見出し画像

迷って悩んで見据えて。

海川先生に小論文の練習としてクラス全員でやっている記事を書く担当もはや3回目。今回も最後まで読んでいただけると嬉しいです。

前回の記事で書いたように私はサッカー部に所属している。先日高校サッカー集大成の大会選手権大会の東京予選が開幕した。駿台学園は1回戦からの出場だ。相手は東京屈指の強豪成立学園だった。苦しい戦いになるのは誰もが分かっていた。始まってからずっと成立ペースだった。正直見ていてすごくつまらない試合だった。終わってみれば1対7だった。今年の3年生は去年の東京ベスト4を達成した代の後というプレッシャーもあって関東予選、インハイ、Tリーグで思うような結果が出ていなかった。それでも3年生は全員で話て悩んで苦しいラストの高校サッカーの年だったと私は思う。その3年生から後輩の私たちに残されたのはギリギリのT3残留だけだった。関東予選までのシードもないため新人戦で3地区を勝ち抜かなければならい。キャプテンのれいくん(村雲)が全体ミーティングで「不甲斐ない姿で負けて申し訳ない、シードもT2昇格も残せなくて…」と涙ながらに話してくれた。泣きながら話すれいくんを見た瞬間3年生の1年間の苦しさが少し分かった気がした。その後大森先生を含め新チームミーティングが開かれた。その時大森先生はもう先を見据えていた。「まだ順位決定戦はあるけどもうおまえらの代だぞ。今の3年生には悪いけど最後あーいうふうになりたくなかったら今から迷って悩んで見据えて勝てるチームを作れ」と言った。その後チームキャプテンのみかさが「新人戦から出るのは大変だけど、勝ち進めば沢山公式戦ができるんだぜ。優勝してまず関東予選の切符を取ろう」と話した。新人戦は11月中旬から開催される。新人戦の決勝まで残れば関東予選、負ければ出れない。こんなにギリギリな状態でも僕達は負けるつもりなんかないし関東予選も取るつもりだ。駿台のいいとこである全力で楽しむことも忘れないで笑顔で毎日練習したいと思う。もちろん真骨頂である一人一人思い思いのあるポーズで撮る写真も全力でやる。

その後1年間通しての目標も決めた「もう一度大森先生を西が丘へ」という目標だ。簡単じゃないのはわかっている。だからこそ最終学年で大好きな仲間と先生と成し遂げたと思ったし、今の1年生にも西が丘の景色を見せてあげたいという僕達の思いもある。どんなに格上が来ても負けるつもりはない。悔いのない現役最後の年にするためにも、今から迷って悩んで見据えて、沢山話し合って強い駿台を、2年ぶりの関東大会、西が丘まで僕達で連れて行きたいと思う。

ご静聴ありがとうございました。テスト頑張りましょう‼︎