ひとまずKitaを探すための準備を始めてみようと、Kita-Gutscheinの申請をすることにしました。Kita-Gutscheinは役所で発行される、子どもが幼稚園・保育園へ通うことのできる証明書?チケット?のようなものです。
Berlinの定める申請書と添付書類を役所へ提出し受け取るんですが…うちはとにかく時間がかかった!書類を提出してから6-8週間で来るという案内のところ、結局受け取ったのは約3ヶ月後。ちゃんと手続きが進んでるか不安で役所に直接出向くも、オフィスに誰もいない…というか閉まってる!これはコロナの影響もあるようです。たまたま近くにいた職員に質問しても「わからない、とにかく来るまで待って。」とのこと。ああ、これが噂に聞く海外あるあるかあ〜
結局もう諦めて待っていたら忘れた頃にちゃんと来ました笑(これも後々問題があることがわかって申請し直すことになるんですが泣 これはまた改めて。)戦争で移民が多い時期だったのでその影響もあるのかな。
とにかく何事も日本のようなスピーディーさ正確さを期待してはダメですね。
満を辞してKitaを探す!
家が決まったのは6月も終わる頃。家の契約書に無事サインを済ませたので、さてKitaを探そうか!とまず近隣の園に20件くらいメールをしてみるも返事が来たのは5件ほど。夏休みシーズンだから?通常でも大体こんなものなんでしょうか?
以下Kitaからのメール対応一覧。
「ごめんなさい。今は空きがないのでウェイティングリストに入れますね!」
→うーん残念!でも親切!ありがとう。
「残念ながら、空いてません。」
→ん?え?それだけかーい!さらにこちらから「ウェイティングリストに入れてもらえますか?」と食い下がったら見事に無視されました笑
返信なし
→返信がないというのは、もはや家探しの段階でだいぶ慣れました。
「見学にきませんか?」
→メールでは「空いてる」とハッキリ言ってはくれないけど見学にきていいよ、とは言ってくれた!これが3件ほど。
見学の連絡をくれた3件。空いてるかは不明だけどまずはありがたく伺おう、ということで…
いよいよKita見学
見学を許可してくれたKitaへいざ!
新居から自転車で約20分(遠い)。200人の大所帯!少し校舎が古いけどキッチンもあって園庭が広く、遊具が充実している。2つ席が空いてるからすぐ入れると言って貰えた!
新居から徒歩5分ほど。1番近いKitaではないだろうか。施設も新しく整然としていて好印象。園長先生もハキハキしていて頼りになりそう。2つ席が空いていると言うので契約書をすぐくれた。(Gutscheinのチェックもしてくれた。ここでGutscheinの不備が判明!)
新居から徒歩20分、電車で1駅30分ほど。60人ほどのKitaなのでドイツ語が喋れない子どもたちには良い環境かも!食事がケータリングというのが悩むところ。そしてここも2つ席が空いていた!
結局見学したKita全てに2人分の空きがありました。選択肢ができたことがとてもラッキー!そして考えた末、家から1番近い2のKitaに入園したい旨を連絡しました。しかし書類に不足があるので契約はまだ先となりそうです。園側は待ってくれると言ってくれましたが、Gutschein が3ヶ月かかった経緯を考えると書類が揃うのはいつになるやらと途方に暮れてしまいます。
ひとまず引越し前に子どもたちのKitaを確保することができて安堵しています。家探しは本当に大変だった一方で、Kitaはアッサリ見つけることができたと思います。子どもの年齢にもよるかもしれませんが、タイミング次第ですね。契約に向けた書類のために、引き続き役所との折衝を頑張りたいと思います…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?