【101号室 / らぶこ】年末のショートケーキ

子供の頃、誕生日は母がケーキを焼いてくれていました。
兄の誕生日はチーズケーキ、弟の誕生日はチョコレートケーキ。

年の瀬の迫った、12月30日生まれの私はというと、母の実家に帰省中ということもあり、気を利かせた親戚がなんとか開いていた某チェーン店のショートケーキを買ってきてくれるのが定番でした。

もうウン十年も前の話。
今みたいに年末まで開いている店なんてなかった頃の話。
贅沢は言えないですが、粒の小さい元気なさ気な苺に、乾いて硬くなったクリーム。バサバサのスポンジ。
もう本当に美味しくなくて、毎年悲しい気持ちでした。

そんなわけで、ショートケーキは好きじゃなかったのですが、大人になって初めて美味しいショートケーキを食べた時は、それはもう感動したものです。
しっとりしたスポンジにふんわりクリーム、大粒でジューシーな苺。
至福…♡

今日は弟夫婦が買い物ついでにケーキを何種類か買ってきてくれました。
もちろん選んだのはショートケーキ。
ふわふわめクリーミーでジューシーなショートケーキ。
おまけに下はザクザクのタルト生地。

美味しかったな〜。

便利を追求するがあまりに、オーバーワークの皺寄せがどこかにいくのは好きじゃない。
年末年始くらい休めばいいのに、と正直思うタイプです。

でも、今日は、こんな年末まで頑張って働いている人たちに、改めて感謝を。
そして、この1年、頑張った自分を誉めてほしいし、私も自分を誉めてあげよう。

2021年よく頑張った!
2022年も幸多からんことをお祈り申し上げます。

らぶ!

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