【電子煙管 初陣弐式】クラウドファンディング2024 その6.電子煙管の安全性のお話
はじめまして、そしてお久しぶりです!
沼田茶舗電子タバコ店の沼田です。
前回のクラウドファンディングではたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。
MAKUAKEで応援してくださった方、
デザフェスでお会いした方、
そしてこれまで製品をご愛用いただいている皆様に、
改めて心からお礼を申し上げます。
実はいま、クラファンやってます。
電子タバコに関する安全性のお話です!
すでに、電子タバコは雑貨売り場で売られるものなので、広義的には安全な物です。ただ「タバコ」という言葉が付いてくるので嫌悪する方も一定数いるのは確かです。
またかなり混在されて認識される部分もあり、改めて、しっかり描こうと思います!
読むのが面倒な点もあるので、先に結論です!
電子煙管は「安全」です!
1.健康被害に関する製品を添付していません!
2.バッテリーを制御する基盤を2重にしています。
3.発送前に落下試験を行い、発熱や故障が起きないことを確認しています。
4.低容量バッテリーの多重化によって、万が一がおきても電池単体が発熱しておわります。家財を損害するまえに息絶えます。
吸って動く電子煙管ですが、安全に関しても、相当な思考を凝らしたものです。
常に万が一を考えた上での設計開発。
「安全第一」の電子煙管は、日本人らしい発想の製品です。
クラウドファンディグ精一杯頑張ります!ぜひご支援いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!
1.加熱式タバコと電子タバコの違い
1-1. 仕組みの違い
加熱式タバコは、たばこ葉を加熱して蒸気を発生させる仕組みです。紙巻きたばこと異なり、燃焼ではなく低温加熱であるため、有害物質の発生量が少ないとされています。代表例としてIQOSやプルームなどが挙げられます。
電子タバコは、リキッド(液体)を加熱し、発生する蒸気を吸引します。
リキッドにはプロピレングリコールやグリセリン、香料が含まれます。
紙巻きたばこを使用せず、さまざまなフレーバーを楽しめる点が特徴です。
1-2. 健康リスクの比較
加熱式タバコは紙巻きたばこに比べてタールや一酸化炭素の発生が抑えられるものの、ニコチンが含まれており依存性があります。また、WHOは「無害ではない」と警鐘を鳴らしており、健康への影響は完全には解明されていません。
電子タバコは一部で「安全」とされることがありますが、リキッドを加熱する際に発生するホルムアルデヒドなどの有害物質が問題視されています。特に規制外の製品や不適切に使用された場合、深刻な肺疾患を引き起こすリスクがあると報告されています。
1-3. 規制の違い
日本では、加熱式タバコは「製造たばこ」として厳しい規制を受けています。一方、電子タバコは、法律上たばことして扱われず、比較的購入しやすい状況です。
ただし、ニコチンを含むリキッドは販売が禁止されています。
海外では電子タバコの利用が広がっており、例えばイギリスでは禁煙補助として一定の評価を得ています。
一方、アメリカでは肺疾患事例を受けて電子タバコに対する規制が強化されています。
1-4. まとめ
加熱式タバコ:タバコです。
電子タバコ:国内では雑貨です。
2.電子タバコは本当に無害なの?
電子タバコはE-リキッド(液体)を加熱し、発生する蒸気を吸引します。
E-リキッドにはプロピレングリコールやグリセリン、香料が含まれます。
電子煙管自体は安全ですが、電子煙管のヒートユニットに入れる液体について、簡単に解説します。
2-1. 電子タバコの有害性
電子タバコはタールを含まないため、紙巻きたばこよりも有害物質の吸入リスクが低いとされています。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、電子タバコ使用による肺疾患(EVALI)の事例を報告。特に規制外製品や非公式ルートで購入されたリキッドに含まれる成分が原因とされています。また、ビタミンEアセテートなどの添加物の吸入が健康に影響を与える可能性が示唆されています。
E-リキッドのチョイスが重要です。
2-2.背景と科学的見解
電子タバコの主な利点
電子タバコは紙巻きたばこに含まれるタールや一酸化炭素を生成しないため、これらに関連する健康被害のリスクが低減されます。
一部の研究では、電子タバコが禁煙補助として有効であることが示されています。イギリスの公衆衛生庁(PHE)は、電子タバコが従来の喫煙に比べて「95%安全」であると評価しています。
リスクが低いとされる理由
電子タバコのリキッドには紙巻きたばこのような数千種類の有害化学物質は含まれていません。
使用時に発生する蒸気は煙と異なり、有害物質の量が大幅に削減されています。
注意すべき点
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、非正規のリキッドを使用した場合、肺疾患のリスクがあると警告しています。適切な製品の選択が重要です。
2-3. 国内外での規制と見解
国内: 厚生労働省は、電子タバコのニコチン含有リキッドの販売を禁止し、規制を強化しています。これにより、日本国内で流通している電子タバコの多くはニコチンフリーです。
海外: イギリス公衆衛生庁は、規制されたニコチン製品の使用は紙巻きたばこより有害性がはるかに低いと評価しています。アメリカでも、健康リスクを軽減するための手段として新型たばこの利用が推奨される場合があります。
2-4.まとめ
電子タバコの健康被害を考える場合、煙の元、E-リキッドの成分に着目してください。安全が謳い文句ではあるものの、プロピレングリコール(PG)アレルギーの懸念もあります。
PGアレルギーの症状
プロピレングリコールアレルギーは接触性皮膚炎や過敏症反応として現れることがあります。
主な症状:
皮膚の発疹やかゆみ
特にPGを含む製品が直接触れた部分に発生。湿疹や赤み
長時間使用後に進行する場合があります。呼吸器症状
電子タバコ使用者では、PG吸入が喉の痛みや咳を引き起こすこともあります。
診断と対策
診断方法
皮膚科での「パッチテスト」によってアレルギーの有無が確認されます。
症状がPGに関連していると疑われる場合、医師に使用中の製品リスト(E-リキッド)を提示してください。
アレルギーへの対策
製品の成分表示を確認: PGを含む製品を避ける。
代替製品の選択: 保湿剤や電子タバコリキッドなど、PGフリー製品を選ぶ。
医師の指導に従う: 症状が続く場合、抗ヒスタミン剤やステロイド軟膏を処方されることがあります。
電子タバコ使用者への注意
PGは電子タバコのリキッド成分として一般的に使用されていますが、吸入による喉の刺激やアレルギー反応が報告されています。
アレルギー反応が出る場合は、PGフリーのリキッドや他の禁煙方法を検討するのが適切です。
液体を、何を探してよいか、迷ったら、、、、100%の植物性グリセリンがお勧めです。
迷ったらケンエーのグリセリンがお勧めです。
原料はパーム油、パーム核油、ヤシ油、菜種油、ひまわり油。
それらを高温・高圧でグリセリンと脂肪酸に分解し、イオン交換法や活性炭吸着、蒸留などの過程を経て精製されたグリセリンです。
達人の粋になると、生グリ(100%のグリセリン)になります。
3.リチウムポリマー電池について
電子煙管に搭載される電池はリチウムポリマー電池です。
電池は発熱や発火、爆発の危険性が伴います。
電子煙管はリチウムポリマー電池を搭載しているため、これらのリスクは軽減されております。
リチウム電池は、スマートフォンやノートパソコン、電気自動車など、私たちの生活に欠かせないデバイスに広く利用されています。その魅力は、高いエネルギー密度と軽量コンパクトな設計が可能である点にあります。しかし、その一方で、発火や爆発といったリスクも孕んでいます。
3-1.リチウム電池の危険性
発火・爆発の危険性: 外部からの衝撃や過充電、ショートなどが原因となり、内部で化学反応が起こり、発熱、発煙、そして最悪の場合には爆発に至る可能性があります。
熱暴走: 高温環境下や過充電状態が続くと、内部温度が上昇し、制御不能な状態となる熱暴走が起こる可能性があります。
3-2.リチウム電池の発火・爆発の原因
外部からの衝撃: 落下や圧迫などにより、内部構造が損傷し、ショートが発生することがあります。
過充電: 過充電状態になると、リチウムイオンが析出し、ショートや発熱の原因となります。
短絡: 金属物などが接触し、短絡が発生すると、大量の電流が流れ、発熱します。
製造不良: 製造過程での不良や材料の不純物が原因となることもあります。
3-3.リチウムポリマー電池:安全性向上を目指した進化
リチウム電池の安全性に対する懸念から、より安全な電池として開発されたのがリチウムポリマー電池です。リチウムポリマー電池は、電解液に液体の代わりに高分子ポリマーゲルを使用している点が特徴です。
リチウムポリマー電池の安全性向上
液漏れのリスク低減: 液体電解液を使用しないため、液漏れによるショートや発火のリスクが低減されます。
柔軟性: ポリマーゲルを使用することで、電池を薄くしたり、形状を自由に設計したりすることが可能となり、デザインの自由度が広がります。
安全性が高い: リチウムイオン電池に比べて、より安定した特性を持ち、安全性が高いとされています。
しかし、リチウムポリマー電池も万能ではありません。
コストが高い: 製造コストがリチウムイオン電池よりも高いため、製品価格に影響を与えます。
エネルギー密度が低い: リチウムイオン電池に比べて、エネルギー密度が低い傾向にあります。
3-4.まとめ
リチウム電池は高いエネルギー密度を持つ一方で、発火や爆発といったリスクも伴います。リチウムポリマー電池は、これらのリスクを軽減するために開発されたより安全な電池です
4.リチウム電池の制御基板について
電子煙管については、充電制御を内部基盤、充電器内部でも制御、と2重にしたことで最も安全な製品にしております。
また、カコンカシャンと充電器に置く事も楽しくなる仕組みにしております。
リチウム電池は高いエネルギー密度を持つ一方で、発火や爆発といったリスクも伴うため、安全な使用のために制御基板が不可欠です。
制御基板は、電池の電圧、電流、温度などを監視し、異常が発生した場合には適切な処置を行うことで、電池の安全性を確保しています。
4-1.制御基板の役割
制御基板は、リチウム電池を安全に使えるように、以下のような役割を果たします。
過充電防止: 充電電圧が設定値を超えると、充電を停止し、電池を保護します。
過放電防止: 放電電圧が設定値を下回ると、放電を停止し、電池を保護します。
過電流防止: 電流値が設定値を超えると、回路を遮断し、発熱による事故を防ぎます。
短絡保護: 電池がショートした場合、回路を遮断し、発熱による事故を防ぎます。
バランス充電: 複数の電池を並列接続した場合、各電池の電圧を均一にするバランス充電を行います。
4-2.制御基板の構成
制御基板は、主に以下の部品で構成されています。
マイクロコントローラー: 制御のメインとなるICです。
電圧検出回路: 電池の電圧を検出します。
電流検出回路: 電池の電流を検出します。
MOSFET: 電流のオンオフを制御します。
抵抗器、コンデンサー: その他の回路に必要な部品です。
4-3.制御基板の重要性
制御基板は、リチウム電池の安全性確保に不可欠な存在です。制御基板がなければ、過充電や過放電、短絡などが発生しやすく、発火や爆発のリスクが大幅に高まります。特に、スマートフォンやノートパソコンなど、持ち運び可能な機器では、外部からの衝撃や振動によって電池が損傷する可能性が高いため、制御基板の役割は非常に重要です。
4-4.まとめ
リチウム電池の制御基板は、電池の電圧、電流、温度などを監視し、異常が発生した場合には適切な処置を行うことで、電池の安全性を確保しています。制御基板は、過充電防止、過放電防止、過電流防止、短絡保護、温度保護などの機能を持ち、リチウム電池を安全に使うためには欠かせない存在です。
吸って動く電子煙管ですが、安全に関しても、相当な思考を凝らしたものです。
常に万が一を考えた上での設計開発。
「安全第一」の電子煙管も、日本人らしい製品です。
また工事中ですが、当店の新サイトにも、もっと詳しい表記を起こしております。参考になれば、幸いです。
クラウドファンディグ精一杯頑張ります!ぜひご支援いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!