雑談は難しい
高校ぐらいまでは、よくしゃべる方ではありましたが、たまに女子の会話に上手く適応できず、難しいと感じることもありました。ただ、大学以降はあまり気にすることがなくなり自分らしくを大事に、友人との付き合いをするようになりました。結局のところ本当は一般的な女性の会話をあまり得意とはしていなかったからだと思っています。そのあたりは以前書いた、リケジョの思考回路が強いからなのかもしれません。
ただ、働き出して、業務的に周りがほとんど男性ばかりになったためか、一層会話が楽に行えるようになっていたと思います。しかし、長年勤めた自動車会社を退職以降、たまにそして特に現在は仕事においては人との会話に苦労することが増えて、近年は特に何を話していいのやらと思うことが増えました。
プライベートではできているはずなのに、自分の考えをうまく伝えることができない。
日々もやっとした生活。
あと、「雑談がうまくできなくなった」ことなどです。
まぁー特に最近、現在はフルリモートだからという言い訳もあるかもしれません
ただ、
「昔の友人と話をする」
「昔の会社時代の人と話をする」
「ビール仲間と話をする」
「日本語教師の実習時生徒の方々と話をする」
は普通に話せていると思っているのです。
ということで思うこと。40も過ぎてわかったこと…。
適当に合わせようとしても相手によっては、
「雑談ができる人とできない人がいる」
要は、
リケジョの例ような結論をはっきり言うのも気に入らないうえに、
いわゆる文系女子の空気を読む会話のような、
「相手の意向に適当に合わせるということそのものが気に入らない人もいる」
ということを今更ながら知ったのです。
自身は、今までは良くも悪くもいい加減なので、仕事とかではなく、どーでもいい話、雑談については、適当に合わせるということは自分では得意だと思っていたのです。なので、仕事で関わる方との関係において、特に慣れないうちは、いつもあいつはすごいんだ!の方のような高いマネージメント能力がある方々だったり、過去に自分が素晴らしいと思っていた方々だったら、こういうだろうなと思う発言や行動をして適当にやりすごしていたのですが、それが通用しない世界もあることを今更知ったのです。
雑談ができない
会話がかみ合わない
笑いのツボが違う
話題のツボも違う
意見をいう
重箱の隅をつつかれる
マウンティングされる
適当に合わせる
さらにマウンティングされる
・・・・
どうしていいのやらなのですが、仕事だから仕事の延長の雑談だから仕方がないと割り切っておりますが、なかなか難しいと思っています。
と同時に、過去の経歴、条件などと今を比べて自分はそれでよいと思っていても、「他の人」からみたらそうではないことは、自身はまったく気にしてなくとも、相手からしたら「ひがみ」、「やっかみ」に代わることもあるので、そこの壁はどうしようもないなとか。私は結局のところ横のつながりを大事にしている人間だけど、日本においてふつうはタテのつながりを大事にしているから、肩書とかその考えが異常に強い人とは話は合わないなとか、自分としては気を使っているつもりでも、年功序列、役職などを気にして相手を立てるつもりでも、生意気な無礼な人間に見えてしまうのだろうなとかいろいろ思っているのです。
そんなことを言って、日本人同士なのにうまくコミュニケーションが取れないのであれば、外国人となんてもっとうまくやれないなと思うところもありながらも外国人や色々な考えの方がいる環境の方が、それぞれが色々な話ができる、雑談もしやすいのかなと思うようになりました。
そんな気持ちもあっての日本語教師の勉強を始めたというのもあります。
英語を勉強しているときは、雑談、フリートークができるようになると英会話のスキルが挙がったと言えるということを言われましたが、スキル的な問題だけでなく、元々の「心」的なものもあるのかなと最近は特に思ってます。なので、日本語を勉強する方には初級から雑談ができる関係をうまく作っていければなと思っています。
なんだか、過去、私がうまくやれなかった人達の愚痴のはなしになってしまいましたが今日はこの辺で。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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