【壬癸】の章
『壬』
じん・じんすい・みずのえ
水性(習得本能)の陽。
海・大河・湖を表している。
「自由」「放浪」「創造」という性質を持つ。
元は「妊(はら)む」という意味。
草木が種子となって新しい生命を
その内に妊んだ様子。
水の兄
「妊」に通じ、陽気を下に妊む意
◆
『癸』
き・きすい・みずのと
水性(習得本能)の陰。
雨露・沢・池沼を表している。
「努力」「伝統」「学問」という性質を持つ。
元は「測(はか)る」という意味。
種子の中で新たな生命が徐々に形作られ
再生までの時を測れるほどとなっている様子。
水の弟
「揆」に通じ、生命のない残物を精算して地ならしを行い
新たな生長を行う
待機の状態