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#16 『組織運営』  川端大地

こんにちは。
今回の卒団ブログを担当する、日本大学文理学部サッカー部4年の川端大地です。

日本大学文理学部サッカー部(以下、チョンボーズ)というチームは学生主体で動いているチームだと思っています。もちろん様々な部分で社会人の方々が関わってくださっているのですが、普段の活動や組織運営についてはそのほとんどを学生のみで行なっていると言えます。
3、4年次では、この「学生主体」ということについて良くも悪くも特徴の出たシーズンでした。

3年次から東京都大学サッカーの制度も見直されて、よりしっかりとした運営が求められました。
それに伴い、これまで曖昧でもなんとかなっていたことが、浮き彫りになってきました。その結果存続していくことすら難しい状況に立たと言っても大袈裟ではなかったと思います。

その状況を打開するべく、上級生が中心となり部内運営の改善をおこなっていきました。はじめに部内で部門を設立し、担当分野を分けました。また、お金に関しても、収支共に金額が大きくなったためより精密な管理が必要となりました。

どの段階においても問題が発生し、スムーズにはいかないものでしたが、3年次には最低限の基礎を整えることに成功し、4年次ではその基準を上げられたと思っています。

この改善を行うにあたって、私が特に重要視していたことがあります。
それは、来年以降のことを見据えて行動をすることでした。
収支に関しては今度払えればいいというわけにはいきません。来年以降もそれと同じかそれ以上のお金がかかってくる可能性もあります。
部内運営のどの分野に関しても、一人が知っているだけでは、その人が卒業した時また1から始めていかなくてはいけません。

このようなことはどの組織でも当たり前だとは思いますが、なかなか難しい部分でもありと思います。私はこの2年間でそれを強く実感しました。

ここまで述べてきましたが、サッカー面でも運営面でも、1~3年生に残せたことはそこまで多くはありません。
それについてはとても不甲斐ないと思いますが、私たち4年生が作り上げた少しの土台をさらに頑丈なものにしていき、チョンボーズを発展させてほしいと思います。

また私はここで述べたように、運営については多少の達成感を感じています。しかしながら選手としては満足できたかというとそうではありません。
選手として所属している以上、最も力を入れるべきは、自身の選手としての成長であると考えます。
後輩たちは自身の注力することをちゃんと捉えて選手と運営の両方を頑張ってほしいと思います。

最後になりますが、私はこれまで17年という長い期間サッカーを続けてきました。その17年間に関わっていただいた、選手、スタッフ、協会や連盟などの組織を運営する方々、応援してくださった方々、全ての方に深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

4年生
6人という少ないメンバーの中で一緒に戦えたことを誇りに思います。
迷惑もたくさんかけたりかけられたりしましたが、本当に感謝しています。

ありがとう。

川端大地

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