再整理

Step.1 観察の起点はクライマックス

『クライマックス発生=相場の沸騰=注文量増加=ボラティリティ増加』
この状況下が基本的なトレードタイミング。
チャートに対してはその状況下にアクセスするべきであり、
そうではない状況下にはアクセスするべきでない。

余計なアクセスをすることで、不要な情報を過多に入力してしまい、
思考過多、そして神経の徒労に繋がる。
さらには、相場環境やエントリーポイントの誤認による
不利なポジション掴み、失敗するトレードを増加させてしまう。

沸騰相場のみにアクセスするための方法として、
変動pipsに応じて音を通知するインジを2つのチャートで使用している。
1分足ロウソク1本で4pips変動時に通知。
5分足ロウソク1本で6pips変動時に通知。
これらの通知音を聞いた時のみチャートを確認し、
モニタリングの起点とする。

-----  ここまでがStep.1 -----

Step.2 ストップ/ブレイクサインの出現と認識

相場変動が明確にストップするライン/ゾーンとは
明確な注文集中点の付近である。
明確な注文集中点とは、特定の値幅と特定の価格でのみ説明が付く。
ストップ=決済注文が集中している箇所に到達すると、
変動にブレーキがかかる。

ストップ特定値幅
A. 300/400/500pt分の小規模運動
B. 反転後の100/200pt戻し
C. 800/1000/1200/1500pt分の大規模運動

ストップ特定価格
A. 日足4本値/キリ番/200EMA
B. 反転後の5MA戻し
C. Aの2番底/2番天井

ブレーキが掛かったことを客観的に伝えるような
特定の運動パターンが現れることで、ストップは集中する。

ブレーキの掛かる運動パターンが不完全な形である場合、
ストップとストップロスが相殺して相場の戻しが小さい場合、
あるいはストップロスが優勢で価格更新が止まらない場合、

相場は注文集中点をブレイクする。

-----  ここまでがStep.2 -----

Step.3 観察の終点はプライスアクション

大まかなストップ/ブレイクの兆候を認識してからは、
具体的なプライスアクションの成立によって注文の可否が確定する。

基本的なトレードパターンは、
ブレイクからトレンドに移行した状況下では、押し目から上位足に順張り。
ストップから決済反転に移行した状況下では、戻しから上位足に逆張り。
どちらも勢いは出やすいが、ストップの見極め精度が特に重要となる。

保有ポジションの決済モードに移行するプライスアクション
A.急騰急落から急ブレーキし、勢いよくヒゲを付けてロウソクが確定
B.価格更新が停止し、高値の切り下げ/安値の切り上げでロウソクが確定
C.陰陽割合が逆転し、陰線/陽線が2本以上連続で出現
D.はっきりとしたチャートパターンが完成する

-----  ここまでがStep.3 -----

Step.4 思考能力と身体能力の限界に基づいて行動管理する

・集中力と感情制御の維持の限界から、
 30~120分がチャート連続観察時間の上限。
・チャートを見ているだけで思考は走り続け、神経は疲労し続ける。
 観察後は疲労の自覚がなくても数時間の間隔と休息が必要。

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