見出し画像

世界で一番最高な時間、アイドルマスターSideM 8thライブ感想文

 アイドルマスターSideMのはちすライブがあまりにも315~~~~~~~~~!!!!!すぎて一度全部感情を吐き出さないと、永遠とX(旧Twitter)でそのことしか話せないオタクになりそうだったので、自分用の備忘録として残しておきます。記憶からこぼれ落ちる一分一秒があまりに惜しくて、可能な限りこの気持ちを形にしたくて。ダラダラ書いてたらくっそ長くなったし書き終わるのに2週間もかかった。なんか2万2千字あるらしい。うけるな?
 S.E.MP舞田・北村想楽担当なので、そのあたりはちょっと感想重め。


8thライブday1

 開演前に声出しの練習されてくれるの優しいねと思っていたら、キャスト未出演のアイドルが応援に来てくれて、前のJupiterPと思われるお姉さんが悲鳴を上げて座り込んだ。

01.Hands & Claps!

 かっしー練習動画ありがとうかっしー!!でも不器用だから何回やっても途中で混乱するんだごめんかっしー!!!脳トレかな?って思いながらずっと雰囲気でやってた。CRYST@LOUDより手の振りが入った分、格段にむずかしいよYusuke先生!
 でも初っ端からアゲアゲで会場全体一体になる感じで、のっけから最高潮!!

02.SPARKLE SIGN

 MCも無しにいきなりソロ曲が始まって、会場が揺れる。シャニのライブでは前例があったけど、多分SideMがこの形式を崩してきたのは初のはず……(走馬灯のように脳裏をよぎるシャニマスのソロライブ『我儘なまま』の初手殺し)。
 トップバッターにも関わらず、伸びやかに歌いステージを走る龍。CDで聞いた時も木村龍という男の解像度がぐっとあがったのに、ステージで走って踊って歌う濱ちゃんを通して、更に龍の想いが伝わってくる。初手からずるいよこんなの。しかも突如現れる315ダンサーズさんにびっくりしないほうが無理でしょ。
 MCで濱ちゃんも言っていたけど、前向きさに焦点を当てたソロ1曲目よりも、より深く龍の『弱さ』と『強さ』に踏み込んだ曲。木村龍として伝えたい想い、伝えたい言葉を全員に届けるように、誰一人取りこぼさないとするように、花道を右に左に向かって歌っていたのがまっすぐに心に刺さっている。

03.熱情! Burning Voltage

 くぁ~~~~~~~っこいいんですよ。もうね、文句なしにカッコいい漢でございますよ朱雀は。熱い。熱いぜ。ガンガン炎があがってるから多分物理的にも益山さんは熱かったろう。いや2曲目からこんなガンガンに炎あがることあるか????にゃこ炎熱くなかったか??????
 パフォーマンスの安定感がさすが益山さん。重心の低い振りをこなし、朱雀としての声と表情を完璧にコントロールしている。心が燃やされる。ライトが赤だけじゃなくて青もつかってあったのが、ここに立っているのは神速一魂の紅井朱雀なんだと感じさせられてよかった。
 315ダンサーズさん、オウケンの舎弟かも。

04.トキメキ・ぷろろーぐ!

 激アツだった朱雀ソロから一転、ガラリと雰囲気が変わり空気がきらめく。直央くんにスポットライトが降り注ぎ、背景モニターで幕が上がる演出をお出しされてしまったらもう、ね。心が親なので、な゛お゛ぐん゛~~~~~!!!!!!
 アイドル岡村直央がステージの真ん中で歌う曲。動きの一つ一つがとてもかわいらしくて、でも体幹はしっかりしていてさすが矢野さん。アイドルみがマシマシだった。直央くんの手の動きに合わせてダンサーさんが動くの、直央くんが魔法をかけているみたいで素敵な演出だったなぁ。

05.S!T!A!R!ting

 3人揃っているのでやってくれるかなとは思っていたけど、やった嬉しーーーー!!!!!トロッコ!!!!曲調もあってか3人とも始終楽しそうな様子で、こっちも笑顔にさせられる。
 ドラスタ、シンプルに全員歌が上手い。歌が上手いと歌が上手いと歌が上手いの3人組。 
 S!T!A!R!ting、ライブ会場で改めて聞いてもかなり嵐だった。中スタ3人ともファンサの鬼なのでアイドル、すごくアイドル。ファンコンライブでアイドルのドラマチックスターズさんの実物?を観させてもらったので、これがドラスタのファンサなんだなという感覚がより深く得られて栄養素高かった。

06.オーロラ・モーメント

 あまりにも神々しくて召されるかと思った。光に包まれながら、花道を歩いていく麗さん。Kアリーナの音響で都築さんのピアノの音がよく映える。永野くん、相方の背中を追いかけるようにどんどん歌上手くなるよな。緊張している様子はあったけれど、透き通った優しい麗さんの声、確かに届いたよ。
 光を使った演出が非常に美しかったと同時に、朱雀の時と同様に相方の色が混じっているのが、都築さんが麗さんをずっと見守っているんだなと思わせられた。きっとこのソロ曲を誰よりも楽しみにしていたのは、都築さんだもんな。ペンライトの光の海を歩く神楽麗が確かにそこにいた。

07.アトモスフィア

 前半ブロックで1番心を揺さぶられた曲。
 握野英雄の理由である『歌を通して子ども達に「君は一人じゃない」と伝えたい』を体現する曲だが、演出との相乗効果がエグい。途中熊ちゃんが言葉に詰まってしまいどうなるかと思ったが、そこからの巻き返しが凄まじかった。
 花道に用意されたベンチに座り、隣にいる誰かに寄り添う英雄。カメラに向かって伸ばされる手、届けられる歌声。誰かではなく、あなたに向かって歌っているのだという意志が伝わってくる。落ちサビは魂からそのまま出しているかのような、優しくて芯があって泣きたくなるような、圧倒的な歌唱。思わず鳥肌が立ち、ペンラも振るのを忘れて聞き入ってしまった……。

08.Tick Tack Voice

 ここのFREAM続きはもうずるいよ~~~!!
 メインステージの背景モニターを存分に使って、信玄さんが歩いていくのを表現する演出がゆったりとした曲の雰囲気をより引き立てていた。ノスタルジックな気持ちにさせられる。ずっとそこにあった穏やかな視線に、やっと初めて気が付いたような感覚がした。
 力強いのに優しく包み込むようなまっさんの歌声が、Kアリーナだと低音までよく響いてて最高なんですよね。アトモスフィアから連続で浴びたこともあり、歩調を合わせて寄り添ってくれるFRAMEの優しさに、不意に泣きそうになってしまう。

09.筆跡の彼方

 歌やパフォーマンスは当然素晴らしかったけど、何より演出との相乗効果がすごくて息を呑んだ。背景モニターの映像と演出で言ったら、はちすライブday1全曲の中でもトップかもしれない。
 原稿用紙に綴られていく歌詞、切り替わっていく景色に、爽やかで清々しい九十九先生の声が調和していく。F-LAGSの九十九一希が綴った物語を、目で、耳で、全身で感じることができるなんて、こんな贅沢な時間はもうないかもしれない。メインモニターの映像だけでなく、キャストを映しているサイドモニターにも歌詞の演出がされていて……なんて粋なことするんだ。

みんなで歌おう!SideMメドレー

 叫んだし、歌ったし、コールして喉枯れたよね!!!!!!!!!!
 さっき九十九先生のソロやったからっていくらなんでも九十九セトリが過ぎる。マジでみんなが聴きたかった曲コールしたかった曲しか入ってない、全部盛りにも限度があるやろがい。どの曲も現地では久しぶりのはずなのに、身体にあまりにも馴染んでるから勝手に体が動くし全自動でコールできる。特にVIVAはやっと声出せて嬉しかったなぁ。歌ったりコールしたり悲鳴をあげたりして忙しかったけど、あまりにも楽しすぎてどうにかなるかと思った。合同ライブももちろん楽しかったけど、やっぱりSideM単独でもoioiしてFRAME呼んでタケノコ踊っておいでに叫びたかったので。
 中スタの様子がおかしかったのはなに??カフェパレの時3人でずっと飛行機のように両手を広げて旋回しているかと思ったら神原さんも旋回し始めた。あと、たそがしゅばばばと手裏剣を投げるみたいな動きをしてた??楽しそうでなによりだ。
 前の席のjupiterPのお姉さんが運命光年でへたり込んで号泣し始めたので、本当に良かったね……!の気持ちになった。
 

26.リトルマイシューズ

 メドレーの熱気も冷めやらぬままにスタートしたリトルマイシューズ。
 あのさ……橘志狼くんって、普段はもふもふえんでかわいいイメージが強かったけど、本当はかっこいいんだよね(夢女児)。
 志狼くんは315プロの中でもトップクラスにda型だとは分かっていたけど、リトルマイシューズでやっと真の意味でそのことを理解できた気がする。もふもふえんは曲中でもかわいらしい動きが多いので……それがこんな、バリバリに踊られてしまうともう、もう…………。ダンスが得意で負けず嫌いでだからこそたくさん努力だってたくさんしてきた、成長期でかっこいいアイドル橘志狼くんを全身で表現し切った古畑さんすごいよ……。斜め前の席のお姉さんも腰を抜かして立てなくなってたよ。ヘッドセットでやるかなとは思っていたけど、体の動かし方や止め方が本職のダンサーさんたちと並んでも遜色ないほどにキレ良くて見惚れてしまった。
 リトルマイシューズの試聴が公開された時もざわめいたけど、ライブで聴くとより一層志狼くんの天才性が光る。橘志狼くんというアイドルの輪郭が、また1段階くっきりとなった。

27.スカイスケープノート

 てゅばさ〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡(ペンラを振る)
 スカイスケープノート、もう曲名からしてシャイノグラフィと並ぶくらい美しいという話を前にnoteでしたけど、モニターに広がる空をみながら翼の歌声を聴いて、やっぱり美しい曲だなと思うなど。
 飛行機の音からスタートし、空を超えて遥か最高の夢目指して飛び立っていく柏木翼。柔らかくてほわっとした声なのに、しっかりとした軸がある。そうだよな、優しいだけじゃきっと全て守れない、だからもっと強くなってみせるよだもんな……。
 ワンコールで終わってしまって思わずえっ!!!って叫んでしまった。が、出てきた桜庭でこれから先に起こることの全てを理解した。
 スカイスケープノートに限らず、はちすライブでソロ1番のみ披露組に対しては、やってくれてありがとうとフルで聴きたかった気持ちがずっとBATTLE MIXしているけど、それでも本当に本当にライブで聴けて良かった、いつかフルも必ず……!!

28.My Starry Song

 あの……私はこの曲のことを桜庭からドラスタへのアンサーソングだと思ってるんですけど…………。





 モニターに表示されてた歌詞『僕ら』と『星と』がうっすらオレンジになってなかった?
 現地で気がついた瞬間うぇっひひひひひひひひひひみたいな声あげながらひっくり返りそうになった(かろうじて堪えた)
 こんなさ、優しい声でさ、ほんのり笑みさえ浮かべてさ…………。ドラマチックスターズの桜庭薫さん…………。今日も歌が上手いね…………モニターの星空が、青のペンライトの海が綺麗で、そこにポツポツとドラスタのアレンジが星のように輝いていて、あらゆる感情で胸がいっぱいになった。これまでの、ドラマチックスターズとして歩んできた桜庭薫の軌跡を、ゆっくりと一緒に振り返ってる気がした。

29.Beginning Tomorrow

 夜が明けたね……また新しい日が始まるんだね…………。My Starry Songのモニターの歌詞演出の衝撃が全く抜けきれないままに始まって、ドラスタソロ繋がりで情緒も破壊されていたのでちょっと記憶が怪しい。
 しゅうごなかむらの歌がいくらなんでも上手すぎるだろうというのと、もう脳が限界なので次の曲は多分頭に入らないから頼むから休憩を挟んでほしいと思ったことは覚えてる。Kアリーナの音響でドラスタのソロを聴けたのは、改めて感謝……ドラマチック全員歌が上手すぎるスターズさん。

30.Radiance of Heart

 当然休憩を挟むことなくソロ曲を続けられたので勘弁してくれ!!!!!!と心の中で叫んだ。いやいやいやもうこっちはドラスタソロ繋ぎでいっぱいいっぱいになってんのにまだまだいけるよねとばかりに無理矢理ねじ込んでくるなんだこのセトリ。加減しろ馬鹿者。オーバーキル。
 葛之葉雨彦にスタンドマイクはあまりにも似合いすぎててずるいから、法令で規制した方がいい。飄々として涼しげな雨彦さんの内側にある熱が隠し切れない、青い炎のような歌声。これは笠間さんか雨彦さんのどちらが、ということは言い切れないのだが、個人的には普段のパフォーマンスよりもどこか余裕がないような、必死さを感じられて、それが逆に葛之葉雨彦の内側にある情動に意図せず触れさせてもらったようで愛おしかった。「ありがとよ」で倒れかけた。

31.Fireworks -Wanna Be A Star-

 だから!!!!!!!いっぱいいっぱいだって言ってんだろうがよ!!!もうふらふらなんだよ!!!!!!!!!もう助けてくれよ!!!!!!!!!!
 メインステージにライトが灯る前から、光を反射するあの衣装のおかげで誰が来るかわかったわ!!!!!はい山下次郎ですね終わり終わり終わり感情の終わり!!!!!!!!!!!!!!
 315ダンサーズさんは連れずに、たった一人でメインステージに立つ山下次郎。たっぷりと情熱を込められた、伸びやかな歌声が空へとあがっていく。蹴り上げるような振り。贅沢に使われる火花とモニターいっぱいに色とりどりに咲く花火。その中で歌う山下次郎があまりにも眩しくて、輝いていて。3分15秒の短い曲だというのに、なんて鮮烈で色鮮やで贅沢なことか。
 自分はS.E.Mの新ソロ曲についてそれぞれ、硲道夫の信念、舞田類の人生、そして山下次郎の情熱を形にした歌だと思っているんだけど、ライブではまさにこの山下次郎の情熱を真正面から感じて、自然と涙が溢れてきた。
 山下次郎、誰もが目を奪われるような星だったよ。

32.今宵、笑むように

 華村翔真さま……!
 これまた、ひとつ前の山下次郎のせいで頭も顔もぐちゃぐちゃだったんだけど、翔真さんがダンサーを引き連れて花道を堂々と歩く姿と、センステで眩いほどのスポットライトを浴びている姿はこれでもかというほどに脳裏に焼き付いてる。
 翔真さんの燃えるような覚悟が歌にのっているかのような、ヒリヒリと皮膚を焦がされそうなほどの気迫。CD音源よりさらに感情がのっていて、ライブで浴びれて本当に良かった。
 315ダンサーズさんを従えているからこそ、今宵の主役が華村翔真であることをより一層強く認識できる演出が粋。

33.SASH OF SMILE

 SASH OF SMILE……こんなにも明るくて楽しい曲なのに、聴くと泣いてしまう……。自分にとって完全に泣き曲。「例えば遠く離れた家まで伝わったらいいな」はCDで聞いた時から涙腺がダメだったから、当然現地で聞いてもダメだった。歌詞からにじみ出る人生観と懐の深さがとても14歳じゃないんよ。
 とにかく会場を走り回って、体力なんて温存しないとばかりに飛び跳ねて、全力でいろんなところに来てくれたことが嬉しい。大吾はいつだって全力ではなまるスマイルにしようとしてくれるし、決して誰かを置き去りになんかしないのだ。気を抜くと恋をしてしまいそうになるので最近は警戒してる。
 よっ!2代目タオル職人!!ほんとタオル持っててよかった~~~!!!!!!!

34.ゆきゆきて華やかに

 翔真さんとはまた違った、けれども強固な覚悟を感じた。和でロックでポエトリーリーディングで、さらにはライブではレーザーも照明もバチバチに使って、目的を達成するためなら手段など選ばないし、伝統を重んじつつも当然新しいものもガンガン取り入れていきますが????という九郎くんの強かさがとても好き。ソロ1曲目は清澄九郎のパブリックイメージにそったゆったりとした曲だったため振りも所作の美しさを魅せることを重視していたけど、今回はバチバチに踊っていて確かな成長を感じられた。九郎くんはダンスが苦手だと言っていたけど、ゆうゆを通して見せてもらったアイドル清澄九郎のダンスはかっこよかったよ。
 ここまで書いて次の北村想楽も、19歳組かつダンスが苦手だと言っていたアイドルだったなということを思い出して、ちょっと呼吸が止まりかけた。

35.you’re

 さて、このnoteの冒頭には便宜的に北村想楽担当と書かせてもらったが、北村想楽が自分にとって一体何なのかということを、私はまだうまく言語化できないでいる。ファンと名乗るには北村想楽という人間への感情が近すぎて、担当と言うには距離がある。保護者でもなく、ましてや恋では絶対ない。ただ、北村想楽のことを考えると、心の奥が妙にざらりと波立ちその姿から目が離せなくなる。達観しているかのように見せかけて不安定で、それでいて自分でありたいという強固な意志がある。その奇跡的なバランスに、ずっと惹かれ続けている。
 ビジネスライクな関係性からスタートしたLegendersは特に大きくその関係性を変化してきたユニットでありその集大成がモバのタイプリだが、北村想楽にはそこからもう一段階踏み込んだ新たな課題が出てくる。そう、ペンギンイベだ。「自分らしく」あるために芸事(アイドル)として身を立てていくことを決意した北村想楽は、自分自身が描いている北村想楽と他者から見える北村想楽のイメージに乖離があることに気が付く。アイドルとしてある程度軌道に乗ってきたからこそ、アイドルとして周囲から期待される姿に縛られることになる矛盾。そもそも北村想楽の言う「自分らしく」とはどういうことを指しているのか?今一度そこに立ち返らなければいけない段階にきていた……ところでお出しされたのがこのyou’reだ。
 北村想楽の『覚悟』を見せつけられた。
 day1でやるだろうことは分かっていたのでそれ相応の心の準備はしていたつもりだったけど、曲が始まったら硬直して動けなくなったし息もできなくなった。この感覚覚えがあるなと思ったら、ななす愛知day2TBT事件(至近距離で浴びた結果全ての記憶を失った)の走馬灯が瞬間的に出てきて、せめて記憶を失わないことだけを目標に必死に観ていた。
 スポットライトに照らされる北村想楽。背景モニタの演出がすごいよくて……映し出される歌詞が……白い薔薇に赤のライティングはずるい、ずるいよ。
 ふーみんはヘッドセットでやるだろうなとは思っていたけど、ふーくんと並んでプロのダンサーと並んでも遜色ない切れ味だった。この、ただでさえ音程が変則的で歌うのが難しいであろうこの曲で、こんなにもダンスを踊るのか。素人目線で恐縮だがコンテンポラリーダンスのような振りで、指先まで拘って踊っていることをひしひしと感じた。対のような動きをする315プロダンサーズさんと合わせて、全身で北村想楽を表現していて圧倒された。北村想楽役の北村想楽。悔しいところがあったとMCで話されていてどこが……?となったけど、もっと高められる、より良い北村想楽を見せられると、リベンジしたいと言ってくれることが、あなたが北村想楽役でよかったと何度も思わされる。
 演出・歌・ダンス・すべてにおいて完成度が高くて、北村想楽と汐谷文康は今日このライブに向けてありったけの『覚悟』をもって臨んだのだということを理解させられたし、こちらも北村想楽の人生に触れる『覚悟』を決めなければいけないのだと、伸ばされた手を見ながら泣いていた。
 北村想楽役汐谷文康さんから直々に、ファンコンのストーリーについて死刑宣告をされたので、この無駄に長い感想文が全部書き終わったらきちんと読んで爆発四散する所存です。

36.素敵にCon grazia!

 北斗と神原さんはサービス精神旺盛でいつだってエンジェルちゃんとエンジェルくんのことを楽しませようとしてくれる方だから、以前に披露した時そのままの演出では来ないだろうな……とは予想していたものの、さすがに度肝を抜かした。まさか曲中で早着替えしてくれて、最後には全員引き連れてくれるなんて誰が思いつくんだよこんなの。ななすのときよりもレーザーやライト、モニター演出がさらにガンガン光っていた気がする。心情的にも物理的にも眩くて眩しかった。
 はちす共通衣装のクラッピングチアーズはここで初登場だけど、逆に言うとここまでソロ曲は全部ユニット衣装で披露してくれたということで。day2でも都築さんソロからユニット衣装にチェンジしていたので、多分ここは演出として意図的なはず。新ソロ曲は、そのユニットの一員としてのアイドル〇〇の歌なのだと明示してくれた気がして、個人的にはここがかなり嬉しかった。
 ななすでも思ったけど、さりげなくかつ至る所に技巧を凝らした曲で、神原さんの歌唱技術の高さが光りまくる。Kアリーナの音響で響き渡る吐息はもはや兵器。崩れ落ちる前の席のJupiterPのお姉さんを、連番であろう隣の方がいいからちゃんと目に焼き付けろと無理やり立たせてた。
 パーティはこれからで、とびっきりの明日を奏でる限り、なのでいざお出しされてみればこれ以上ないくらい、day1のトリに相応しい大団円だった。

37.Hands & Claps!

 え!?!?!?初回はわたわたしてしまったからもう1回やらせてくれるんですか!?!?!?!?やったーありがとうございます!!!!と思ったけど2回目でも普通にわたわたしていた。脳トレ。不器用でごめん……!でも楽しかった!

38.Take a StuMp!

 マジでマジでマジでマジで、ずっとこの時を待ってた。この曲だけは絶対に、声出し解禁になったこのライブでやってほしかったので、本当にありがとうございます。ありがとうございます!
 やっと大声でユニット名のコールを叫べて成仏した。ごめん嘘、楽しすぎるから今後のライブでも毎回やって欲しい。

39.DRIVE A LIVE

 実家。ドアラもコールがあるのは久々で、思いっきり声を出せるのってなんて楽しいんだろうと実感した。
 ボール投げるのアイドルじゃん!!!アイドルだった!!!!!level3の端だったのでボールが飛んでくることはなかったけど、とにかくボールを投げているキャストが全員楽しそうにはしゃいでたのでにっこり。
 もう何度も何度も聴いてる曲だけど、聞き直すたびに歌詞が刺さるのはどういう仕組みなんだろう。未来はそこにあるよ……。

8thライブday2

 day1だけでもこんなにこんなに楽しかったのに、もう1日あるんですか!?!?!?!と大はしゃぎのday2。なぜか突然生えてきたS.E.Mも3人揃っているしね!本当になんでなんだろうね!?!?!?!?!?!

01.Hands & Claps!

 もうね、こちとらやるのも3回目なので余裕ですよと思いきや全然そんなことはなく、まーた無駄に手をわたわたさせていた。day2は出だしからクラッピングチアーズだったので、lever5の中腹から必死にS.E.Mはどこだろうと目を凝らす。SideMのライブでは何となくの立ち位置がユニットごとに決まっているので、あのあたりかなーとあたりをつけられるのが優しい。S.E.Mとレジェは同じ上手側にいることが多いので助かる。
 初手のアイドル紹介映像でカフェパレお当番会を察したけど、煽りを入れる古川さんがあまりにも楽しそうでにっこりとしてしまった。カフェパレ6人揃っての出演、本当におめでとう!

02.キセキ的 STARRY-TUNE!!!!!

 day1に引き続きMCなしで、いきなりユニット曲がスタートし悲鳴が上がる。放クラがシャニの切込み隊長なら、SideMはやっぱりハイジョなんよ。
 キセキ的 STARRY-TUNE!!!!!の眩しさって夜空をきらめく星のようにと通じるところがあると勝手に思ってたんだけど、幻覚でなければモニター演出に星が出てきて勝利しました。いや……多分幻覚ではなかったと思うんですけど……ちょっと自信なくなってきた。記憶、儚い。でもサイドの縦型モニターの4分割助かるって思ったことだけははっきり覚えてる。あとはサビのところの四季の歌声が、堂々としていて真っすぐで、ハイジョのボーカルは四季なんだなって改めて認識。
 その、これもちょっと自信ないんだけど立ち位置やフォーメーションに空きがあるように感じたので、あそこが春名の場所なのかなって歌声を聴きながら思った。次は5人で……!!

03.CALLING

 人間、あまりにもかっこいいものを浴びると笑うことしかできなくなる。赤と青の照明がくっきりと別れていてステージを2色に染め上げているのを見ただけで、一瞬で神速一魂がくるって全員が分かるのすごいよね。
 熱い、熱すぎる。昨日の朱雀ソロに引き続きアリーナの人は物理的にも熱かったろう。2人ともただ歌が上手いだけじゃなくて、キャラクターとしての感情の込め方も上手い。会場全体を燃やし尽くすような熱気。背景モニターに炎と氷の演出が使われていたのも激アツ。
 ガンを飛ばすようにお互い向き合ってぶつかり合うように歌う姿が、アルテとはまた違った2人だけの世界を感じさせた。コロナのせいで失われていたけど、そうそうそうこの距離だよ神速一魂は!

04.もふ・きゅ~と・デイズ☆

 温度差ーーーーー!!!!温度差で狂う!熱い漢と漢の魂のぶつかり合いを見せられた後に、きゅ~と☆な小学生たち(中身は成人男性)を持ってこられると脳が混乱する。一旦、一旦休憩させて!!!
 この辺りも記憶ちょっと飛び飛びなんだけど、花道をいったりきたりしてた気がする。振りがとてもかわいらしくてキャッチー。志狼くんが花道のヘリに座りながら歌ってて、被弾したアリーナからの悲鳴がすごかった。サビのせいちょう中↑↑↑のところライブでは綺麗にハモってて(CDではハモってなかったと思う)、聞こえてくるかのんくんの声と合わせてうるっときてしまった。
 はるかぜバトン3DMVラストの、画面下から出てくるやつ再現してくれて叫んだ。

05.Watchword

 Wow oh oh Wow oh oh ~Wow oh oh Wow oh oh ~
 トロッコだー!山谷さんの脚の件もあって無理しないための演出だろうけど、トロッコが嫌いなオタクはいないのでwin-winですね。
 この曲を聴くとATRをどことなく思い出すんだけど、歌詞の雰囲気が似てるのと虹ってワードが出てくるからかもしれないなと、ライブで聞いて再発見。正統進化系な感じある。2人がトロッコで楽しそうに手を振っていて、ありがとう……。Kアリの音響で聴く蒼井ユニゾン気持ちよすぎ。
 やっぱり2人一緒がいいよ(そう!そう!ほんとにそう!)。

06.Present For You!!!!! ~A day in the café~

 day2前半の記憶が飛びがちなのは、概ねこの曲の衝撃に吹っ飛ばされたせい。
 暗がりの中でうっすらと見えたテーブルセットに、次がカフェパレであることを察して爆速でペンラを紫にするが、開店後はもう驚きばかり。次々と来店するアイドルたちに目が足らないし、どこを観たらいいのかも分からない。いま願い事が一つ叶うならば、目を100個に増やしてもらってはちすday2のPFY!!!!!をもっかい見る。腕立て伏せをしていたFRAMEと、席で喧嘩を始めた厄介客虎牙道は分かった。雨彦さんが退店時に誰かの頭を撫でていたかもしれない(多分もふ)。ハイジョが席でわちゃわちゃしていたのと、九十九先生が本を読んでいたのと、ピエールを鷲掴みにしたカエールがちょこんと座っていた気がする。頼むよ……アソプレ限定特装版でマルチアングルカメラ……。ついでにその場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE 〜牙ヲ穿テヨ〜 BATTLE MIX音源も諦めてないんでよろしくお願いします……。
 カフェパレ全員が最高の仕上がりだったんだけど、その中でも特に神谷とアスランの歌声がちょっと怖いくらいに絶好調だった。いくら歌が得意な声優さんだからって、そんな声量でそんなに声伸びることあるか?もしや私が知らないだけでオペラ歌手とかもやっていらっしゃる??カフェ6人揃ったことにより、ノリにノっていることがひしひしと伝わってきた。
 これは自信をもって言えるだけど、PFY!!!!!が終わり「いらっしゃいませ!」とアイドル全員にカフェパレへ招かれたあの瞬間、Kアリーナは世界で一番幸せな空間だった。あまりにも大団円で、多幸感と満足感に包まれすぎて、自分の中ではここで8thライブ一旦終わった。だってどう考えても8thライブの最大瞬間風速はここだし、こんな実質最終回演出を持ってきてこの後のライブ何やるんだろう……と不安にすらなった。(後述の都築さんソロで殴られて、杞憂であることを分からせられた)

みんなで歌おう!SideMメドレー

 メドレーおかわりいいんですか!?!?!?やったーーーー!!!!!!カフェパレのおいで浴びちゃったーーー!!!
 多分このメドレーの最中だと思うんだけど、立ち位置が近づきすぎたため漣に蹴りで威嚇されて、頭を下げる硲先生を見た気がする。分からん幻覚かも。

23.Resonate Blessing

 あの例のイントロが始まった時の衝撃といったら。あのイントロを全部流すのかという驚きと、都築さんが麗さんのヴァイオリンを絶対にカットするわけないだろうがという納得。いやそもそもday2もソロやるなんて聞いてないが!?!?確かにユニット曲『中心』としか言ってませんでしたけれども!??!?!?!?急にまた『我儘なまま』が始まるなんて思わんやろ。day1はともかくday2でソロを浴びる覚悟なんてかけらもできてなかったのでね、こうなるともう次に誰が被弾するのか分からないロシアンルーレットの開幕。会場の緊張感が一気高まった。
 まさかのソロ曲披露に心底驚かされたけど、Kアリという最強音響施設でたとえ1番だけでも都築圭のソロ曲を歌唱してもらおうと決断した演出に、心からのブラボーを送りたい。だって49elementsのソロ曲の中でもトップクラスに好きで、絶対に音響がいいところで聴きたかったので……土岐さんの踊るような歌声を、隅々まで思いっきり堪能することができた。麗さんのヴァイオリンと音を奏でることが心底楽しいのだという気持ちが、こんなにも歌から伝わってくる。最後のla la laで召されそうになった。2番からの転調も好きなので、いつかフルで聴かせてください。

24.Moon Shape/明鏡止水

 深町さん自身もMCで言ってたけど、人間辞めてたね……。ピアノが印象的な曲調と音の運び方がおしゃれでこれまた49elementsのなかでもトップクラスに好きな曲だけど、音が複雑でテンポも早いのでこれ歌うの大変だろうなと思ってたので……生歌で歌えるんだ……。すげぇよ玄武っぽいど、もとい深町さん。
 夜の街を背負い、鋭く、しかし熱のあるパフォーマンスを見せつける玄武。背中がかっこよくて見惚れてしまった。低音から高音のビブラートまで響かせ方が上手すぎる。
 ちょうど少し前のMORで作詞の新谷さんが解説をしてくださっていたので、解釈が深まった状態で浴びれたの感謝。番長さんをなぞらえてるそうだけど、現地で突然浴びた番長さんたち息してる???てかはちすday2はちょうどMORで新谷さんが話してたもふ・きゅ〜と⭐︎でいずとハイパービリーバー!!もあって、新谷さんセトリ知ってたんか?感謝感謝感謝。

25.Quod Erat Demonstrandum

 センステに1人立つ姿を見た瞬間、流石に叫んだ。あとライブ前にお会いした道夫Pのフォロワーの顔が走馬灯のようによぎった。
 あの……硲道夫新ソロ曲は49elementsの中でもトップクラスに以下略。硲道夫の信念を形にしたこの曲が本当に大好きで……この硲先生の信念こそがS.E.Mの核になっているので、硲先生がS.E.Mのリーダーで良かったなって……。
 独特な振り付けを完璧にこなしながら高vo値をぶつけてくる伊東さん。はちすday2では特に、立ち姿もダンスも歌も何もかもが硲道夫過ぎて、硲道夫役硲道夫現象が起こっていた。ガンガンの照明も良かったけど、レーザー使った床面の演出が特に秀逸。硲先生の振りに合わせて床に輝くQED。ズバリとQEDの度にあがる歓声。この時だけはスタンド席から見ることができて本当に良かったと思ったよ……。
 あのズバリとQEDの動き足を曲げるのでトンチキに見えてかなり体力使うんだろうけど、それを何度も何度も何度も手を抜くことなく全力で繰り返すところが、硲道夫のカッコ良さなんだよな。伊東さんの歌声演出歌詞ダンス全てのピースが合わさって、硲道夫のステージを作り出している。ていうかあんだけ動いたのに声が硲道夫から全くブレない伊東さん化け物だよ。
 hey!って硲先生が煽ってくれたの、上手く表現できないけどすごく嬉しかった。Quod Erat Demonstrandumは本当に本当に歌詞が好きで、特に2番の「仕事以上生きがいがあるんだ」「結果は遥かに彼方の誰かの未来の中に」「雨だれ石を穿つのだ」を聴くたびに、心の奥底まで刺さって、ああ硲先生と出会えて良かったなって涙が出そうになるので、その、フルを聴いたことない人が万が一いたら、後生だから聴いてほしいし歌詞も見て欲しい。マイクスギヤマさんに向かって五体投地。


26.HEAT BEAT “Identity”

 49elementsの中でもトップ以下略。day2ソロ繋ぎここまで特に好きな曲しか披露されなくて、さすがに運営に忖度されてる気がしてきた。でも分かるよキャストのvo値が高めのキャラのソロは、なんとしてもKアリの音響でやりたかった気持ち……その判断、大正解。ここに至ってはもう、ちばしょの歌が上手過ぎてアーティスト秋山隼人さんワンマンライブ会場だったので……。
 ギターの音が耳に入ってきた瞬間にまさかとおもったけど、真っ赤なライトに照らされながらギターを携えて1人ステージに立つ秋山隼人さんに倒れるかと思った。あとハイジョP友人の安否を心配した。
 ずっと前にちばしょがツイッターで、「隼人のソロ曲をライブでどんな風にできるか想像を膨らませてる」って呟いてたのを見てから、いつかくるその日を楽しみにしていたんだけど、期待を遥かに超えたものをお出しされて灰になった。隼人のソロをギターでやると決めてくれてありがとう……いくらなんでも歌が上手すぎるしこれでモテないは無理がある。硲先生ソロは演出との相乗効果がものすごかったけど、逆にHEAT BEAT “Identity”は(記憶飛んでるだけかもしれないけど)演出はほとんどライトのみで、そこが逆にギターと歌だけで真っ向から勝負する秋山隼人さんの覚悟を感じた。魂抜けるかと思ったよ。

27.ハイパービリーバー!!

 1万7千人が秋山隼人さんに恋に落ちたと思ったら、誰よりも一番先にその格好良さに惚れ込んだ男が出てきてぎゃーーーーって声出た。
 ハイパービリーバーもちょうどMORで新谷さんの解説を聞いて解釈が深まっていたところだったので、百万回の挫折と感動とキラめきがオレを待っているでじん……ときてしまった。そうなんだよ四季ってただパリピな訳じゃなくてしっかりと努力家なんだよ……新谷さん……スポットライトを浴びて影が伸びていったよ新谷さん……!!
 前向きなだけではない歌詞と明るくキラめくサウンド、そして楽しげで伸びやかな四季の声のバランスが絶妙すぎるとライブで浴びて再度認識した。ハイジョのハイパーアゲアゲボーカルである四季が、この歌を歌うのが好きだ……。

28.Sail→Light→Sail

 声が、デカかった!!!!!!!!
 いや真っ先にでてくる感想がそれなのはどうなのよと自分でも思うんだけど、本当に声が大きくて……Kアリの最強音響設備で聴くと音圧がすごくって。古川さんと並んで声がデカかった。特にサビのどストレートに歌が届いてくる感覚は何にも変え難い。このクリスさんの歌声なら、世界中のどこにでも、それこそ海の底にまで灯火として届くよ。
 花道を歩きながらの歌唱だったけど、それがまるでクリスさんが悠々と海を泳いでいるようで。ペンライトで作られた海を泳ぐ古論クリスは、心から楽しそうだったなぁ。

29.Yell Song

 F-LAGSの秋月涼……かっこいいアイドルだったよ……。クリスさんが作ったペンライトの海からYell Songへつながるセトリを考えた人、宝くじ当たってほしい。
 普段にも増して凛々しくて堂々として、見惚れてしまったよね……。少し前の315プロnightで三瓶さんが、以前のライブでソロを披露する前は様子がおかしかった話をされていたので、三瓶さん……!!!と思いながら見ていた。
 315プロに移籍しF-LAGSとして歩んできた秋月涼が、たった1人でスタージに立ち1万7千人の前でYell Songを歌うの、その歌詞とダンスと歌声と真っ直ぐな瞳にありとあらゆる文脈がのってきて、鳥肌がたった。かっこよかった、かっこよかったよ……。

30.Reflection BREAKERS

 殺陣が凄すぎてそれ以外の記憶があまりない。あと濱野さんの激イケボGo AHead。え?歌いながら戦ってた??そんなことできるの??なんで蹴りを出しながら歌声がぶれないの??
 突然現れた黒ずくめの不審者こと315プロダンサーズさんは、昨日だけの出演だと思っていたので嬉しいサプライズ。
 不審者と闘い膝をつく虎牙道。え?そんなまさか、タケルが、漣が、道流が、虎牙道じゃない誰がに負ける……?そんな……と呆然としていたら、(のちにMCでも言及があったけど)黒ずくめの不審者それぞれが対応する個人カラーの腰をつけていたのが目に入って、やっとこれは自分自身との闘いなんだと理解した。虎牙道がんばれ…‥負けるな……!!!もう心がヒーローショーを見てる幼児。3人が立ち上がり、自分自身を乗り越えた後の凄まじい歓声と拍手が忘れられない。

31.Tricolor Rendezvous

 アッチ ソッチ ボクら コッチ! Taut your say (多様性!)はい天才〜〜〜〜歌詞も振りも大天才〜〜〜〜〜〜あまりにもここのところの3人の動きが可愛すぎて爆発するかと思った。F-LAGSの3人がずっと仲良く楽しそうで、こっちも自然と笑顔になる。可愛くて明るくてかっこよくてお茶目で、等身大のF-LAGSの姿が眩しい。プロnightでお旗が当番の際にトリコロールを作りたいって話をしていたので、その光の一つになれて誇らしいよ。
 ライブで聴いていくらなんでも歌詞が良すぎると思って改めて確認したらまたマイクスギヤマさん……!!49elementsから SideMの楽曲に参加してくださってるけど、これだけいい作詞家さんとご縁があったことに感謝したいし、今後ともぜひ SideMをよろしくお願いします。

32.Eclipse of the Heart

 月が……出ましたね…………。
 バッと赤いライトが当てられてから、あまりの凄さに脳が焼き切られた。でも思ったより冷静に見れた気もする、まだ断片的に記憶があるので(ななす愛知TBT比)。
 3人とも顔を隠すような振りが入ってたのと、緩急つけた繊細なダンス(特に間奏部分)が印象的だった。北村想楽を定点してたんだけど、やっぱりふーみんのダンスのキレが異様に良い。あと振りに合わせたレーザーの動きが完璧。ななす横浜の√EVOLUTIONもそうだけど、演出と振りの合わせ方が SideMのライブは頭ひとつ抜けている。背景モニターの映像もモノクロの演出が良くて、もう毎回アンケートに書いてるけどあれ単体で映像アイマスチャンネルとかに出して欲しい。
 3人の何かを渇望しているような歌声にやられてしまって、Legendersさんに平伏した。本当に、あなたたちは本当にすごいよ。Kアリであの焦がれるような声とユニゾンの音圧と気迫を一度浴びると、もうCD音源では我慢できない身体にされてしまう。今すぐ円盤を出せ。

33.The Symphonic Daylight

  何を隠そうKアリーナの音響で聴くのを一番楽しみにしていたのがこのThe Symphonic Daylightである。CDの時から大好きだったので絶対に音響がいい会場で聴きたいと願ってたが、最高音質で浴びることができて天に感謝した。それにしたって歌が上手い。いくらなんでも歌が上手すぎる。これライブの度に言ってるけど、土岐さんは元々超絶歌が上手いにしても永野くんの成長が著しいにも程がある。昨日も永野くん本当に歌が上手くなったなと思ったのに、day2はAltessimoとして歌うことによって更にえげつないバフがかかっている。大丈夫でした!どころではない、真っ向から都築さんとぶつかり合い、共に旋律を生み出す麗さんが降りてきてた。2人揃うと攻撃力が5倍になるタイプのボス?あまりにも凄すぎてずっと鳥肌たってた。
 Altessimoがトロッコにいるの初めは不思議な感じがしたけど、光に囲まれながら進む2人を見たら想像以上に神々しくてよかった。時折手を振りながらも真剣に歌っている永野くんを、遠くのトロッコから優しい眼差しで土岐さんが見守っているの、いくらなんでもAltessimoの具現化過ぎた。
 2人がトロッコから降りて花道で歩み寄る時、スーっと光の線がそれぞれから伸びて繋がり道となったの、演出に過激派Altessimo推しがいることを確信した。

34.GO FOR IT!!

 その……正直に申し上げるとThe Symphonic Daylightの余韻とこの後のクラファの衝撃であまり記憶がない。ぎいーーー悔しい。
 各々がユニット衣装での登場だったので、統一感が全くないのが逆に良かった。トロッコなこともありかなりアイドル感強かった。嵐かも。
 なんか本当にびっくりするほど……記憶ないな……。早く取り戻したいので円盤待ってます。

35.来来美食

 中華ファースト。ほぼ全員が来ることを察していたクラファの知らない新曲。でもまさかこんな中華なテイストでくるなんて、予想できてたまるか!これまでの、今どきのクールでスタイリッシュな楽曲から一転、突然の明るくポップな中華。規制退場渋滞の際にちらほら聞こえてくるバーミヤンという単語。めいしーふぁんふぁんふぁん。美味しいことが全てさ〜🎵
 曲もそうだけど、振り付けもまた新たな方向性が盛りだくさん。3人でぐるぐると回るクラファ(ターンテーブルを模している?)。ぴょんと跳ねながら食材を刻むクラファ。キョンシーのクラファ。なに?かわいいね??
 同年代のオタク全員がいーあるふぁんくらぶって言っててちょっと笑った。モニター映像、かつてニコ動で見たことある味した。

36.BeSide Emotion

 ずっと泣いてた。
 突然フリーズ無言号泣オタク、周囲の席の方はさぞかし困惑したことだろう。謝罪。
 S.E.Mって始まる前からS.E.Mだって分かる、ガンガンのピンクのレーザーのおかげで。ありがたいですね。S.E.Mがくるって分かったからって、できることは事前にペンラをS.E.Mピンクにすることぐらいで、その後の衝撃に耐えられるわけでは……ないけど…………。
 S.E.Mはあんどもあ先輩で生えがちとはいえ、あのタイミングで急に舞田が生えてくることある!?!?!?さすがに今回こそは舞田は厳しいだろうと覚悟していたので……ここ数年毎回この覚悟をしてるのになぜか最終的には出演してくれる。なぜ。キャストがいま恐ろしく多忙であろうため、ギリギリまで調整してくれたのだろう、今回はさすがにトロッコかあってスタンドマイクで、振りを極力減らす形だろうな……出演してくれるだけでも、3人揃ったS.E.Mが見れるだけでも最大級の感謝……と思ってたんですけど……なんか、ヘッドセットで1曲がっつり踊って帰って行きましたね……どういうこと……?今回はいくら出演曲数を絞っているとはいえ、特に榎木淳弥なんでこのスケジュールでしれっとヘッドセットで踊れるんだよ……いつもS.E.Mを、舞田を全力で表現しようとしてくれて、本当にありがとうございます。あなたたちには頭が上がりません。
 歌もパフォーマンスも最高で、S.E.Mはこんなにもすごくてかっこいいユニットなんだぞと世界中に自慢してまわりたい。舞田の真剣な歌声、ロングトーンをKアリで聞けてよかった。後半の山下次郎の声の伸びもすごかったし、硲先生は完璧に硲先生だった。√っぽい振りがあった気がする。わからないごめん幻覚かも。
 CDの時からずっと、歌詞の全てが刺さり続けてる。
 思い通りにならない毎日を、諦念と妥協のなかで生きている。いい歳した大人なので、大概のことはまあしょうがないよねと流せるようになった。期待して傷つくくらいなら、初めからハードルを低く低く設定する怠惰な人間でも、この曲を聴くたびに背筋が伸びる。顔をあげて前を見なさいと硲先生に、俺たちがついてるんだからと山下次郎に、さあ君が選んだ道を進もうと舞田に、背中を押されているようで。諦めなくてもいいのか。期待してもいいのだろうか。優しさだけではない、厳しさと信頼が込められた、大好きな人たちの大好きな歌だ。
 アイドルも中の人も止まることなくずっと前へと歩み続けているS.E.Mが歌うからこそ、どんな希望もどんな期待ももっていたっていいんだと信じられる。SideMはゲームがなくたってなんかめっちゃ元気だし、今年はファンコンで舞田類も現実になったしね。
 この歌を、3人揃って歌ってくれたことがどうしようもなく嬉しい。
 なお、悲しいお知らせですがBeSide Emotionで心身の『全て』を持っていかれたため、ここから先の記憶が相当の部分ない……。より正確に表現するなら、キャパシティーを超過したためこれ以上脳が受け付けられなかったのだと思う。感想のIQダダ下がり。

37.愛笑華!

 記憶が混濁している。前半はBeSide EMotionのせいでまだ茫然自失オタクのままだったので、コールに参加できたのは2番からだったことは覚えている。コール曲であることは分かってたのでCDが発売されてからそこそこ聴き込んできたつもりだったが、BeSide EMotionで何もかもが吹っ飛んだため、モニターにコールを映してくれるのにかなり助けられた。彩にふぉーりんらぶさせてくれてありがとう。

38.ONE to DREAM!

 記憶がかなり朧気。いや……本当にない。FREAMってやっぱり最高だなという感覚はしっかり残っているのに、肝心の記憶がまるでないの悔しい。歌が上手いよ~~~と思ったことと、花道でハイタッチして爆沸きしたことだけかろうじて覚えている。

39.MIRROR of TRUTH

 記憶が断片的。でもモニターを鏡みたいにつかった演出が天才だったことは覚えてる。あとは顔を隠すような振り付けがあったのと、恭二の声がした。ピエールとみのりが背中合わせになったところのビジュアル最高だった。

40.Make up↑ Magic
41.Journey JOY Blend
42.GIVE ME × FUSION
43.暗黒への前奏曲
44.Sweet Diamant 

 この辺りになるとさすがにちょっと落ち着いてきて、やっと脳が光景を受け付け始めたものの、カフェパレソロ繋ぎの情報量で再びキャパを超えて宇宙猫に。
 咲ちゃんが一人で出てきてソロを歌い始めてしばらく、ずっと何が起こっているのか分からなくてえ?なに?え?どういうこと?となっていた。ななすで突然浴びせてもらったのにまた浴びれるの????なんで????咲きちゃんかわいいね????あれ?1番で終わっちゃったなんで?え?かみや???まってこれ知ってる???聞いたことある???だって去年急に浴びせられて大混乱したからね??今も大混乱だけどね???まきおが出てきて?これってななす??ヘッドセットで????ソロを????え???????
 脳がやられていたのでずいぶんと時間がかかったものの、この辺りでやっと今起こっていることがどういうことなのか、これから何が起こるのかを理解して叫びそうになった。はちすday2のお当番であるカフェパレが用意する絶品のフルコース。こんなにも贅沢なものが他にあるだろうか。
 ヘッドセットでソロを披露した卯月巻緒さん。スタンドマイクとはまた違った色気があって、危うく恋に落ちるところだった。
 卯月巻緒さんのソロ終わりで一区切りをつけてから、センターステージに広がる大量のスモーク。雷の音。悲鳴。そして現れるアスラン。古川さんの歌声がこれまでにないほどに絶好調で、音の響きも深みも伸びもとてつもなく、Kアリの音響もあって地響きすら起こしているように感じた。
 会場全体を己の色で染め上げたアスランソロが終わり、ステージに立つ東雲さん。また空気が一転する。黒雲立ち込め雷が鳴っていた空はいつの間にか晴れ渡り、星が輝く夜空に。
 優しく響く東雲さんの歌声、合わせて振られるペンライト。曲の最後に、互いに背中を預けて立つカフェパレのメンバーを見て、泣かないのはいくらなんでも無理でしょ。

45.Smiling Platter!

 6thのときに、会えないなら会いに行くよ!とカフェパレがデリデリでトロッコにのって会いに来てくれたのが、今思い出しても泣きそうなくらいに嬉しかったので、カフェパレがトロッコにのっているだけで反射的に心が喜んでしまう。そう、カフェパレって会いにきてくれるんだよ!!!
 PFY!!!!!!とはまた違った、当たり前で特別な日に寄り添うような多幸感。こんなにも幸せをもらっていいのだろうか。day1のソロ曲トリだった素敵にCon grazia!で北斗がパーティはこれからと歌っていていたけれど、Smiling Platter!でもまるでパーティーみたいにさ、と歌詞に出てきて、はちすライブはパーティー(特別な日)というのが裏テーマの一つにあったのかもしれない。
 カフェパレが全員楽しそうで、会場全体で幸せをシェアしていて、カフェパレお当番回のラストに相応しい最高の大団円だった。

46.Hands & Claps!

 次の曲で最後です!って言われて大声でえーー!!!!!と叫んだものの、内心ではそりゃそうだろうよと思っていた。何もかもやりきったもん、 もうこれ以上入らないよ。
 4回目なのでこれまででは1番ちゃんとできた気がする。気がするだけだったかも。クラップ楽しかったなぁ……合同ライブのときのCRYST@LOUDも楽しかったけど、ドームだと席の位置の問題もあってか音ずれと跳ね返りがひどくて段々とぐちゃぐちゃになったりもしたので、そういったことを気にすることなくみんなで合わせてクラップができたのは会場のおかげもあったのかもしれない。

47.Take a StuMp!

 何回だって歌ってほしい。何回だって、大声でユニット名を届けたいから。S.E.Mにコールを届けられる日をずっとずっと待っていた、本当にありがとう。何度聞いても好きすぎるので全部のライブでやってくれ。

48.DRIVE A LIVE

 実家。昨日に引き続き豪速球を投げて客席に向かって謝罪しているキャストがちらほら。伊東さんにボールをそっと投げ渡す榎木は見た。みんなボールを投げるのにみんな必死すぎて、最後の方もはや天﨑さんしか歌ってなくなかったか??さすがに面白すぎる。

その他諸々のこと

Kアリーナについて

 とにかく音響がいい。すごくいい。ノイズもなくクリアにはっきりと音を楽しめる。今回はDay1はlevel3、Daty2はlevel5のそれぞれ上手側の端のほうだったんですけど、音の遅延も跳ね返りもなくて、音楽に特化していることを謡うだけの実力。あんまり耳に自信があるほうではないけど、それでも最高品質だと間違いなくお勧めできる。
 今回はメインモニターの横にも縦長のサイドモニターが左右に設置されていて、ソロ曲ではこちらに全身を映してくれることが多くかなりありがたかった。メインモニターを演出に使用して、キャストをサイドモニターに投影するという使い分けが度々されていて、素直に唸らされた。以前からSideMのライブは背景映像や演出にかなり力を入れてくれているので、それがさらに引き立つ形に。照明も相当数設置していて演出の幅も広かった。レーザービカビカよ。
 一度level7まで上がってみたけど、かなり高いが他のアリーナやドームに比べて格段にステージを近く感じた。SSA2階スタンド後方とか豆だったもん。座席構造に既視感あると思ったら、東京ガーデンシアターさんですね!東京ガーデンシアターさんのことキャパ以外好きなので、当然Kアリーナも好きになってしまった。ここに住みます。動線と電波がカスなことを差し引いても、毎回ここでやってほしい。

フラスタについて

 SNSでも話題になっていたが、今回のはちすライブでは200基を超えるフラスタが届いたそう。これまでフラスタという文化にあまり明るくなかったのだが、今回縁あって企画に参加させていただいたこともあり、初めて意識してフラスタを見たが……圧巻の一言だった。
 一つひとつのフラスタ全てに、誰かが誰かに届けたい、贈りたいと思った愛が込められていて、心を揺さぶられた。いつか機会があれば、自分でも出してみたい。

参加させていただいた素敵なS.E.Mのフラスタ
参加させていただいた金人間フラスタとなぜか間に挟まれている信玄さん

告知について

 突然の被弾!!!!!!!!!!!舞田類名指し!!!!!なんで!?!?!?!?!?!?!?!!!!スカジャンコラボ!!!!!!!!!!!!!!29,000円!!!!!!!!!!!!!!買いまーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!次の舞田Pの参戦服はスカジャンで決まり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 うひょーーーーーーゲームが終わったのに全然貯金溜まんねぇやそれどころかバンナムにずっと金搾り取られてる!!!!!!!!!!SideMが元気で何よりです!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!
 やっとこの自己満クソ長感想note書き終わったからファンコンの315プロエピ読んで爆発してくるわじゃあの!!!!!!!!!!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?