初観戦の時に気になった練習生

初観戦から数ヶ月。

年に数度の東京出張、週末や週アタマに繋げられるような日程でない事もあるから、次に行けるのは翌年かな…、という状況。
ABEMAやUNIVERSEでチェックし続けた。

11月。

気になった小柄な練習生のデビューが決まったということで詳細を確認した。
デビューするんだ、嬉しい。
いつか直接応援したい。
とは言ってもデビュー戦には駆け付けられない。
この頃には欠かさずに配信を観るくらいにはなっていたけれど、生観戦を目的に上京するまでの位置付けではなかった。

デビュー戦はUNIVERSEを通して観た。


年が明けて2月。

デビュー後、選手になった本人に初めて直接会えたのはDDTの国技館大会。
くじ売り場のお手伝いをしていたのを見かけて、くじ引き後に頑張ってと一言声掛けした。

どこかで上京のタイミングは出来ないかと思っていたら、選手が5月に怪我で暫く休場するとのニュース。
これで心が折れてしまって復帰せず、なんてなってしまったら一度も生で試合を観られずで終わる。

休場期間が長くても待つから、復帰して欲しいと願い続けて、夏に。


初生観戦からほぼ一年。

出張のタイミングで前乗りしたら東女の大会に行ける事に。
この試合までに復帰はあるかと期待はしたけれどもニュースはリリースされず。

でも、会場にはいるということで、ポートレートを買ってサイン会の列に並んだ。

たしか、直前に喉を痛めて声が出せない状況だったから喉をお大事になんて話と、復帰を待ってるって話をしたはず。

次に東京に行くのは10月。そのタイミングで東女の大会がある。
その頃には復帰できていたら良いな、と思ってチケットを確保。


そして、半年弱の欠場期間を終えての復帰が発表される。

嬉しかった。
ちょうどチケットを買った大会が復帰戦となった。

応援したかった選手を応援できる事がどれだけ幸せで、
少し躊躇してしまえば次のチャンスは無くなってしまう危険と隣り合わせなものだと気付かされた。

当時、匿名で届く質問に答えてくれるってのを受け付けていて、
質問じゃないから今振り返ればルール違反だなとは思うけれど、
「観戦するには遠征なのでなかなか行けないままだったら欠場して、それが今度観戦する大会から復帰だと知って嬉しい」
みたいなメッセージを送った。

当日、ようやく生で応援出来て、大会後にサイン会で話をしていたら、その話の中で気付いたのか、
「メッセージくれた?」
って聞かれたな。

翌月には仙台大会があり、少しでも近くに来てくれるってのが嬉しいと感じつつ観戦。

年が変わって1月には初めて仕事と絡めずに上京しての観戦。

2月の出張時には偶然にドロップキックでのイベントと重なり参加出来た。

次はいつ行こうか、なんて考えていたら、コロナ禍に。
大会中止の発表が続くようになる。

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