JDL 2020について & 今後について

 JDL 2020お疲れ様でした.と僕の考え,思いを適当に書き綴ったものです.
 全部読むのが面倒という人は「※読むのが面倒な人向け」を読んでください.
※dota2とはvalveが出しているゲームです.
※JDLとは日本で開催しているdota2というゲームのコミュニティ大会のことです.
dota2,JDLについて詳しく知りたい人はググってください.

※読むのが面倒な人向け 

1.JDL 2020お疲れ様でした.3回(うち1回は中止……)やれてよかったです.来年も頑張ってやりたいです.
2.日本のdota player少なくはないしレベルはそこそこあるけど,captains mode(cm)やる人が少ない & team,大会なさすぎ.
3.なんとかして中、下層の人たちにもcmやってほしい.大会出てほしい.
4.僕は大会出たい.でも実力ともなっていないし,大会ないしで色々板挟み.
5.来年は上記問題点を改善する方法を考案 & 実施していきたい.

1.JDL 2020について

 参加してくださった皆様,配信やdota tv(ゲーム内の観戦)で観戦してくださった皆様,毎回実況解説進行カメラをしてくださったSilverJumperさん,大会記事を掲載してくださったdotakiti運営者のmujioさんと同じく記事を執筆していただいたnegitakuのyossyさん,summer・autumnの大会ロゴを作成していただいた茸谷きの子さん,その他大会運営にかかわってくださった皆さん.
 至らないところしかない運営者であったり大会進行で問題があったこともありましたが,皆様のおかげでほぼ予定通りに無事1年走ることができました.
ありがとうございました.

 今後のJDLですが,一応僕の中ではある程度固まっており,結論から述べると2021年もやりたいと思っています.僕のdota欲がなくなったり,仕事でデスマが始まったり,突然肺気胸で入院したとしてもやると思います(多分ほそかもさんが).

2.現状のjp dotaについて

 さて大会をやりたいといっても,参加者がいないと大会は成り立ちません.
 JDL 2020 Autumnは参加チームが開催可能数に満たずに開催できませんでした.
 このように現状jp dotaにチームというものは皆無です.ゲームを実際にプレーしている人はいるはずなのになぜなのか.
 理由は大量にありますが,主な理由は大会に参加したところで得られるものがないからだと思います.
 2020年に行われたdota2の日本国内の大会は,僕が記憶している限りだと,

1:Dotaまらカップ in Sycom Gamers Week
 - 7チーム・景品あり
2:JDL 2020 Spring
 - 8チーム・景品なし
3:Dota2 N League(1回目)
 - 8チーム・賞金あり
4:GLORIA
 - 8チーム・賞金あり
5:Dota2 N League(2回目)
 - 参加チーム数不足で中止(参加条件に「Legend以下」)・賞金あり
6:JDL 2020 Summer
 - 8チーム・賞品なし
7:なつドタ esports port
 - ちーむすうわかんなかったけど6以上はいたはず・賞品あり
8:第21回燕杯
 - 参加チーム数不足で中止・賞品なし
9:JDL 2020 Autmun
 - 参加チーム数不足で中止・賞品なし

 上記の9大会運営がされました.参加数が少ないことに色々理由はあると思いますが,僕の考えだと,既出ですが出場しても得られるものがないからだと思います.
 色々書きたいことはありますが,大会に出ても圧倒的な格上チームにボコられたり,1勝もできないのに出る必要があるのか,全く知らない(酷いところだと知らない日本外のチーム)と戦いたくない,みたいに思う人が多いのではないでしょうか.
 やっぱり出るからには勝ちたい,知っているところ・知っている人と戦いたい,賞品・賞金を得たい,というのは当然だと思います.そもそもとしてcmの面白さが分からない,rankやっている方が有意義,名誉すらも得られないものに出る必要があるのか,という人がいることも理解しています.

 また大会がないからチームがない.チームがないから大会がない.そういう悪循環ができているところもjp dota2の現状ということです.
 とにもかくにも大会に出るのは本当の上位層,しかも一握りの上位層しか大会に参加してくれないのが現状です.

3.僕のお気持ち

 そもそもの話でJDLがなぜ半年以上休止していたのか.また僕が大会運営をすることになったのかについて書こうと思います.
 まず初めにJDLがなぜ半年以上休止していたのか.理由は単純でJDLを運営していたTKGamingという謎団体が2019年の秋ごろに空中分解したからです.理由は割愛しますが,ともかく瓦解しました.そのため大会やろうという話どころか運営が霧散して大会自体が宙ぶらりんになったというわけです.以上.
 次になぜ僕がJDL運営を始めたのか.表向きと表向きではないの2つの理由があります.
 まず初めに表向きの理由から.
 jp dotaの大会が長期的に開催されない危機回避と既存チームの存続理由を作るためです.
 2020年はコロナウイルスの流行があり,オフライン決勝・景品が魅力であった大規模大会まらカップは開催されませんでした.またマンスリー大会である燕杯も運営者の都合により休止.上述にあるようにJDLも開催目途が立たない.といったことがあり実質dota2の大会はないに等しいものでした.
 そのため,いくつかのチームとしてやっていた人々の存続理由消滅,および日本にいるdota2プレイヤーの競い合いが見れなくなる可能性が高いと僕は思いました.
 幸運にも僕はTKGamingで色々やっていたことやその他もろもろの理由でJDLを開催することが可能だったため,PoEに亡命していたほそかもさんを脅迫して運営として引き込みJDL 2020を開催しました.
 結果としてそこそこレベルの高い大会になってくれたと思っていますし,いくつかのチームの存続理由に少しでもなったのではないかと思います.

 ここまでが表向きの理由.

 ここからは表向きではない理由.
 それは僕がdota2のチームをやろうとしたときに大会・チームがないことを避けたいという理由です.
 僕はdota2をやる理由として,チーム・cmをやりたい,日本の大会で優勝したい.そういう思いがあってdota2をやっていました.
 しかし2020年は上述にもあるように大会ない・チームない状況になりそうでありこのままでは僕がdota2をやる理由がなくなってしまう,日本人dota2プレイヤーの殺し合いが見れない,という危機にありました.それならばほかに大会運営者が出るまで僕が大会をやって何とか間を持たせよう.そう思って使えるものを使ってJDLを運営することにしました.
 つまるとこと,僕はcmの日本における大会に出たい.

4.今後のてんぼー

 まずはJDLについて.
 現状は断言できませんが,来年のJDLは「リーグ & トーナメントの大会」を3~4回やりたいと考えいます.そして賞金も出したいと思っています.
 イメージとしてはDOTA Summitやmajorのような大会をやりたいと考えています.JDL 2020は小規模運営でどこまでやれるか,またどんな大会形式ができるかを試したかったところがあります.
 そして2021は本格的な大会を行ったときに,
1:参加チームが確保できるか
2:参加チームのレベルがどうなるか
3:日本所属チームがどれだけいるか
 上記3つを(個人的な)テーマとしてやっていこうと思っています.
 うまく軌道に乗ってくれることを祈っています.

 次に個人的なところ.
 これも断言できませんが,下~中間層向けのcmイベント的なものをやってみたいなと思っています.
 とにもかくにも下~中間層のcm人口を増やさないとjp dotaの大会に未来はないのでそこの層をどうにか増やしたいと考えいます.
 形式やルールなど何も決まっていませんが,どうにかしてcmおよびチームというものに興味をもってもらえるようにほどほどにやりたいと思います.多分.

5.最後に

 こんな長い文字しかない文章をここまで読んでいただきありがとうございます.また書きたい内容が先行して,脈絡もない文章になってしまったと思います.
 割愛しますが,様々な方のおかげでjp dota2のコミュニティ大会は何とか今までもっています.僕が全部把握しているわけではないですし,ここに明記することはしませんが,感謝を述べたいと思います.
 ありがとうございます.
 おそらく沈みゆく船かもしれませんが少しでもjp dota2のコミュニティ大会が続くようにほどほどにやっていきます.
 様々な方に迷惑をかけたし今後も今以上にやらかすかもしれませんが生暖かく見守ってくださるとありがたいです.

 ほなまた