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電気の素人が第2種電気工事士の筆記試験を突破した秘訣をまとめてみた

使用したアプリ:2種電工過去問ドリル




使用した教材:すぃ~っと合格赤のハンディ学科過去問

https://amzn.to/3R1W16k


使用したYouTube:日本エネルギー管理センターやさしく学ぶ電気工事士




この3つを隙間時間に活用しながら46点をとることができました。

基本的な勉強は

①アプリでひたすら過去問を解く
②いつも間違えるところをYouTubeで補習する
③すぃ~っとで単元ごとに集中して解く


基本的に、隙間時間に気軽に開けるアプリが一番、学習時間を確保しやすかったです。
YouTube見れるときにはYouTubeを、参考書開けるところでは参考書を使った感じです。

使用した教材のここが良い!

どの教材もオススメですが、すぃ~っとは無料ではないので、筆記にお金を掛けたくない人は、無料の教材で頑張りましょう。
無料ではありますが、活用すれば充分合格することができると思います。


使用したアプリ:2種電工過去問ドリル

単元別に学習もできますが、模擬試験モードが搭載されています。
週に何問解いたかの把握や難問解くか目標を設定できます。
解説も分かりやすいです。
このアプリで平均点が35点超えて取れれば、安定して合格圏内に入ってくるのではと思います。
ちなみに、筆者は試験直前で模擬試験44点でした。


使用した教材:すぃ~っと合格赤のハンディ学科過去問

模擬試験モードはないものの、10年分の過去問と、繰り返し出題される必須問題が良いです。
問題集ですが必要な解説は最低限ついているので、なぜ正解かが最低限分かります。
これ以上知識を深めたい場合はすぃ~っとの参考書が別にあるので、そちらで学習するといいと思います。(筆者はしませんでしたが)

参考↓



使用したYouTube:日本エネルギー管理センターやさしく学ぶ電気工事士

使用した教材の中でも、強くお勧めなのがこのYouTubeです。

電気工事士国家試験の塾講師をされている方です。
筆記試験の必要充分を満たす内容がシャープにまとめられています。

要所に語呂合わせがあったり、電気の話が身近なものでたとえられていたり、よく間違うポイントが明確になります。

勉強するうえで不安だったことと
受験を終えて思うこと

・同じような問題や、全く同じ問題が本当に出るの?

→出ます。全く同じ問題も出ます。

・計算問題は捨てていいの?

→出題数が少ないので、捨ててもいいと思いますが、完全に捨てるのはもったいないかも。
オームの法則、三平方の定理、熱量と電力、電圧降下、電力損失など、ちょっとだけポイントを抑えれば、もしかすると得点につなげられる問題はたくさんあります。

・複線図をいつも間違うんだけど

→確かに難しいので複線図の問題は合っていればラッキーくらいでいいかもしれません。
ただ、最低限の複線図の知識は、技能でも問われるので学んでおきましょう。
日本エネルギー管理センターの複線図の講義と雰囲気で複線図の配線問題は本番で2問以上はとることができました。

本番で意識していたこと
・ミスは必ずする
・必ず不正解を消去法する
・消去法で減らない場合はロかハを選ぶ
・緊張が解けるまで難しい問題はやらない

第1問、難易度的には難しくない問題も間違ってしまいました。
緊張していた状態で解いていたので見事に間違いました。
計算問題で、求めなくてはいけない隣の負荷の電圧を一生懸命計算して、見事にその負荷の電圧を当てていました。
(結果はもちろん不正解です)

「緊張が解けるまで、長文や頭を使う問題はやらない」

くらいまでしたほうがいいと思いました。
ミスは必ずすると言い聞かせていても、するときはしてしまいますね。

消去法でhはロかハを選ぶというのは、単に統計でロかハが正解という確率が高いという話です。
あくまで統計の話なので、消去法で枝が減らせるなら、そっちを優先的に行いましょう。

本番で困ったこと

・椅子が固く、机が狭い
・問題用紙がでかい
・シャーペンの芯を机に置けない
・試験前後、試験中にアナウンスが結構頻繁にある

とにかく、受験環境はいい物ではありませんでした。
問題用紙はA3サイズでホチキス止めされていない冊子でした、
気を付けないと問題を飛ばしてしまったり、ばらけてしまったりしまいそうでした。
また、試験の注意事項などを試験時間の前後や試験中に頻繁にアナウンスするので、それどころじゃないけど聞かなきゃいけないというシーンが何度かありました。

後悔したこと
・CVT試験で通過したほうが圧倒的に有利
・机に向かって勉強しておけばよかった。

筆記試験本番より前に任意の時間帯で受験できるCVT方式の試験があるのですが、CVT試験のほうが圧倒的に良かったと思いました。
理由としては

・結果がすぐわかる
・技能試験に早く取り掛かれる

というものです。
大したメリットには聞こえないかもしれませんが、技能試験は筆記よりも付け焼刃が利かない内容で、コツコツと早めに行うことが大切です。

机に向かって勉強しておけばよかったというのは、上記でも話したように、狭い机と固い椅子で長時間の試験を受けるのがしんどかったので、事前に座った状態での訓練をしておけばよかったと思いました。

まとめ
・何が何でも過去問を制すこと

小難しいことが分からなくても、過去問をやって解説を読んでをひたすら繰り返していれば、合格ラインには乗れると思います。
それではどうにもならないところは、解説動画や参考書でカバーしていきましょう。
学習計画的には
過去問1年分を2~3周、分からない部分をチェックしながらやる。
分からない部分の動画や参考書を見る。
過去問に戻るを繰り返し、試験1週間前からは、過去問のみをやる。

こんな感じで考えていいと思います。

本記事は、あくまで今回、筆者が受験して感じたことですが、少しでも参考になれば幸いです。

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