「実業家」福永活也氏の経営する企業を訪問したら凄まじかった
今、ツイッター界隈で大人気の「日本一稼ぐ弁護士」「敏腕経営者」「冒険家」など様々な顔を持つ福永活也弁護士。
ネット誹謗中傷の無料受任も大きな話題になりましたが、そのご活躍は法曹界にとどまるところを知らず、レストラン、モデル事務所、VR人狼、プログラミングスクールなど、多岐にわたる事業を経営する実業家でもあります。
そんな福永先生ですが、「プログラミングスクール事業」は最近「餃子」でも話題のホリエモンこと堀江貴文氏のプロデュースのもとで事業を営んでいる模様。
その本社住所を訪問したところ、中々面白いものが見られたので、その後の調査結果と併せて共有します。
閑静な住宅街にはどんなオフィスが?
(引用:公式サイト https://www.sumitomo-latour.jp/buildlist/shibuyaku/latour-daikanyama/)
福永先生が代表をされている、「株式会社テックイットイージー」ですが、登記されているのは以下の住所でした。
閑静な住宅街エリアで、最寄り駅としては京王線の「芦花公園」と「八幡山」の中間、小田急線の「祖師谷大蔵」と「千歳船橋」の中間といったところでしょうか?
いずれの駅からも徒歩20分弱はかかる立地であり、アクセスが良いとは言い難いです。
さて、そんな住所にあるのはどんな先進的なオフィスなのか。
あのホリエモンと福永弁護士の共同事業のオフィス。さぞ先進的に違いない。
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ふぁっ?
どうみてもただのアパートです本当にありがとうございました
最高級マンションと名高い「ラトゥール代官山」の家賃300万の部屋に住み、一般市民:民の住む住居を「ウサギ小屋」と表現する天井人:福永先生がこんなところ(失礼)で実務をされているとは正直思えません。
あ、見出しの後に付けた「公式」の画像は、住友不動産の公式サイトです。ラトゥール代官山のね。
が、まぁ法人登記をどこにしようと自由と言えば自由。それに今や立派なオフィスを構えている大企業も、雑居ビルやアパートの一室から始まったというのもよくある話です。
その実態を確認しようと、102号室の表札を確認したところ、あったのがこちら。
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※塗りつぶしてあるのは個人名です。公開はやめときますが、全て何らかの法人に関わっている方の名前でした。
これらの会社についていろいろと調べたところ、面白いことが分かったかもしれないので、公開していきます。
なお、今回公表する情報は、法務局より10/6時点の最新情報として取得した登記簿謄本(全部事項証明書)に記載されている内容です。
必ずしも最新の実態を反映しているとは限らない点はご容赦ください。
1.株式会社訪問美容サービス
まず、表札の最上部にある、2名の代表取締役が存在する株式会社訪問美容サービスから。
なお、富田氏、高橋氏とも首都圏の別の住所に在住しており、この住所がいずれかの自宅兼事務所、ということではなさそうです。
その名の通り、介護施設向けの訪問美容サービスを事業として展開されているようです。歳をとっても、施設に入っても、人間はいつまでも美しくありたいもの。社会的意義の大きな事業ですね。
後ほど全て公開しますが、表示されている法人の中では断トツで長い期間存在しており、平成30年に千葉県市川市より現在の住所に本店を移転しています。
表札が一番上にあることや、他の法人は全てこの会社の移転後に設立されていることから、株式会社訪問美容サービスがこの住所の実際の所有者、もしくは契約者である可能性が高いかとは思います。
一方で、この会社の定款には「シェアオフィス」や「バーチャルオフィス」の運営はなく、事業として他の会社に貸し出しているわけではなさそうです。
この会社や代表のお二方について情報がある方はいただけると有難いです。
2.株式会社イトマ
1995年生まれの若き起業家、慶応卒のエリート、吉田 成也 氏が代表を務めているメディア事業や動画制作を展開する企業です。
資本金は目を疑う金額ですが、若者の起業でコストもかからない事業に取り組まれていることを考えると、こんなものなのかもしれません。
この会社の「本店」は、千歳台とは異なる「吉田氏の現住所」に登記されていますが、実際の活動拠点がこちらだということかもしれません。
HP上で「取締役」とされている阿部氏、竹川氏について、登記簿には一切記載されていませんが、まぁ興味ないからいいや。
この法人について今のところ特に気になる点はありませんでした。なんか情報あったらください。
3.株式会社キャットウォーク
きました!我らが福永活也弁護士が代表を務める会社です。
取締役には、大元と見られる株式会社訪問美容サービスの共同代表、高橋氏の名前も記載されています。
定款に記載されている事業内容は非常に多いのですが、この法人についてはHPすら存在せず、実態として何をしている会社なのか不明です。
(10/9追記)
会社のHPは存在しないようですが、福永先生のアパレルブランド、Mimi Minetteの運営会社でした。他に何かしてるかは不明。
週間売上更新、おめでとうございます!
4.株式会社テックイットイージー
(引用:公式HP https://ddprog.com)
調査の発端となったホリエモンプロデュースのプログラミングスクールの会社ですね。役員(代表取締役)として記載されているのは、我らが福永大先生のみです。
資本金は51万円となんとも微妙な金額。意図はわかりません。
独自でプログラミングスクールを運営しているわけではなく、TECH::EXPERT(現 TECH CAMP)と提携しているようです。大元のサービスが名前変わってるんだからそれちゃんと対応しようよ^^;
要は「ホリエモンのディレクション」という付加価値をつけてTECH CAMPに送客することによって紹介報酬を得るモデルでしょうかね。定価598,000円(税別)のうちどれくらいが紹介料になるのだろうか?
アフィリエイトビジネスであれば原価もランニングコストもほぼ0かもしれませんが、、
それにしたってこのサイトから「俺もプログラマーになれる!」と思って申し込みがあるのだろうか。
「この」サイトから。
(引用:公式HP 特商法ページ https://ddprog.com/terms/)※サイト閉鎖
5.株式会社365
最後に紹介するのが株式会社365。福永法律事務所にも「アプリ開発事業」の実績として記載されていたアプリ「365」の運営企業ですね。
「毎日100円の投げ銭をして、参加者の誰かが総取り(運営手数料50%を控除)」という画期的なオンラインでの「パーティー」を開催されている(いた)模様。
神の子:宏洋氏がYoutube動画にてこのアプリの存在について言及したところ、即座にサイトが閉鎖されてしまいましたね。。
『貧乏人の税金』とも言われている、某「国の独占事業」に酷似したビジネスモデルであり、「賭博及び富くじに関する罪」に抵触するのではないかという指摘も入っているようです。
ビジネスモデルの合法性については、法律のプロである福永先生の見解が掲載されていたようですが、現在は削除されているため見ることができません。
さて、ビジネスモデルの合法性についての議論は一度置いておいて、新井 源己 氏という新たな登場人物が出てきました。
新井氏はまだ学生ですが、1,000万の借金をしてまで莫大な自己投資を行う非常に意識の高い人物です。
インターン先でも、世相を反映したサービス「ズムコン」を立ち上げるなど、意識が高いだけでなく、優秀な方とお見受けします。
気になったのは「新井氏が出てきたこと」よりも「別の人物の名前が出てこなかったこと」なのです。
Wantedlyの情報を見ると、この会社は株式会社バンクの創設者である光本 勇介 氏の著書「実験思考」の企画で設立したようです。
光本氏の立ち上げた事業の中で最も有名なのはアイテムの写真を送るだけで即現金化できるという画期的なアプリ、『CASH』でしょうか?(現在、この事業は東証マザーズ上場の BuySell Technologies社 に売却されています。)
CASHの生みの親である光本氏のアイディア発、ということであれば法的な問題は置いてといて、生まれてきた経緯は納得感あります。
若干話が逸れたので戻しますが、「光本氏、福永氏、新井氏の3人による共同創業」とされている株式会社365ですが、その取締役の中に光本氏の名前はありませんでした。
まぁ、別に創業者だからと言って取締役として登記しなければいけない決まりがあるわけでもないと思うのでいいっちゃいいのですが、、
適法性に議論の余地がある事業を展開している企業に、発案者と思しき人物で共同創業者の一人とされている人物の名前が登記されていないことは気になると言えば気になります。
これ以上何を言っても推測の域を出ないのでこの話はこれでおわり。
ただね。
この新井氏が1,000万の借金してまで投資した先が、この光本氏の著書「実験思考」の企画のようなのですよね。
「後から決められる本の代金」として1,000万円を支払うと、その半分にあたる500万円の出資を受けて光本氏と共同創業ができる、と。(ご本人執筆のnoteより)
株式会社365、資本金100万円だけど?
まぁ、他にも会社作ってるとかかもしれないので、あまり想像で勝手なことを言うのはやめておきましょう。ざっと調べても何も出てきませんでしたが。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
い か が で し た で し ょ う か ?(圧迫)
と、ゴミアフィ記事のような出だしからまとめを書き出してみましたが、正直
「いかがでしたでしょうか?」
「調べたけれどよくわかりませんでした」
程度のまとめしか出てこないのが正直なところです。。
まぁ、結局現状の情報で何を言っても推測の域を出ませんし、想像でごちゃごちゃ言うのも関係各者に失礼に当たると思いますので、公開されている情報を元に簡単なコメントを加えるにとどめました。
エゲツない情報を期待していた方には申し訳ありません。もしかしたら、何も出てこないかもしれないし、とんでもない秘密が隠れているかもしれませんが、現段階ではこのくらいです。
単に千歳台の住所が登記先として貸し出されているだけなのかもしれないし、それ以上の何かがあるのかもしれません。
いずれにせよ、一般的なバーチャルオフィスのようなものでもないとは思うのですが、、、「世田谷区千歳台」に登記することによる、起業家界隈での圧倒的なブランド力があるのかもしれませんが、民にはわかりません。
同時に、あえてここに登記されがちということは、今回出てきた優秀な起業家の皆様と福永弁護士の間には、浅からぬ関係があるのかもしれません。
我らが福永先生が豊富な人脈の一部を垣間見れた気がします。
これらの人物についてや、法人については気が向いたらまた調べます。なんか情報があったら貰えると嬉しいです。
あとがき
今回のnoteは現地確認、および法務局の登記情報提供サービスから取得した情報をメインに作成しています。
法人の登記簿は誰でも1社300円ちょっとで取得できますので、気になる法人のある方は是非使ってみてください!
まぁ、本人が口で言ってるだけで本当は存在しない会社とかは当然調べられないけどな!(○髪とかな!)
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