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ジムバトル優勝ルギアVSTARの備忘録

 こんにちは。
 神奈川・東京近辺で遊んでいるぬまくろと申します。2児を持ち、平日は深夜の一人回しをするのが精一杯の社畜パパポケカプレイヤーです。対外試合は月に2〜3回程度しか出られていませんが、公認自主大会「ばすらお杯」や「ハセサムデイ」で強者たちに揉まれ、育ててもらっています。
 タッグ戦では、ばすらお杯で知り合ったユウキさん(Twitter @mwHNvFlm6XxUcXp)と「チームロストアビス」を結成。その他、ネット上の調整チーム(非公開)にも加入させていただき、活動しています。
 気がつけばエンジョイ志向と競技志向の中間のような、要は中途半端な存在になってしまいました。
 まずはポケカプレイヤーとしての実績を。

競技実績

2022年

1月 スターバースからポケカを始める
5月 初ジムバトル(白馬パルキア)
8月 店舗2人チーム戦準優勝(ロスギラ)
9月 ジムバトル初優勝(ロトム)
11月 ばすらお杯優勝(ルギア)
   ハセサムデイチーム戦Best4(ロトム)
12月 トレーナーズリーグ初優勝(ルギア)

2023年

1月 ジムバトル準優勝(ルギア)
2月 ミニばすらお杯優勝(ロスリザ)
3月 ばすらお杯準優勝(アルギラ)
5月 ジムバトル優勝(ルギア)←今回

 こう見ると、ルギア多いですね。
 シティリーグは2023年1月のシーズン2から出場していますが結果を残せず。典型的な本番に弱いタイプです。

 4月のミニばすらお杯はレジバレットを使って3位、ばすらお杯は雪道ミュウを使って惨敗と、ここのところ勝ちきれないなぁと悩んでいたのですが、5月1日(月)に行なわれたジムバトルに仕事帰りに急遽参戦し、1位になることができました(全勝は46名中3名)。
 今回もあくまで自分のための備忘録として、思考を書き留めておきたいと思います。

5月1日(月)ジムバトル 戦績

於:竜星の嵐 新宿店
参加:46名

使用:いちげきルギアVSTAR

1.レジドラゴVSTAR 後6-0勝ち
2.レジドラゴVSTAR 先6-2勝ち
3.アルギラそらピカ 後6-2勝ち
4.ゼラオラバシャーモ 先6-0勝ち

全勝🏆

デッキ選択の経緯

 今年に入ってからずっと、前のレギュレーションのルギアへの憧憬が捨てきれずにいましたが、改めて向き直ってみようと思ったきっかけはイキリンコexの登場でした。前のレギュレーションのルギアでも一時期クロバットVを採用していましたが、クロバットVと明確に異なる点は、

  • ネストボール対応

  • スタートしても腐らない

  • クロバットVとは異なり、手札(おもにアーケオス)を捨てることができる(=エネを引きすぎても手札が詰まらない)

 以上の3点でした。
 アッセンブルスターを宣言するにあたって、イキリンコはボールひとつでアクセスでき、アーケオスを捨てつつ手札を補充することもできる。エネルギーを多めに搭載する都合上、当然リソース管理は必要となるものの、相性が非常にいいと感じました。とくに、いちげき型は活力の壺でいちげきエネルギーを山札に戻せるので、壺込みでイキリンコexとの相性がいいと感じました。

デッキリスト

5/1 使用デッキ

 よくあるいちげきルギアのリストをベースにしていますが、個人的なこだわりポイントがいくつかあります。

こだわりポイント 採用枚数と理由

ルギアVSTAR 3枚

 2手目アッセンブルスターを目指すなら、ルギアVSTARが4枚あったほうがいいのは間違いありません。ただ、イベルタルを加えるなど枠の都合もあって、泣く泣く3枚。イキリンコexによる到達率の底上げも見込んでの3枚です。また、ルギアVSTAR自身で戦うことも多い無色型と比べ、いちげき型はサブアタッカーの使い分けが強いので、ルギアを立てるのは先攻で約1枚、後攻で約2枚とすると、計8枚は過剰にも感じました。ただしルギアVのほうは後手1ジェットエネルギー手貼り→かぜよみにつなげたいため、3枚にすることは考えられませんでした。

ネストボール 3枚

 テンプレートでは2枚とする構築が多いように見受けられますが、イキリンコexの採用に伴って3枚。後半も確定でサブアタッカーを持ってきたい場面や、ベンチを埋めて崩れたスタジアムでネオラントVなどをトラッシュしたい場面において腐らないと思います。余ってもハイパーボールのコストにして山札圧縮につながるので、さほど過剰とも感じませんでした。
 そもそも後攻ではルギアVを2枚並べないとお話にならない対面があるなかで、キャプチャーアロマやテーブルシティのコインに委ねるのはナンセンスだとも感じます。かつてはキャプチャーエネルギーがその枠を担っていたはずなのですが、レギュレーション落ちしてしまった現在、ルギアデッキにおいてサーチ力が下がってしまったのは進化ポケモンだけではありません。たねポケモンへのアクセスも同じか、それ以上に重要だと考えています。

バケッチャ 1枚

 採用の是非が分かれるところですが、私は積極的に採用したいと考えています。もちろんスタートするリスク、負け筋になるリスク、ベンチが狭まるリスク、さまざまありますし、クイックボールが使えなくなってしまった現在、ハイパーボール以外の手段で手札に加えるには、ドローサポートかコイン頼みとなってしまいます。
 ただ、アッセンブルスターが生命線となるルギアデッキにおいては、それらのデメリットを補って余りあるメリットがバケッチャにはあると思っています。雪道を割れなければアッセンブルスターが宣言できず、本末転倒。背に腹はかえられぬというやつです。
 実際、バケッチャはジムバトル当日にも活躍してくれました。

インパクトエネルギー 1枚

 環境に多いサーナイトexやミュウVMAXをイベルタルで倒すためにはいちげきエネルギー3枚が要求されており、活力の壺1枚では戻しきれません。この重い要求を満たしつつ、次のバンギラスに攻撃をつなげやすくするため、悪エネになるカードがもう1枚欲しい場面が多くありました。逆にバンギラスで攻撃するとき、のちのちイベルタルで攻撃することを見越して、いちげきエネを節約するためにバンギラスに貼ることもあります。いちげきエネルギーは強力なバフカードなので、壺で戻せるにせよ、打点が足りているならば節約したいところ。バンギラスのワザでいちげきエネがトラッシュに落ちたならば壺で戻せばよいだけのことです。また、単純にいちげきエネルギーがサイド落ちしたときにエネルギーを使い回せず枯渇する危険性があったので、保険という意味合いもあります。

蛇足:シティ・JCSに向けて

 5月下旬のシティリーグ、そしてダメモトの抽選で応募していた6月上旬のJCSに向けて、いちげきルギアも使用候補デッキとして、さまざまな形を試しながら調整していました。
 最終的にはどうしても2手目アッセンブルスターが安定せず、どちらの大会でも使用しませんでした。ドローサポートへの恒常的なアクセスと、ドローサポートの現物枚数が課題。もともとルギアは好きなポケモンなので、またいつか活躍させてあげたいと画策しています。

6/11 JCSサイドイベント出場時。

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