見出し画像

ちびまる子ちゃんの作中のあれやこれ

ふとちびまる子ちゃんをアニメ、漫画をそれなりに見ているがそれについてあれやこれや。

・まる子のお小遣い
1日30円は当時としてはわりと多め、現在より貨幣価値が2倍から3倍のため、小学三年生で月3000円のお小遣い。たしかに高い。

・まる子のお年玉の用途
腹話術の人形(5000円)、伊達メガネ(3000円)、棒の先についたボール(2000円?)など無策にお年玉を使う割にまる子に裁量を持たせている。ちなみに腹話術の人形についてはその後のエピソードに何回か登場する。

・おじちゃんの行動全般
あの感じで労働者として年齢を全うして年金生活になっている。ほんとうにあの感じで労働ができたのだろうか。

・ひろしの稼ぎ
1日で3合の日本酒を飲み時々外で飲み釣りと野球を愛しながら家族6人と持ち家を一人の稼ぎで養う。当時の事情として専業主婦+夫の稼ぎのみでの生活だったことと、友蔵とこたけの二人年金が強いのかな。

・お母さんのドジっぷり
まる子とお姉ちゃんのゼッケンをつけ間違える、お姉ちゃんから貯金をお願いされた金を置き忘れて出てきても思い出せないなど作中でもだいぶドジをしていることがある。ちなみにひろしはバザーで自分の家庭で出したものを買ってくる、集金のお金として渡された金を飲食に使うなどだいぶドジ(+ひどい)なことをしている。

・藤木の卑怯っぷり
作中まる子の方が卑怯なことをしているがなぜか印象だけで藤木の方が卑怯とされている。ちなみにまる子の卑怯エピソードはおじいちゃんをだまして5000円を貰って家にある贈答用のお菓子を盗み食いしたものを買いに行くエピソード、夏休みの宿題が終わらずに8月31日に泣きながら終わらせる(毎年恒例)エピソード。

・永沢君の名前
原作には多分出ていないがスピンオフの方と小説では出ている、「君男」で「きみお」と読むらしい。永沢くんの父親が(メチャクチャな理由で)そう決めたらしい。弟の名前は「太郎」となぜかそっちは順当に。

・永沢君の両親
父親は永沢君が生まれたあたりで芸者に入れあげていた。母親は天狗メラニー(霊感商人)に皿を高額で購入、文通相手の外国人と密会などけっこうひどい両親。

・自宅再建後の永沢君生活
食事はかなり貧しく、オカズ1品という状態。全焼したとはいえいきなり新築で家を建てれば現代基準でも貧乏になると思う。いきなり新築を立てた両親の計画性がないだけでは?

・藤木君の両親の共働き
作中で唯一のかぎっ子になっているが、晩御飯は出前を食べているようだ。お母さんは時給仕事で働いていると思われるので、その出前の金額で1時間の時給分程度になってしまうので出前を取るより、冷蔵庫の中のもので済ませるなどすればいいのではないのか?作中のアニメエピソードではみんなで出前を取って食べようという集まりをしていて、6人ほど集まって一人一品の出前を取っていたがその金額だけで1日分の賃金になりそうな・・・

・長山君の妹
長期入院のため小学生で1年間の留年を行う珍しい人、今基準でも珍しいが当時としても(おそらく)珍しい。学校と家庭で相談した結果、どうするかを加味したうえで本人の意思を尊重するらしい。長山君の妹がみんなと一緒に2年生になりたいと泣いていたので(本来なら)進級できるはずだが。

・たまちゃんと通学
作品当初はたまちゃんと通学していたが話が進むにつれて朝ギリギリに登校するためいつのまにか一人通学に変更。原作準拠であれば毎朝まる子の家の前までたまちゃんが行き、お母さんが寝坊した旨を伝えていることになるのでたまちゃんが健気。

・山根君の胃腸具合
毎回定番的に胃腸の調子が悪くておなかをおさえてうずくまる。「夏は体を鍛えるため山のぼりをするんだ!キミこそその体をなんとかしたらどうだ!」と生意気言っていたが夏休みの途中登校日では夏バテにより頬がこけていた。さすがに本人もバツが悪いと思っているようだが翌週以降そんなことは忘れる。父親からはその件を何度も指摘されてだらしないと言われているが、それこそ遺伝要素なので半分は父親のせいだろう。

・まる子のモノに対してのあきらめ
お年玉で水晶玉を衝動買いして土手を歩きながら見ていたら山田にぶつかり川に落とす。「うそでしょ~!」といっていてオタオタしていたが、おそらく拾えずに放棄していたと思われる、高いものだと思うがそんなに簡単にあきらめるのかそれ?

・初期の山田と後期の山田
初期では黒板にかかれたものをノートに書き写しおわってないから泣きながら書いていたが、後期では開き直っていた。1話完結の同窓会の話では山田はそもそも登場すらしていなかったのでその後に特別学級の可能性すらある。

・まる子の生き物の倫理観
エッセイのほうにも数々の生き物を飼った経験が書かれているが、アニメでは大体ド畜生な話になる。ジュウシマツを二日で逃がす、グッピーの水槽にザリガニを入れて全滅させる、ヘチマに水をあげずに8/31日時点でやっと思い出す、軒下で放置していたカブトムシの幼虫を親戚の子供に金を払って確認と死んだのを処理してもらう、シーモンキーを孵化させて一切水を変えずに全滅させる、これだけやっていてもまだ生き物を飼いたいというこのそのあれ。

・NHK料金ごまかし(カラーをモノクロと言い張っていた)の件
あれの一見だけで家電量販店とのコラボは絶望的だが近年ではそれはなかったことにされているかのように「新製品が安い!」とCMで言っている。ちゃんと原作に書いてあるのだからそれこそ曲げちゃいけない内容だと思うけど。

・クーラーの購入
さくら家ではクーラーを買ったが使用電力の関係で家中の電気を消さないと使えない状態だった。消費電力の契約を変更すればいいはずだが、その後の行動はなんと「親戚にクーラーをあげる」というものだった。発言の感じから格安での譲渡か完全なる譲渡か不明だが、当時のクーラーは今よりも高いためそんなものを簡単に上げているから貧乏なのでは?

・好き嫌い
まる子の嫌いなもののひとつに納豆があるが、日常的にお母さんはスキキライするなと言っているがお母さんは「私も納豆苦手だから」とそこは逃げ回る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?