ブルーアーカイブ最終編 PVのバッドエンドとその回避についてフラグ考察

最終編までのネタバレあります。

最終編PVに出ているバッドエンドスチル。
これが本来起こりうる未来だったという仮定のもとの考察。
ちなみにどのバッドエンドが起きてもメインストーリーの最終編には辿り着かず、須らくキヴォトスは崩壊する。
メインストーリーで一体いくつフラグ回収を行い、今の最終編に辿り着くことが出来たのか。時系列順に考えてみる。

  1. ホシノがシロコを拾う
    まだ情報が少ないので影響は分からないが今後言及があると思う。

  2. リオ会長がエリドゥ製造開始、資金をミレニアムから横領
    事件の発端にして実は最善手だった。
    これのおかげで「資金をミレニアムから横領」→「ミレニアム資金難」→「ゲーム部廃止の危機」→「廃部阻止のためゲーム部廃墟へ、アリスを発見」→「クソゲームで情緒育成」を経て、本来キヴォトスの脅威となる『名もなき神々の王女』を仲間に引き入れることが出来た。
    なぜリオ会長がエリドゥ製造に着手したかは不明。セイアのように未来の可能性を垣間見た、未来からメッセージを受け取った、自力で計算したなど考えられる。

  3. ベアトリーチェがアツコに仮面をつける
    アツコに仮面が付いていなかった場合アズサの暗殺が成功、サオリが身代わりに色彩招来の贄となり、ミサキの自殺含めアリウススクワッドは壊滅する。
    ただ、ゲマトリエである彼女を操作することが可能か?と言われると疑問符が付く。偶然の産物?

  4. シロコが倒れていた先生を拾う
    対策委員会のスタート、色々なフラグの大元。

  5. 対策委員会風紀委員と会う
    先生と風紀委員のコネクションが大きくなる。
    後のエデン条約編での混乱収拾への布石となる。

  6. 対策委員会銀行強盗をする
    ここでヒフミの悪い噂が付いたのでヒフミの補習部への入部が濃厚になった。ヒフミが補習部に入らなければトリニティ壊滅、エデン条約編もバッドエンドしか待っていなかった。
    また、ここで便利屋とのコネクションが深くなる。

  7. ホシノの奪還、アビドス廃校の阻止
    ホシノの脅威は不明だが、反転も考えられた?
    カイザーコーポレーションによるアトラ・ハシースの箱舟採掘も遅延。

  8. パヴァーヌ編1章
    リオ会長の横領の時点で運命は大分決まっていたのかもしれないが、先生の尽力もあり『名もなき神々の王女』は仲間になる。

  9. セイア暗殺未遂
    先生が直接かかわれたことではないが、セイアの未来予知が未来からの関与だとするならここもフラグとなる。
    アズサの暗殺を事前に予知し、アズサの説得とミネの協力によりセイアが割と安全な状態に保たれた。
    セイアの死はF.SCT攻略戦の段階で失敗していた可能性が高い。

  10. 補習部始動
    銀行強盗も功を奏し(?)ヒフミが補習部に加入。
    ヒフミが入らなければ恐らくハナコは退学。彼女はのちのトリニティの騒動を一挙にまとめるキーパーソンとなる。
    コハルも恐らく退学。ミカと学園をつなぎとめる役を買っており、考えすぎかもしれないがコハルがいない場合ミカの精神が持たなかった可能性もある。

  11. 補習部無事テスト合格・ミカクーデター阻止
    対ゲヘナの過激派を抑え込むことに成功。

  12. エデン条約調停式事変の収拾
    ハナコによるトリニティの取りまとめ。
    ヒフミによる混乱の収拾。
    アズサによるアツコ暗殺未遂。
    補習部がいなければ混乱は大きくなり、ここでヒナも死んでいた可能性が高い。
    2でのフラグ回収?もありアツコは死なずに済んだため、色彩招来のための贄を助けるというフラグが立つ。アツコが死ななかった場合サオリが贄となり、先生をに助けを求める人がいなくなるor戦力が足りなくなる。

  13. セイアの危機
    色彩にさらされ命の危機に瀕するセイア。
    皮肉にもこれがミカをアリウス自治区に向かわせ、事件の解決に一役買うこととなる。
    もちろんミカをこの状況下(精神崩壊させずしかしながら暴走もさせず一定の保護下に置く)に抑え込むためにはたくさんのフラグがあると思われる。コハルによる一部私物の保護、アズサによるセイア死亡偽装なども必要な条件だったかもしれない。

  14. RABBIT小隊の子ウサギ公園への駐屯
    最終編でカイザーコーポレーションのクーデターを阻止するための条件。
    ここで失敗するとF.SCT攻略戦そのものが行われず失敗。
    情報統制をかいくぐるためRABBIT小隊はずっと圏外の子ウサギ公園にいる必要があった。野宿を強いられるサキ達可哀そう。
    RABBIT小隊の説得とヴァルキューレ警察学校の不正暴露でフラグ回収。
    この二つは先生の行動が直に響いているので分かりやすい。
    同時にカンナとの関係を深めていたのもクーデター回避への大きなポイントとなる。

  15. パヴァーヌ2章
    リオの暴挙。
    しかしこれがなければ最終編でのアリス・ケイの和解と協力がなくなり、A-H.A占領戦の突撃は失敗していたであろうことがわかる。もうちょっとなんかやり方あったでしょリオ会長と思うかもしれないけど不器用な彼女を許してやってくれ…。

と、とりあえず挙げただけでも15個ほど、これらの選択肢を間違えなかったことで最終編にこぎつけられたと思う。
ブルアカはエロなしエロゲーなんて意見も見るが、どこか一か所でも間違えるとバッドエンドというのもエロゲーを彷彿とさせるものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?