【連載企画】第2回(全4回) 日本サッカー協会公認C級ライセンス取得日誌 〜小林哲〜
(株)number39 所属スタッフによる、連載企画第一弾の連載第二回をお届けします
引き続き、スタッフによる、日常の指導の様子や、日々の気付きなどを発信していこうと思いますので、よろしくお願いします!
《読んで欲しい人》
これからC級ライセンスを取得しようか、と考えている方々
→講習会自体の実施要項等は、各協会HPをご覧ください。本記事内では、
実際に受講した際の、感想や、参加している人の状況などを記載していきます
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連載2回目の今回は、C級の内容やスケジュールについてご説明したいと思います。
《指導者ライセンス全体の枠組み》
まずC級の説明をする前に、JFAが作っている指導者ライセンスの枠組みを説明していきます!
・・・と思いましたが、JFAのHP(http://www.jfa.jp/coach/official/training.html)に非常にわかりやすい画像がありました。
C級の下にある、キッズリーダーは「10歳以下の選手・子どもたちに関わる指導者・保護者で体を動かすことの楽しさを伝える指導者の養成を目的」とするもの。
D級は「グラスルーツで活動する指導者の養成を目的」とするもので、どちらも一日の講義と実技で完了します。
→知識を得るための1Day講習会というイメージでしょうか。
C級からは下の2つと違って、ある程度の期間をかけて、サッカーコーチとして活動するための知識と指導力を得る講習会となり、ライセンスとしての効力も持ってきます。
また、
ゴールキーパーC級やフットサルC級を取得するためには、サッカーC級を取得していること
が条件になっているので、C級はコーチとしての第一歩という位置づけです。
《C級の枠組み》
それでは、C級の詳しい内容について説明していきます!
<概要>
サッカーの本質、プレーの原則、発育発達などU-12年代の指導にフォーカスしたカリキュラム構成になっている。開催形式は通学型、合宿型など共催となる都道府県サッカー協会などにより異なる
→C級はU12年代の指導のための講習
で、後の連載に詳しく書きますが、あらゆるセッションでU12を想定した内容が出てきます。
<主催・主管>
日本サッカー協会・日本スポーツ協会
<共催>
都道府県サッカー協会
→明記上、都道府県サッカー協会が共催となっていますが、開催・運営しているのは各都道府県協会です。私は神奈川県サッカー協会主催の講習会に参加しました。
(注:日本サッカー協会が主催で企画する講習会も存在します。Jリーガー向けの講習会であったり、地方協会主催の講習会とは別枠で存在しています。)
<受講資格>
・受講年度の4月1日において、満18歳以上であること・地域においてスポーツ活動を実施している指導者および、これから指導者になろうとする者
→18歳にならないと受講することができない
んですね・・・加えて、ここには書いてありませんが18歳でも高校生は受講できません。
巷でもよく言われていますが、年齢制限を設けることに何の意味があるんですかね・・・
私が受講した講習会にも、まだ指導チームはないけど参加している人もいました!
<人数>
定員40名
→私のコースは25名で定員割れでした。
《参加者の構成》
下は19歳から上は確か49歳までいて、主に4種のチームのいわゆるお父さんコーチと呼ばれる方々が一番多かったです。
その他には、私と同じ大学生や中学校の部活のコーチ、理学療法士の方もいました。
<受講料> 教材費等諸々で46,942円
(注:都道府県や受講するコースの形式によって変わると思います)
→なかなかなお値段ですよね…学生の私には痛烈な出費でした。。。
<講義カリキュラム>
【講義】発育発達、技術・戦術理論、コーチング法、プランニングなど13時間【実技】ボールフィーリング、ゴールを奪う、シュートなど22時間(指導実践あり)
《講義カリキュラムについて》
は、次回たっぷり書きたいと思います!
《受講形式・スケジュール》
C級には以下のコースの形式があります。
・土日通い型
土日祝日に講習が開催されるコースで、2ヶ月程度かかります。
→この形式が一番多い形です。私もこの形式のコースでした。
・平日通い型
主に平日の午前中に通う形式です。
→土日は自チームの活動があるクラブチームのコーチの参加が多いみたいです。
・短期通い型
土日、平日関係なく短期で通うコースです。
・合宿型
合宿で取得するので、一番短期で取得できるコースです。
神奈川県では、毎年約7個コース開催されていますが、ほとんどが土日通い型です。
そして、私の受講したコースも土日通い型です。
《実際受講した取得講習会のスケジュール》
(神奈川県サッカー協会HPより)
(http://www.kanagawa-fa.gr.jp/)
→私は指導しているチームでアシスタントコーチの立場だったので、チームの活動とうまく調整してもらいながら参加することができました。
《指導実践について》
基本的には午後〜夜の講習で、受講中の土日は体力的にもかなりハードでしたね。翌日は朝起きるのが苦痛でした。
今回はこれで以上です。
今回までは説明ばかりでしたが、次回はいよいよC級の講習の詳しい内容について自分が実際に受けて感じたことなども踏まえながら、書いていきます!
今回も最後までありがとうございました!
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