チェンソーマン考察（8/10ジャンプ最新話分まで）

NONN

ネタバレ防止のため改行
8/10段階でのジャンプ掲載分まででの考察











まず単行本最新刊を読んだ段階でのtwitterでの考察をまとめ

 * ポチタは見た目チェンソーだけどチェンソーの悪魔ではないのではないか。
   + なぜなら悪魔は誰もデンジを「チェンソーの魔人」と呼んだことがない。「チェンソー」とは呼んでるけど。
   + ポチタの扉は根源的恐怖の悪魔の証。
   + チェンソーの悪魔と評したのはマキマさんから。
 * それじゃあ何の悪魔なのか。
   + 天使の悪魔の証言「悪魔は死ぬときにエンジンのふかし音を聞く」から考えられるのはポチタは「死の悪魔」。
   + チェンソーマンが殺した悪魔はめちゃくちゃ痛そうにしているし、血もまずい＝死。
   + 何らかの理由で「死の悪魔」が地獄で死んで地上に来たのがポチタ説。

 * ポチタは1巻の回想で「弾痕」があるんだよね…。


   + 銃の禁止された日本であの状態になるってことは、だれと戦った？
       - もしかして→銃の悪魔。

最新話を読んでの状況整理

 * マキマは「支配の悪魔」
    + マキマは死んだ人間も支配できる。その人間と契約していた悪魔を使役できる。
 * 地獄にいる悪魔達。
    + マキマを殺したい（？）
    + デンジの心臓が欲しい。
 * 人間たち（各国トップ）
    + マキマを殺したい。


ここまででの所感

あーなるほど、支配の悪魔かー、そりゃあ強いし、人間の文化圏が大きくなるほど野放図に強くなる。
おまけに「契約が絶対」の悪魔と相性が最悪に良すぎる。
ほかの悪魔と契約した人間を支配すれば思うがままに出来る、弱い相手なら悪魔すら支配におけるから地獄では厄介な最強能力。
ネズミや鳥程度なら問答無用で支配できる。人間も名を知れば支配できる。
悪魔と契約している人間や魔人は直接契約を命令して支配する必要がある。（だからサムライソードは殺せなかった）
悪魔である以上、ほかの悪魔と同じく契約は絶対なんだけど、その抜け道を突き進むのがうまい悪魔だなーって感じ。

というか大事なことは「～って聞いたことがある」「なんでだろうね」「かもしれないね」とフワフワした言い回しになるのは彼女の性格のせいじゃなくて、悪魔としての生存戦略なんだろうね生存戦略って書くとここでもピングドラムか…となる。


こっからは考察・妄想

支配の悪魔の最終目的は、人間界を支配する、および人間から「恐怖」を取り除くが目的。
アメリカが恐れた「人類最悪の平和」に当てはまると思う。
すると、悪魔は糧となる恐怖がなくなるので死。
悪魔にとっては文字通りの死活問題なので、地上に悪魔を送り込んで支配の悪魔を殺す必要がある。
でも強すぎる悪魔は死ねないし、下手に死んで人間界に来れば人間が全滅しちゃうので、適度に弱い悪魔を送ったり人間と交渉したりするしかない、幻獣送るメギドラルみたいだな。

過去のフローチャートは以下のような感じ。

「支配の悪魔」は「死の悪魔」を自分の支配下に置き、地獄で自分を殺してもらう。
もしくは「死の悪魔」も協力関係だった。（悪魔達の死を望み、完遂させるため）
このタイミングで「死の悪魔」も自殺させて地上に連れてきていた。
ただしこれで連れてきたのは心臓部分で、本体は地獄にまだあるから地獄にいる悪魔は地上に送られている。
↓
サメの魔人ビーム、この時死の悪魔に会っていた？
↓
13年前（デンジ3歳）
「死の悪魔」を殺すため銃の悪魔を呼ぶための儀式が行われ（漫画ではテロと評されている）銃の悪魔出現
5分間「死の悪魔」と戦っていた？（アキ君とデンジの戦った町の跡に非常に酷似している）
その後、銃の悪魔は「バラバラ」にされた。
↓
戦った影響か、「死の悪魔」消息不明に。
↓
数年後（デンジ10歳くらい？）
力を失った「死の悪魔」デンジに会う。
↓
マキマとデンジが出会ったのは本当に偶然。マキマはデンジの心臓に気が付いている。
ただし「支配の悪魔」はなぜかデンジを支配下には置けない（契約上なついている奴には力が使えないか、死の悪魔の心臓のせいで二重契約になる恐れがある）ので監視下に置くだけにとどまっている。
↓
本編へ

「銃の悪魔は移動速度が速すぎて肉体がそぎ落ちてるみたい」ってマキマさん、伝聞形式で嘘ついてない？


人類も地獄の悪魔も総出で「支配の悪魔」を殺そうと頑張っているが、
その一枚上を行く手腕でかわし続ける「支配の悪魔」という構図でもう一度単行本を読み直すとなかなかに面白い。

それで、この膠着状態の転機がデンジ＝チェンソーの心臓の出現。
手をこまねいていた奴らが一斉にデンジの心臓を狙うようになったのは、
根源的恐怖の悪魔達が地上に降りるためか？
もしくは「支配の悪魔」を殺す武器にするためか。


今後、と言うかパワーちゃん

「血の悪魔」だった時点で対悪魔として最強格なんだよね、それを「支配の悪魔」が手元に置いている時点で、分かってやっている気がする。
あと「支配の悪魔」は小動物なら全部支配におけるってことはさ、ニャーコも最初からパワーちゃんを手懐ける駒として配置されていないか？
定期的に血抜きしているからあの程度に抑えられているけど、本当はめちゃくちゃ強いのかもしれん。
そもそも悪魔は契約が絶対なのにポンポン嘘をつけるパワーちゃんって実はめちゃくちゃやばくないか？

未来の悪魔が予想しているから絶対パワーちゃんＶＳデンジになるんだと思うんだけど、フルパワーになったパワーちゃんは絶対にめちゃくちゃに強いと思う。


今後、というかマキマさん

 銃の悪魔が殺せたらなんでも一つ願いをかなえるとデンジと「契約」しており、それを起点に死ぬんじゃないかとは思う。ここは予想されている方も多かった。

ここはまぁ割と分かりやすく出ているしそうなんじゃない？って思うけど、それでめでたしめでたしにはならないやろ藤本タツキ先生やぞ、という感じ。

ポップなアバラを目指しているし、覚醒した死の悪魔が人類も悪魔も皆殺しにしておしまい、くらいはやってくれそう。


以上

根拠あるようにみせた妄想でした。

未来最高！！


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