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外国人にとって大阪弁、関西弁はわかりやすいという話


昨日の空気は読めるわけがない話から、今日も空気を読まないで勝手に話します。

以前日本語を道具として考えた場合というテーマで少し話したこともありますが、一般的に日本語は外国人からは難しいと言われています。外国人にどうして?と聞くと、漢字、ひらがな、カタカナ、3つもある。また、敬語とか難しいと。その他、勉強を少ししたことある人からすると、やはり文法難しいようなのです。あと意外なところで発音や聞き取りは簡単かと思うのですがそうでもないものもあるのです。しかし、その辺りは、各国の言語の特徴から、様々な対策も考えられており、それらのノウハウに沿って、日本教師は指導は行います。

指導はそうなのですが、過去複数の外国人に、大阪弁関西弁は日本語がわからなくてもなんとなくわかりやすいし、関西弁の方が親しみやすいと言われたことがあります。

理由は、東京弁に比べて言葉に抑揚があるのと、イエスノーをはっきりと言う傾向にあると感じるからだと。またとある外国人には、日本語の標準語が東京弁ではなく、大阪弁になったら、もっと外国人の日本語学習者は楽になるのでは?とも言われたこともあります。大阪弁だと、日本語がわからなくても、空気を読まなくても、相手が伝えたい意味がおおよそ推測できると言うことなのだと思います。まあー、テレビのドラマや芸能人が話してる大阪弁だったり、関西芸人の大阪弁を基準に言ってると思われるので若干微妙なところもありますが、一般的に関西弁は腹式呼吸を使わないと喋れないので、その辺りも影響してるからだとは思います。

関西弁が標準語になればいいのにという発言は、関西の人は大喜びされる方も多いかとは思いますが、わたし個人としては、それは難しいと思ってます。

なぜならば、生粋の大阪人でないとネーティブな大阪弁をちゃんと話すのは難しいからです。また、大阪といっても、大阪のエリア地域でかなり言葉が違うからです。ましてや、関西弁となると、大阪、京都、神戸、奈良、一部和歌山も入るとなるとかなり言葉が違うからです。
わたしは、両親が大阪出身ではないので、本当の意味の大阪弁ではなく、大阪では移民のような立場だったから余計思うのかもしれません。

その他、リアクションについては、確かに、大阪の方がわかりやすいかもしれません。しかし、そのリアクションも若干地域によって異なるので、標準となるとどこ?となると思います。

しかし、言葉、リアクションは関西の方がわかりやすいかもしれませんが、特に仕事をしていく上でのやりとりは、東京、関東圏のほうが、日本語がわからない外国人にとってもわかりやすいとわたしは思います。
日本人が、大阪、関西で暮らすのは大阪、関西の独特の見えないルールが暮らしていると多くあるのです。
言葉の違いと同じように、同じ大阪内でも、京都でも、かなりルールが違ってたりするのです。東京も全くないわけではないと思いますが、大阪、関西ほどではないと思ってます。

ただ、外国人をいい意味で区別してくれるのは大阪なのかなとも思います。なので、外国人があまり空気を読めなくても生きていける場所それは大阪、関西エリアなのかもしれません。

しかし、このように日本人のわたしですら、関西と関東での文化の違い、言葉やリアクションの違いを使い分けるのはむずかしいなどと、好き勝手に語ったり、一般的にも日本人皆さん、なかなか生まれ育った地とは異なる県やエリアで生活するのは難しいと考えてる人は多いと思います。特に地方の人が都会で暮らすのも大変ですが、都会の人が地方で暮らさなければならない場合は、多くのストレスを抱える場合もあると思います。正直、地方都市も含めた都会や、地方でも外国人が多く暮らしている集住地域は、日本語が話せなくても、なんとか生活はできることが多いと思います。

しかし、地方はなかなか日本語の話せない外国人はしんどいのでは?と思ってます。あと、地方ほど、すでに取り組んではいると思いますが、ICTの活用や、やさしい日本語は浸透させることは必要だと思います。
その辺りのこともまたどこかで書こうと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます😊


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