僕にとっての大井戸塾とは

まず、少し自己紹介をしたいと思います。
9年間サラリーマンをしていましたが、1年前に退職しました。
毎日毎年同じ事をする事を良しとする環境に、未来や生きる楽しさを感じる事ができなかったからです。
キッカケは、仕事に情熱を注ぐ井戸さんの姿を見て、ただお金を貰うだけの作業をしている自分も、こう変わりたい!と思った事です。
でも辞めた時点で次何をするか考えていませんでした。

1年間で何をやるか決めよう。

それまで僕は「誰かが良いとする物」を良いと思う人間でした。
でもある時気が付きました。
それが、僕にとっても、誰かにとっても、何の意味も無い事に。

自分の好きな事に正直になろう。
まずは自分がどう生きたいか知ろう。

そんな思いで、何となく続けていた会社を辞めました。
周りの友達や親は揃って反対しました。
そういう声を聞くと、不安になります。
また無色だった僕に戻ってしまいそうになります。

孤独になろう。

僕はあえて、仕事を辞めた後に今までの友達と会うのを止めました。
全てを手放し、自分の色を探しました。
人間、持ち物を手放すとその空いた手に新しいモノが舞い込んできます。

僕にとってはそれが大井戸塾でした。

僕は○○塾という物に興味がありませんでした。
意識高い系の人が、いっぱいいるイメージです。
けれど、意識高い系とは程遠い大川さん、井戸さんが塾を始められるという事で参加してみました。

大井戸塾とは、「旅」である。

僕はそう思います。
意味不明ですよねw
僕は旅が好きです。旅をすると、普段は出会えない沢山の新しい物事に出会います。見た事のない景色や物事が、僕を拡張してくれます。
塾生には、年下なのに年商数億の人間がゴロゴロ居て、僕が居た会社の「年功序列」というシステムが、全く無意味な事を教えてくれます。
彼らは、必ずゴールから逆算して決断します。
僕にはゴールすら見えていないのに。
僕は心から彼らを尊敬しています。
自分の年収は自分の周りの人間の平均だ。という考えがありますが、僕はコレ本当だと思います。
そして、年収だけの話ではありません。
アメリカに住んでいる人間が普通に英語を喋る様に、人は環境によって、簡単に、そして大きく変わります。
彼らと接する事によって、自分が拡張していくのが分かります。まるで旅のように。

ただ、僕は大井戸塾を盲目的に礼賛するつもりはありません。
ここに安住するつもりもないし、そんな事をしても僕は彼らに何も与えられません。
ここは、僕の"ホーム"ではないからです。
僕は今後、「大井戸塾?あぁ昔スゴい刺激を受けたけど、もう僕にとってそんな刺激的な場所ではないね(・∀・)」と言える位、もっともっと自分を昇華していくつもりです。
けれども、その頃の彼らは、僕に更なる新しい世界を見せてくれる人間になっているんだと思います。

僕は旅が好きです。

そして僕は、まだ見ぬ壮大な景色の様に、面白くて、僕をもっともっと拡張してくれる人に出会える事を、とても楽しみにしています。


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