twitterの何切る


少し前に投稿した何切るの話をまとめたものになります.
場況,手牌方針の2点を考慮した上で何を切るか判断していきましょう.
※様々な思考や判断基準に触れることが目的なので正解を決めることは基本的にはありません.(マジョリティを正解と位置付けることは可能ではありますが)
↓↓投稿した何切る↓↓

キャプチャasdsf

(萬子はm,筒子はp,索子はs,字はそのままで表記)

場況

東2局トップ目
ドラ5m,4巡目,手牌は一向聴,4m全見え.

上家:4枚目の4m切りから少なくとも67mターツは持っていそう.次点で455m,4555mから4m切りでドラ固定.これはあまりしないかも

下家:2巡目8mはドラを起点にした手組みの印象.35m,(56m),235m,(357m)など……(括弧付きは可能性が低そう)5mがトイツ以上は珍しい雰囲気だが2355m,5578m,55667mなんかは稀にありそう.

対面:6sが早いだけで基本的に分からない


手牌方針

以下3点を考慮する人が多そうです.
①最終形ペン7mリーチに抵抗がないか
②手役をみるか
③余剰牌を残すか

①には打点の有無で更に住み分けされている他に,抵抗しかない派がいます.他家が4mを使えないので7mが薄いと感じると尚更抵抗が増します.
私は愚形ならせめて2600はほしい派です.

②は一盃口や三色,薄いところで一通派もいます.778pの扱いに差が出そうなところです.これが677pなら打牌選択が変わる人も多そう.

③余剰牌のない一向聴に美しさを感じる人もいれば,変化を残すために1枚余剰牌があってもいいんじゃないかと感じる人もいます.
私は愚形を解消する手順として余剰牌が活用できたらいいなと考えていました.


何を切るの?


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理由:場況で7mが使いにくそう.手牌方針は一向聴を拒否してでも1300愚形リーチはしたくない.直後の6m引きには3色を見る楽しみもあったりなかったりする.

感想:一番考えることが少なく消費カロリーが少ない選択といえるでしょう.人間が保持できるカロリーは有限なので鬼打ちする時には採用可能性が上がります.切り順は9m8mが一般的です.


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理由:場況では他家がドラ固定や677mと持っているなら両方のケースで7mが溢れそう.手牌方針は余剰牌を残したくないが,手役は追いたい.

感想:一般的に余剰牌0は瞬間的な受け入れが余剰牌有りの手組より4枚上昇するメリットがあります.(今回は7pの2枚)ただその7pを引いてしまうと1300愚形リーチになるのでそれも許容できる使い手に限りそうです.


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理由:場況よりも両面固定を優先.手牌方針は3mが余剰牌だが打点UPにつながるので許容.その後のペンチャン払いも視野に入れるが一向聴は崩したくない.

感想:愚形1300を許容したりしなかったり二面性を併せ持ちます.2-5m引いてもリーチできなかったり,6m引いたら難しい変化も考えられるのでそれらを楽しめる人にはいいのかもしれません.おすすめのロールはトリックスターです.


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理由:場況を加味するとペン7mに不満はあるものの,手牌方針で8pを余剰牌として活用し,89m縦引きの愚形解消ルートを狙っている.

感想:筒子が埋まってリーチが出来ないのでその点は他よりも劣ってしまう部分がありながらも,リーチか聞かれた瞬間にドラか役が絡むので自信を持ってリーチできそうです.軍隊では推奨されているみたい.


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理由:場況から2-5mは弱い.特にドラ5mは死んでいると判断.手牌方針では2-5m受け拒否かつ余剰牌が無い選択で,速度がすごい.

感想:打点が落ちる決め打ち気味な選択で一瞬損に見えるが,ドラ5mが裏目になってもむしろ迷彩になる.その後に三色変化して7mで和了とかになったら芸術点が高い.強いCPUがやってきそう.


結果発表

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対面のリーチは相当な打点がありそうでしたが無事5200の手に仕上がりました.他家がドラをトイツ以上で使うパターンだったのか7mは溢れてきました.7mが拾える世界線もそれなりにありそうです.


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