【電子煙管】一部通信機器による誤動作について
やっと、カートリッジの配布を完了いたしました、沼田茶舗電子タバコ店の沼田と申します。お送りするも不在や転居等で当店に戻された方が数点ございます。未着の方はご一報いただきたく思います。
スペインのDropに勤め、日本への配送に協力いただいたアントニオの魂は私たちと共にあります。
彼にも電子煙管を見せられない事、とても残念で仕方ありません。
■一部通信機器による誤動作の件
こちらに近づけると、どうやら誤動作するようです。
これまでファーウェイ様など各所応対しておりました。
当たり前のことですが、内容には守秘義務があります。
詳しくはお伝えできません。
まだ検証作業中ですが、今回の件、当方の製品不備ではありません。
W06の説明書には、「高精度な制御や微弱な信号を取り扱う電子機器の近くでは本製品の電源を切ってください」と明記されております。
今回起きた誤動作の原理としてリンクをご参照ください。
電界 磁界 電磁波
電波の植込み型医療機器等への影響の調査研究
以前、noteに掲載した無接点システム実装など、専門家ほどではありませんが、知識はそれなりにあります。
シンセンのエンジニアと話をしましたが、電子煙管に限らずVAPE機器全般をモバイル機器に近づけると稀に誤動作する、という事象はあるそうです。
iPhoneでも起きた事例はあったそうですが【検証作業するも事象発生せず】という事もあり、完全な特定には至っていない模様。
事象が確認できない、いって【それが原因ではない】という断定もできず歯がゆい所です。
電磁波で誤動作する原因はセンサーや基盤にノイズが乗る事、対策はノイズフィルタやアーシングなどです。
通信電波（無線電波の磁界強度）は今後ますます強くなり、同様のことが起こる恐れは続きます。
通信機器を製作する会社から対応いただくしか無いというのが現状で、あとは先方様がこの件に対応されることを祈るばかりです。
余談ですが、モバイルルーター自体、世界的にあまり流通していないそうです。
利用するとなると、海外渡航でルータを挟む必要がある場合、でしょうか。
日本は通信料金が高いため、モバイルルータが普及している、というのが私の考察です。
＜追記＞
トランプ氏、ファーウェイ製品の締め出しに道開く大統領令に署名へ
「米中貿易戦争」真っ只中です。ファーウェイショックとも呼ばれますね。
どんなに優れたプロダクトでも、堕ちるときは堕ちます。
ファーウェイのW02で検証していましたが、この報道をもって終了しました。
Huawei製品の排斥問題 今後はmicroSDおよびSDカードが使用不可能に？
また、Wi-Fi規格を策定する規格団体のWi-Fi Allianceが、アメリカの大統領令を受けて「一時的に制限した」ことを表明したとNikkei Asian Reviewが報じています。加えて、Huaweiが自主的に半導体業界の事業者団体であるJEDECから脱退したことも報じられています。
■カートリッジ配布完了
やっと、責務を果たしました。遅れてしまい、申し訳ございません。
これまでの不具合対策を講じ、精度を追い込んだため、思ったよりもスカスカです。これまで抜けなくなった方が、今後お使いいただいたとき、おそらく驚く事と思います。
抜ける、落とす、壊すといったほうの心配も少々ございます。
吸い口の素材はABS、食器グレード（学校の給食用食器等に使用される樹脂）ですので、耐久や強度には問題はありません。
その強みが、今回の抜けなくなる原因でもありました、、、
抜けなくなるよりは良いかなと思うところです。
付属のOリング（半円の白い方です）予備が無いので出来るだけ使いまわしていただけると幸いです。
これをもって準備が整い次第、カートリッジの販売と、初陣の在庫分再販を行います。
カートリッジが無かった事と、バッテリー交換作業が予想より多かった事もありまして、温存分となります。
■今後について
・基板のほう、9mmサイズながらワット制御、なんとか行けました。
電圧制御から電力制御へ変更と、大幅改修しております。
あとは、※※※仕様書通りに作ってくれるところ※※※を探すだけなのですが、なにぶん資金難な状態です。
いま販売しております初陣用に、出力コンバーターを試作中です。
初陣バッテリー分解しましたが、原因が何となくつかめました。
・SNSに「やばい」という表現をお使いいただく事に対して、頭を冷やす時間はもうすこし必要かもしれません。
「無線基地（無線機器）にペースメーカーを60mm（6cm）くらい近づけると誤動作する」という検証記事を拝読しました。頂いた動画も、そのくらいの距離でしたね。
誤動作の件をもって、電子煙管：追加パーツは開発中止となります。
仮に搭載したものを作っても、国内では流通させません。
安全のため、オミットしておいて正解でした。
保護アイテムを作ることは、電磁波防護服を応用すれば良いのですが、コストは相当なものです。
電波遮断ポーチ などを検索の上、ご購入頂ければ幸いです。
たぶん、ポーチにスマホなどをいれて、「受信できなかった」という話題が増える事と思います。
それでよいと思います。
あなたの時間は、あなたのもので、それを通信機器に阻害されては、いけません。
あとは、金属で試作となります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？