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腑に落ちオレンジアイシャドウ

冬でもオレンジ色のアイシャドウを塗っている。

決して、秋冬の色味が嫌いなわけじゃない。落ち葉を思わせるような深みのあるブラウンも好きだし、黒い服、黒い髪に一点だけ差したボルドーも好きではある。

ただ、しっくりくるのはやっぱり夏らしいオレンジ。

私も世の女性たちの例に漏れず、パーソナルカラーというものにハマって、それを確固とした物差しにしていた時期がある。

少し熱が冷めた頃、流行りの色や、そのとき自分が好きな色を身につけたくなって「パーソナルカラーは参考程度に」と思うようになった。

ファッションに関しては、自分の好みのものを身につけていないと、やっぱり楽しくない。テンションが上がらない。楽しい、好き、が似合うより優先される。

ただ!メイクに関してはそうも言っていられない。

20代後半から、30代に差し掛かり、若い頃は想像もしなかった肌の悩みが増えた。

シワ、シミ、たるみ…なんかは想像していたけど、それより先に「顔色の悩み」がやってきた。

若い頃は顔色のことなんか考えたこともなかったな…。いや多分、もともとくすみ肌ではあったんだけど、ハリや潤いでなんとかカバーできていただけなのかも。

いまは毎朝、土の色をした顔を生きた状態に戻すためにメイクをしている。

土色の顔した自分もわりと好きではあるけど、元気な顔をしている自分を鏡で見る方が、実際の自分も元気が出るので(?)、やっぱり似合うメイクをしたい。

なので、メイクは基本的にパーソナルカラーに準じている。メイクに関しては、好きな色による精神的な元気!よりも、生きた顔になれる=物理的な元気!のほうが大事!と思っている。

ちなみに今までバチっと似合ったコスメ(全部プチプラ)は、

ヴィセのグロッシーリッチアイズ
OR-2

めちゃくちゃ顔が元気になる。ちなみにRD-6(ブラウニッシュレッド)もいけるかと思って塗ってみたら、一瞬にして黄みを吸収してダークブラウンになってしまった。


エクセルのリアルクローズシャドウ
CS-16


これも夏は毎日お世話になった。おかげでアイシャドウで悩むということを忘れていた…。底見えしてリピート買いしようとしてから、夏限定だということに気づき涙した。来年また会いたい。

(同じオレンジ系統のテラコッタブーティも試してみたけど、やっぱりちょいくすむ。この弾けるようなオレンジ!ゴールド!夏!の色味には敵わない…)

そして今後お世話になりそうなのが、こちら。

ヴィセのパノラマデザインアイパレット
BR-4

最近買ったばっかり。けど、ひと塗りで「しっくりくる…!」と実感した。

色味が合ってるのはもちろんなんだけど、パールの細かさと質感が自分に合ってる。

大きすぎるラメはもちろん、パールもモノによっては浮く。しかし、肌のトーンが低すぎるので、マットだと地味になる。マット気味のややパール…が必要な自分にとっては最適な粉質だと思う。

メイクってあまりにも奥が深過ぎて、迷子になることも未だ頻繁にあるんだけれど、

私にとって重要なのは「腑に落ちる」ということかも。

似合うものの理屈がわかって、それをもとに選んだ物がまた似合って感じる。という、トライ&エラーのなかで段々選択の精度が上がっていく感じが好きというか…

(このトライ&エラーを省略したいから、さっさとパーソナルカラー診断を受けたい…という気持ちもあるんだけど、探したり予約したりするのもまた面倒で…。面倒くさがり…)

逆にいえば、「いつも似合うメイクがなんか似合わない」という漠然とした違和感も、腑に落ちれば気持ちが落ち着きそう。

話題のこの本なんかまさにそうで、なんとなくが言語化されて気持ちよかった。

理屈がわかれば、似合うはもっと嬉しくなるし、似合わないもそんなに不安ではなくなるはず。

と、最近ちょっとオレンジがくすむようになってきた自分に言い聞かせている(これは乾燥…!乾燥が原因のはず…!)

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