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KYOMACHIYA-SUITE RIKYU ができたわけ

どうもオーナーの西澤です。
KYOMACHIYA-SUITE RIKYU という宿泊施設の誕生秘話をお伝えしていこうと思います

あわせて、ぜひこちらのページもぜひご覧ください!

「宿泊で人々の思い出に残る時間をつくりだし、お客様を笑顔にすることが私の夢」その夢をかなえるための第一歩としてはじめたのが、

京町家の1棟貸し宿 KYOMACHIYA-SUITE RIKYUです


京町家の1棟貸し宿についてはこちらにまとめております

私がJTBを退職した2015年、この時は現在ほど宿泊施設の数は多くなく、1棟貸し宿は不動産屋さんを中心に少しずつ広まりを見せ始めていた頃でした。実はJTBを退職した時点では、京町家の1棟貸し宿をやろうと考えていたわけではなく、多くのゲストと交流できるゲストハウスをやろうと思っていて、京都でやるなら京町家でやりたいな…という考えでした。そして退職後、京都に戻りゲストハウス用の物件を探し不動産屋さんを頼るも…

「みんな狙っているんで、全然良い物件ないですよ」

と不動産屋さん。マ、マ、マジっすかー!紹介された物件は、どれも場所がイマイチだったり価格が高すぎたり…や、や、やばい!すでにもう会社辞めちゃってるしどうしよー!

どうしよーと悩んでいた時に、ゲストハウス経営者さんや1棟貸し経営者さんに会いに行っていろいろお話を聞かせていただきました。その時に「いま住んでいる家を1棟貸しにしたらいいやん!場所良いんやし」と言われたんです。その時住んでいた家は、もともと祖母が住んでいた家で、祖母が亡くなってから数年空き家になっていたので、ニートになった私が住んでおりました。

場所も祇園にあり抜群に良かったのですが、小さいお家だったので、多くのゲストと交流するゲストハウスにするにはキャパが足りません。1棟貸しならバッチリのサイズだったのですが、人々との交流を生み出す場所をつくりたいと思っていたので、ゲスト同士や地域住民との交流が生まれない1棟貸しには当初否定的だったんです。

また、当時の1棟貸し施設は我々ホスト側がゲストとの交流を重視していないために、カギの暗証番号をメールで伝えて1度も面会せずに済ませる施設さえありました。そのため、大の接客好きでお客様の笑顔が見たい願望の強い私にとって、ゲストと接点が少ない1棟貸しに魅力はありませんでした。

ただ、祖母の家は古くなっていたので、いずれはリフォームする必要がありました。数年空き家になっていたこの家をキレイに改装したら、天国のおばあちゃんも喜んでくれるかな?この家をお客様が幸せの時間を過ごす空間にできれば、おばあちゃんも嬉しいかな?なんて考えてもいました。

改装前

ゲストハウスをしたいが物件がない…1棟貸しには魅力を感じていない…うーんと悩んでたある日、

ポンッとひらめいたのです。

そうや!自分のやりたいように、京町家の1棟貸しをやればいいんや!

私自身がいいなと思う1棟貸し宿が当時なかったので、1棟貸し宿に魅力を感じていなかっただけで「ないなら自分がつくればいいんや!」と気づいたのはこの時でした。これまでの1棟貸し宿とは違う、自分が思う理想の1棟貸し宿をつくろう!と思ったんです。

当時の京町家1棟貸しは

☆古い昔ながらの伝統を感じれますよ
☆大人数、みんなで泊まれますよ
☆キッチンあるんで料理できますよ
☆誰にも会わずにチェックインできますよ
☆日本らしい置物や食器も用意してますよ

みたいなところがほとんどでした。あまり魅力を感じませんよね。私には、このタイプの京町家1棟貸し宿は、京都の価値も京町家の価値も下げてるだけやん!って思ったんです。私は思い出に残るような宿泊施設をやりたいんですよ!自分のやりたいのはこれじゃない!というわけで、

KYOMACHIYA-SUITE RIKYUは

★現代の京町家!モダンなデザインで明るくカッコいい!
★カップルで記念日にお泊りください!
★近くには美味しいお店がたくさんあります、私がご提案致します!
★専属のコンシェルジュとして、チェックインの際は対面で接客します!
★メイドイン京都の逸品を揃え、それを使う楽しみも味わってください!

こんな感じで、それまでの京町家1棟貸し施設とは全く違うところを目指すことにしました!

『憧れの京町家』にしようじゃないかと!

外観

KYOMACHIYA-SUITE RIKYUに泊まるん?
「マジで?うらやましい!めっちゃ最高やん!!!」
って言われるような宿を目指しました。


1棟貸しではありますがこれまでの1棟貸しとは一味も二味も違う施設をつくるぞ!とこのような決意でスタートしたのです。

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