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【電子煙管】新型火皿と雁首の構造

沼田茶舗 電子タバコ店の沼田です。
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煙草における火皿・雁首は

刻み煙草を詰める火皿(椀形の部分)に首のついた「雁首」(火皿の付け根から羅宇と接合する部分まで)

となります。
今回は湾曲部で煙管の形状を表す部分、「火皿・雁首」のデザインと開発のお話です。

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前作「初陣」は、製造上の都合から火皿雁首の一体型です。
雁首を象った樹脂を左右で挟み込んで固定しております。

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組立屋さんとしては、エラー回避のためにも、分割した左右を接着が正しいんです。
しかし後処理、特にパーティングライン処理(表面を滑らかに削る工程)について何度もしつこく注文を入れておりましたが、力及ばずでした。

この火皿の設計と試作を相当長く繰り返し、金属鋳造上の都合で3つに分割、文字通り、椀形の部分に首がつき、「火皿1」「火皿2」「雁首」となりました。

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我ながら、とても美しい形状、湾曲美です。
この美しさに至るまでは相当葛藤しておりました。

実は、この試作、Maid in japanで、真鍮+金メッキです。
どこかで展示したいと思ってはいたのですが、この試作は数日たつと、メッキの内側からくすみが浮き上がってます。
それゆえ取り扱いが難しい試作になっております。

製造は中国で行います。中国側の試作は、くすむ事なく、いい感じでした。
彼が、思いっきり映り込んでいますね、、、

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メッキは金24Kカラーの予定。使用金属は亜鉛合金です。
(中国のほうは試しメッキです。)
亜鉛合金はメッキが容易で鋳造性がよく、寸法の安定性がよいことがあげられます。

このような分割にしたおかげで、いろいろなメリットが生まれました。
鋳造設備さえ出来上がればカラーのバリエーションは展開できます。
引き続きお付き合いいただければ幸いです。

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