品川区のパブリックアートを追加しました

本日の更新内容

品川区、大崎のパブリックアートを追加しました。

七つの回転

JR大崎駅の東口から大崎ニューシティに向かう連絡通路の両脇に設置された、動く作品です。すべて球体が奥から手前に回転する作品なのですが、ひとつずつ造形が違っています。小さめなので一周も短くて忙しいときの鑑賞にもぴったりです。
作者の伊藤隆道さんは動く造形物を作られる方です。最近友人に教えてもらった町田の造形物も伊藤さんの作品だそう。観に行くのが今からとても楽しみです。

大崎ニューシティのOパティオにある女性の像です。魚の形の凹凸がある壁に女性が漂って、その回りを鳥たちが飛び回っています。最初は海の中を漂っているのかと思いましたが、波の表現や鳥の場所を考えると水面なのかもしれません。
はたまた、どこであるかなどは関係なく作品そのものが海なのでしょうか。

 品川は、古来、陸海路の要衝として海と共に栄え、景勝の地であった。
 昭和初期の埋立てにより、海はいま此処から遠く離れたが、嘗ては、目黒川沿いに飛翔する鴎たちが運ぶ磯の香が。この辺りにも漂っていたものである。
 今日、品川のこの地の近代的再開発に当って、往時を偲び、郷土への愛着を篭めながら、その表微たるモニウメントとして「海」をテーマとした所以である。
 なお、このモニウメントは、水着の女、波、日輪、鴎、魚たちを以て構成したものであり、既設の品川区立区民公園のモニウメント「海」との姉妹作である。
現地作品キャプションより

女性の水着、最後の最後で付け足したように見えるのですが。キャプションの文章から察するに、予定通りでしょうか。

ねじられた柱

こちらもOパティオにある作品です。台座が黒で本体は黄色と一番目立つカラーリングのはずですが、たたずまいの繊細であるからか、回りに馴染んで主張は控えめです。
タイトルが「ねじれた」ではなく「ねじられた」なのが好きです。確かに作品が嫌々しているように見えます。

TRANSFORMASION

上記、ねじられた柱と同じで脇田愛二郎さんの作品です。ねじられた柱を丸く成形したような形をしていますが、よく見るとこちらはねじれているわけではなく、折り紙できれいに折り畳んだような形です。中央が開いているので向こう側を覗きこむもよし、前に立って写真を撮るもよし。タイトルの通り変化に富んでいます。

水の器 噴水のために

大崎駅から大崎ニューシティに向かうと一番はじめに目に飛び込んでくるのがこの作品です。青いモザイクタイルで作られた噴水なのですが、その回りにも前衛的な作品がいくつも取り付けられていて一周するのが楽しいです。
作者の中村錦平さんは有名な陶芸家で、公式サイトには写真を見るだけでワクワクするような作品が多数掲載されていました。

マイマップの紹介

タイトルが「作品名」、メモには「作者名」「制作年」「素材」「サイズ」「訪問日」の順で記してあります。わからなかったところは改行のまま空けてあります。調べがついたら順次更新いたします。
表示のアイコンがタコのものは開放されていない作品ですが、公共の場から鑑賞が可能であれば取り扱っています。鑑賞される際は十分にご配慮ください。

いただいたご支援は全てパブリックアート収集・美術館訪問に使わせていただきます。