黒い砂漠の生活日誌４～箱にすると重くなる
料理でシルバーを稼ごう。
料理でシルバーを稼ぐには、皇室納品が最も手っ取り早い。そして皇室納品するのに最も楽な料理は野菜漬けだ。という訳で、野菜漬けを作る環境についてが当記事のメインコンテンツだ。
楽、というのは数を作りやすい、という要素も含む。
たとえば貢献度が３００あったとして、一日に納品できる料理箱は１５０個だ。一つの料理箱に料理を１８個使うとして、限界まで納品する場合に必要な料理数は２７００個となる。もちろん２７００個をそのまま材料と一対一で作る訳ではないが、やはり材料が大量に要る、ということはわかってもらえると思う。こういうとき、材料を揃えやすい料理は強いのだ。
次に、野菜漬けがどうして作りやすいのか図示したものも用意してみた。
図の通り、穀物以外の材料は全てNPCから購入できる。取引所で購入した場合相場の変動や出品数などに左右されがちだが、野菜漬けは出費（NPCからの購入）も収入（皇室納品）も人を介さないので、非常に安定していることが分かると思う。
これで理論上野菜漬けが優れていることは分かってもらえたと思う。酢はすっとばして取引所から購入するとか、野菜はNPCから買わずに労働者に取らせるとか、いろいろ工夫することはできるが、細かいところは割愛する。
ただし、これはあくまで理論上だ。なぜなら手間と時間がかかる。
ところで、野菜漬けを２７００個用意するとして、一回野菜漬けを作る毎に平均して２．５個できるとする。このとき必要な料理回数は１０８０回だ。
大量制作と上位料理の取得が入って４割削れるとして、６４８回となる。
ここで酢を自作する場合、野菜漬けを作るステップとは別に酢が６４８回分必要かつ、一回分の酢は４個なので、合計で２５９２個必要だ。酢の作成も平均２．５個できるとして、１０３８回追加で料理しなければならない。
ここで酢に大量制作はあるが、上位料理は存在しないので２割削れて最終的な回数は８３１回となる。偶然にもやさい回となった。めでたい。
さて、酢を自作する場合の野菜漬けの一日の総料理回数は１４７９回となった。ざっくりどんぶり勘定だが目安になるだろう。なお、生活の料理レベルがもっと上がれば、当然必要回数は減る。
以上の計算は前提知識だ。前提としては少々重いが、手間と時間がかかる、の本質はもう一つ次の計算となる。
仮に野菜漬け金策を初心者が始めようとして、料理道具が通常の料理道具としよう。錬金石もよくわからないままデフォルトで進めたとして、一回の料理にかかる時間は１０秒である。それを１４７９回やるとして、１４７９０秒、つまり４時間強である。ただし普通の料理道具を使っているので、１００回毎に壊れる。よって１５分強毎に道具を変える必要がある。
つまり、完全にデフォルトの状態では１５分毎に様子を見る、という作業を累積４時間続けなければならないのだ。流石にちょっと現実的でない。
これへの比較的手軽な対処法は三つある。以下がその内容だ。
ステラの精霊石を使う
銀刺繍の服を買う
強い料理道具を買う
この三つのうち、一番手軽なのはステラの精霊石だ。シーズンを勧めたりしていると、緑の装備できない石がもらえたりすると思う。これである。
シーズンキャラでは装備できないという欠点があるものの、熟練度を上げて大量料理や上位料理の作成確率を上昇させつつ、ダイレクトに料理所要時間の短縮効果もある。しかもタダでもらえるのだ。使わなければ損である。
銀刺繍の服は、＋３ぐらいが一番ちょうどいい塩梅である。料理時間を３秒短縮してくれる服だ。＋４は出回っていないか、２０億シルバーを超えてくる出費があるので初心者にはキツい。＋３の２億シルバー程度なら、一、二週間狩りを頑張れば全然到達できるラインだ。
強い料理道具は上級のものを頑張って初回分だけ買い、デイリーで修理道具を貰って長持ちさせるか、あるいは皇室納品でもらえるポイントを使って最上級料理道具を貰う方法がある。ただ、皇室納品キツいから料理道具欲しいって話で皇室納品のポイント要求するアイテムの話をするのは、卵が先か鶏が先かの哲学の話になってしまうので避けたいところ。
ちなみに僕は全てやった。やったが、これでも毎日やるには少々時間がかかりすぎるタスクとなってしまっている。なので時間がある日に数日分の野菜漬けをまとめて作る、という運用方式でなんとか誤魔化している。もし銀刺繍＋４と新緑の霊薬を格安で譲ってくださる方がいたら連絡ください。
なおこれは蛇足だが、野菜漬けを取引所で買ってそれをそのまま納品する替え玉皇室納品というテクニックも存在する。これがもしかすると一番早いかもしれない。
また野菜漬けは現在の相場では、材料費で原価割れするので、替え玉ニーズ用に取引所で出すのはおすすめしない。酢のほうは利益が出るのでやってみてもいいだろう。
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