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たまに投げるならこんなボウリング場「たまなげ!」 36 東京・池袋ロサボウル

はじめに

このシリーズでは、神奈川県外の、特色のあるボウリング場を紹介していきます。もちろん、こたつに入った想像ではなく、実際にそのボウリング場でプレイしたものをお伝えします。

概要

同じ最寄り駅にボウリング場が3場あるのは、宇都宮駅と池袋駅しか思い浮かびません。そして、宇都宮はいずれも駅から離れているという中、池袋は駅から500m以内に3場が集結している、日本一の激戦区と言える場所。
そしてその3場はそれぞれの特徴で性格がとても分かれています。

池袋ロサボウルは、ロサ会館という総合アミューズメントビルの6階と7階の2フロアの所在しています。映画館も併設されていて、ここはB級映画を多く上映するシアターで、「カメラを止めるな」の大ヒットの火付け役となった場所としても有名です。
タイトーステーションも同居していて、やはりボウリング経営者同士の同居の例が少なくないことがうかがえます。

日本ボウリング場協会加盟。東京ボウリング場協会にも加盟しており、池袋3場の中で唯一東京協会の加盟場です。一方、JBC公認競技場とはなっていません(JBC公認は池袋ではラウンドワンのみ)。

2フロア28レーンの設置です。

ここでは、貸靴代込みの料金を通常の表示をして、シューズ持ち込みの場合は貸靴代を割り引くという表示の仕方をしています。土休日は通常1ゲーム700円、3ゲームパック利用で貸靴込み2000円となって、4ゲーム以降は500円と、一等地と考えれば安い金額、ただラウンドワンと比べると高いかなと思うような場所です。

そして、水曜と木曜を除き(休日の場合は実施)、10:00~12:30の間は投げ放題を実施。平日は2400円、土休日は2900円です。これは明らかにハイパーレーンの昼前まで1ゲーム激安設定を意識したものですね。

また、ホームページには3ゲーム以上利用の場合の1ゲーム無料券も用意されています。ただし画面提示での適用は不可で、プリントアウトが必須となります。

オートスコアラー

まず、スコア画面の位置に注目。ここではアプローチ上ではなく、レーン中央の上に画面があるという珍しい配置です。
そしてピンデッキカメラも有り。アプローチ上にモニターがある場合、投球者はカメラ映像を見にくい配置となるのですが、ここなら投げた本人もそのカメラ映像の様子が容易に見ることができます。

オートスコアラーはOlivetti。バス表示もない古い型になります。

レーンコンディション

オイルはやや少なめで、その影響でピン前での曲がりがすごくてスペアチャンスが狙いにくいところ。
ピン自体も重くて、左右に飛ばしての反射を狙うよりは押し込むイメージでようやくいい得点になる…という形。
繁華街のボウリング場ですがここの攻略はかなり難しいですね。


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