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KYOMACHIYA-SUITE RIKYU に込めた想い と こだわり

KYOMACHIYA-SUITE RIKYU を拠点に
日本の良さ、京都の良さ
を知ってもらいたい、感じてもらいたい。

そして、
KYOMACHIYA-SUITE RIKYUでの滞在を
最高の思い出にしてもらいたい。

という想いでやっています!

これまで、こうしたらお客様は喜んでくれるかもを繰り返して、
KYOMACHIYA-SUITE RIKYU をつくりあげてきました。

おかげ様でオープン時より少しずつですが進化できたと思います。
お客様対応もお客様のおかげで成長できました。

なんとかできないかと走り回ったことも何度もあります。
お客様の笑顔のためなら、なんでもできました。

すべては
お客様の 人生で最高の思い出 をつくるためでした。

私が KYOMACHIYA-SUITE RIKYU に込めた 想いこだわり をお話していきたいと思います。

ちなみにこだわりについては、師匠がおりまして…
こだわりマーケッター 賀長哲也先生です!
師匠にこだわりを注入してもらったおかげでとことんまでこだわることができました。アントニオ猪木の闘魂注入ではないですが、こだわりを注入してもらいたい方はぜひ先生にビンタ…ではなく指導をお願いしてみてください。

KYOMACHIYA-SUITE RIKYU はもともと私のおばあちゃんの家で、数年空き家のまま放置されていた家でした。近年、京都でも全国でも空き家が増えているというのが問題視されています。空き家が増えると、それが倒壊すると危険だったり、害虫の住処になったりとあまりいいことではないんです。また、京都では京町家と呼ばれる古くからある伝統的な住居が年々失わていくという悲しい状況が続いておりました。

おばあちゃんの家を1棟貸し宿にしようと決意したのも、
京町家を残せるやん!
空き家対策として宿泊施設にするというモデルになれるかもしれん!
京都らしいと思える外観にしたら景観に貢献できるやん!

と思ったからです。

天国にいるおばあちゃんも喜んでくれるかなと思って。あと、自分が老後に住むために改装しておこうという思いもありました(笑)

このような理由はありましたが、宿泊施設にするからには、お客様に喜んでいただける施設でなければいけません。どんな京町家の1棟貸し宿にすればお客様に喜んでいただけるかをとことんこだわって考えました。

現代の京町家

京町家は古い木造の住宅です。ですが、古いままの京町家ではなく今の時代に合わせた現代の京町家というのがあってもいいと私は思ったんです!京町家は古臭いもんやと思われたくなかったんです。特に若い世代に、京町家ってカッコイイもんやで!と伝えたかった。というわけで、京町家の概念を覆すような、モダンなデザインの明るい京町家の宿泊施設が出来あがりました。設備は最新で、快適に過ごせるようになっており、もともとの京町家の魅力に現代の快適性を加えたハイブリッドな施設の誕生です。最新設備とも相性抜群のモダンなデザインの京町家が、お客様に「これは良い!」と感じていただける施設じゃないのかなというのが私の答えでした。嬉しいことに多くのお客様にオシャレ!キレイ!カッコイイ!Amazing!Beautiful!Cool!と言っていただいております。ありがとう!幸せ!気持ちいい!って感じで、めちゃくちゃ嬉しいですし、KYOMACHIYA-SUITE RIKYUが京町家のイメージアップに一役買えているのならこんなに嬉しことはありません。

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施設名は、現代の京町家というコンセプトを反映したもので、古臭くなくカッコイイ名前にしたいなと思って英語表記にしました。少し長ったらしいですが、ホテルでも旅館でもないので、それを表す言葉として、京町家のスイートルームという意味でKYOMACHIYA-SUITE を入れています。ただの京町家じゃないですぞと、まるでホテルのスイートルームですよ!というのをうたっています。また、一生の思い出をつくってもらうという宿として、一期一会のおもてなしを心掛けたいという想いから、一期一会の生みの親、千利休からRIKYUと名付けました。そして、ロゴマークには家を表す三角形とその中に利休の文字が入っています。

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ホテルでも旅館でもないこの施設で、高級ホテルや高級旅館と同等以上のクオリティを出すことにもこだわりました。1棟貸し宿だからといって、質が低いとだけは思われたくなかったんです!むしろ、ここまでやるか!と思わせたかった。そのために、タオルやパジャマには刺繍でロゴを入れ、KYOMACHIYA-SUITE RIKYUの名前が入ったボールペンやメモ帳をつくりました。たった1軒だけの施設ですが、高級ホテルや高級旅館に負けないブランドづくりを徹底しています!

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されどおしぼり

KYOMACHIYA-SUITE RIKYUでは、対面による現地チェックインを行います。その際、ご到着されたお客様にまずおしぼりをお出しします。寒い季節にあたたかいおしぼりを、暑い季節に冷たいおしぼりを使うと本当に気持ちいいですよね!私個人的にめちゃくちゃおしぼりが好きで(笑)…お店によっては使い捨ての紙おしぼりでも、わざわざ冷たくして出してくれるところありますよね。ちょっとしたことなんですけど、人の優しさ、温かさを感じませんか?出しているのは冷たいおしぼりでも気持ちは温かい…なんかややこしいですけど(笑)ちなみにおしぼりは、チェックイン時だけではありません。KYOMACHIYA-SUITE RIKYUにはタオルウォーマーがあり、お客様は滞在中おしぼりを好きなときに好きなだけ使うことができます。夏には、冷たいおしぼりが冷蔵庫に入れてあります。おしぼりが部屋に置いてある1棟貸しの宿泊施設は日本中でKYOMACHIYA-SUITE RIKYUだけじゃないですかね。

観光目的のお客様に最適なご案内を

KYOMACHIYA-SUITE RIKYU にいらっしゃるお客様のほぼ100%が観光目的でのご滞在で、ビジネスでのご利用はほとんどいらっしゃいません。そのため、耳寄りな観光情報を提供できればお客様に喜んでいただけることが多いです。私がいつも大切にしていることは、お客様ごとにそのシーズンに合わせたご紹介をすることです。桜の名所と紅葉の名所は全く一緒ではありませんし、日によって見頃のスポットも変わります。期間限定の特別拝観もあれば、美術館の展示内容も期間によって異なります。お祭りや行事もその時にしか楽しめない特別なイベントです。天気や気温は毎日変化しますので、全く同じ旅行はありません。京都への訪問回数や同行者によっても目的は変わってくるでしょう。このような変化に合わせて対応できるだけのスキルが宿泊施設のスタッフには求められています。KYOMACHIYA-SUITE RIKYUは、私と妻の2人がコンシェルジュとして対応しており、元旅行会社出身だけに観光知識だけは豊富です。ここだけは自信あります(笑)そのときの旅行を最大限に楽しんでもらうために、お客様の名前入りのオリジナル行程表特製ガイドブック各種パンフレットをご用意しており、行程表には近隣のおすすめ情報やその日のおすすめスポットなどを記載しています。その方にとってその期間で1番楽しい観光を提案すること、それが私たちの使命です。

巽橋

最高の眠りを提供する

ベッドなどの寝具には、創業1830年、京都の老舗高級寝具店IWATAさんの寝具を使用しております。寝心地がとてもいいとお客様から大好評で、職人さんによってひとつひとつ丹精込めてつくられた高級品ですよとご説明すると皆さん納得されますね。寝心地が良すぎてついつい寝過ごしてしまった!なんていうお客様もちらほらいらっしゃいます(笑)
パジャマには、大東寝具工業さんの京和晒綿紗のガーゼパジャマをご用意。手間暇かけてつくられた特別なガーゼパジャマは格別の肌触りと快適性です。このように、KYOMACHIYA-SUITE RIKYUはお客様の寝る時間をとても大切にしています。部屋のデザインやその写真映えだけを重視している宿泊施設も多い中、私共はお客様の睡眠の時間にこそ1番こだわっています。理由は簡単です、なぜならお客様がお宿で過ごす時間のほとんどは睡眠の時間だからです。そう考えると、滞在時間のほとんである睡眠にこだわるのは当たり前ですよね。

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メイドイン京都の逸品を使ってもらう

とことんまで京都を味わってもらおうと、宿内のアメニティや備品にはメイドイン京都の逸品たちをひとつひとつ吟味してセレクトしております。さすがにこれは無いかな~と思った商品もあきらめずに探せば出てくるもので、消臭スプレーやアロマディフューザーも京都の会社さんのものを使っています。私がメイドイン京都の逸品にこだわるのは、こんなものがあるんや!とお客様に知っていただいて、気に入ってくださったお客様にはそれを旅行中に買いに行っていただくという楽しみを提案するためです。旅行の楽しみや観光のすばらしさというのは、こうゆうところにもあると思うんですよね。旅先で出会ったものに感動して思わず買っちゃったみたいな。

こうして、京都のお店に少しでも貢献できればいいなという想いでいます。宿で使うことで私も商品を購入することになりますし、お客様に購入していただくことになれば、なお良いですよね。

また、シンプルに品質が高いというのもお客様にとって良いことかと思います。メイドイン京都だけど品質が低いと意味ありませんもんね(笑)どちらかというと、品質が良いので気になってこれドコの商品やと調べたら、実は京都でした!というイメージです。ただ、うちでもタオルはメイドイン京都ではなくメイドイン今治のIKEUCHI ORGANICさんです。やっぱり今治タオルには勝てませんよ~(笑)IKEUCHI ORGANICさんは京都に店舗があり、こだわりも半端ないので有難く当宿でも使用させていただいております!

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地域住民の方々に安心していただける施設

1棟貸し宿泊施設は家主不在型のため、しっかりとした管理体制をとらなければ、近隣住民の方々に不安を与えることになります。住民の日常生活の場に宿泊施設があるわけですから、見慣れない人がいるとそれを不安に思う方もいらっしゃるでしょう。住民の方に理解していただくための案内とコミュニケーションを施設側は取らなければいけません。KYOMACHIYA-SUITE RIKYUは、私のおばあちゃんが住んでいた家ですから、おばあちゃんと仲良しだった近所の人がいっぱいいるわけです。おばあちゃんがお世話になった人達ですから、迷惑だけは絶対にかけられません。高齢者の方が多い地域ですので、自分のように若い人間が協力できることをして町内の人たちと交流し、家主不在型の宿泊施設でも安心してもらえるよう取り組むなければいけないと思っています。

目指すべきところ

1棟貸し宿はまだまだ日本では馴染みのうす~い宿泊形態です。日本の宿泊文化の多様化と進化のためには、ひとりでも多くの方に1棟貸し宿を知っていただき、利用していただかなければいけません。ただ、初めて利用していただいたときに、イマイチだったな~と思われるともうこの業界に未来はなくなります。「京都で泊まるなら京町家でしょ!」って言われるように、KYOMACHIYA-SUITE RIKYU がこの業界を引っ張っていきますよ!

当宿を気になった方はぜひホームページもご覧ください!そして、実際に泊まりに来ていただいてこの文章をお読みいただいたあなた様にお会いできる日を心よりお待ち致しております。

https://www.kyomachiya-suite-rikyu.com/

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