謙遜と冒涜

ちなみにこれなんて読むかわかりますか?

謙遜(けんそん)と冒涜(ぼうとく)なんですけど

意味としては…

謙遜→へりくだる事、控えめなつつましい態度で振る舞う事。

冒涜→神聖なもの、清浄なものをおかし、けがす事。


自分に自信の無かった私は、人から褒められてもそれを素直に受け入れる事も出来ず、常に『私は○○だから、そんな事はない』とか『どうせ自分なんて…』みたいな…それで『アナタのは、謙遜ではなく冒涜なんだ』と言われたワケなんですよ。

…謙遜ってさ、自分に自信のある人しか出来ないのでは?って思ってて… 褒められた内容に対して、ある程度『まぁ、それを褒められるのは自分でもわかる』ぐらいの気持ちの人が『そんな事なんですよ~(n*´ω`*n)』みたいなヤツが謙虚なのかと思うんだけど…自分で『どうしてこれが褒められてるのかわからない??』って人が『そんな事ないですよ~』って同じこと言っても、これは謙虚ではないわけないんだよね?

私はね…ホントに自分に自信がないんだよ。何に対しても…

生きてて褒められるような事が沢山あった人生ではなかったし、むしろ馬鹿にされて生きてたみたいな部分があったから…誰かと比べられて『お前は○○と違って○○だから…』とか…。自分に自信が持てるような出来事ってホント無かったんだよ。謙虚になりたかったけど、そもそも自分に自信の持てなかった私には謙虚になる事すら出来なかったんだよ。顔だってそうだよ…芸能界目指してた時も親に『何でお前なの?○○じゃなくて??』『お前は顔もパッとしないし、地味だし暗いし…』散々言われて、挙句の果てには『やって仕事取るのもありなのかもよ?』…まぁ、親のいうセリフじゃないと思ったけどさwww実際16歳の時に受けに行ったオーディションでこういう場面に遭遇して…何もなかったけど、自分はそんな事でしか仕事をもらえないぐらい酷いのかって落ち込んでトイレに籠って泣いた事もあったけど…

そもそも、何をしてもあまり褒めてもらえることが無かったんだよね…容姿もそうだし、イラストだって、歌だって…今までの人生で、ちゃんと私の事を見てくれて褒めてくれる人に出会えてたら…今の自分とは変わってたのかなぁ~??

だから、自分に自信が持てなくて…褒められても『どうせ社交辞令だろう』ってしか思えなくて…でも、この人の言葉で少なからず『この人は本当に自分の事を褒めてくれてたのか!』って事に気づいたわけなんだけど…まぁ、遅かったって事だよね~

冒涜してるつもりなんて、これっぽっちもなかったのになぁ... 


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