「AI NINA × 日常」-新宿伊勢丹に沈む日常アート【前編】
半年ぶりのnoteです。みなさまこんばんは。
まもなく夏本番!ということで、その前に上半期を振り返っておきたい!!!(唐突)
「夜に駆ける」MVなどでおなじみ藍にいな先生と、YOASOBIさんの2022年上半期を、「日常」という共通のキーワードから考察します。
まず前編は、「『AI NINA × 日常』-新宿伊勢丹に沈む日常アート」というタイトルでお送りします。つい先日7月13日から19日まで、東京・新宿伊勢丹にて、藍にいな先生のポップアップ「AI NINA × ISETAN展」が開催されていましたが、最終日に私もお邪魔してきました!会場の様子を軽くレポートしつつ、そこで感じたにいな先生の「日常」的アートについて、書き留めておきたいと思います。
そして後編は、「『YOASOBI × 日常』-ますます日常に溶けてゆくYOASOBI」という題を打っています。いよいよ夏フェスも開催間近となり、3回目の夏を迎えるYOASOBIさん。一方で、「はじめての」企画でikura画伯オリジナルのブックカバーが登場したり、ついにはオリジナルカレーまで作ったりと、私たちの「日常」のすぐそばにYOASOBIが溶け込んできています。日常・非日常という観点から、2022年上半期を振り返ります。
それでは、どうぞ最後までお付き合いください。
「AI NINA × ISETAN展」へ、いざ出陣
7月19日、午後5時すぎ。蒸し暑く雨の降るなか、いそいそと東京・新宿伊勢丹へと向かいます。デパートってまあ行くには行くんですが、やはり少し非日常空間。そこにさらににいな氏の世界観がぶち込まれるわけですから(言い方)、どんな雰囲気になるのか、まったく想像もつきませんでした。思えば、ポップアップショップ的なものに通りがかりに入ったことはありますが、自らそのために出向くことは初めてかもしれません。
洋菓子や和菓子が所狭しと並んだ地下1階を抜けて、会場である2階へ向かいます。2階は本来、婦人服と化粧品のコーナー。周りをハイブランドに囲まれた「ザ・ステージ #2」が、今回の会場です。
巨大な、そして何より色とりどりの作品がお出迎え。一気ににいな氏ワールドに引き込まれました。いや~~~、当たり前かもしれませんが、今までYouTubeなりTwitterで画面越しに拝見していたのと、実物を目前で観るのとでは、感じ方が全然違いますねえ……。特に、「夜に駆ける」(とか
「ツバメ」)MVのように、どちらかというと動くにいな氏の作品を多く拝見してきた身としては、巨大な静止画の迫力というのをまじまじと感じました。
藍にいな氏作品集「羽化」、本日発売
さて、そもそも何のポップアップイベントなのか、まだ書いていませんでした。それがこちら!!!にいな氏初となる作品集、「羽化」です。7月21日、つまり本日発売!!!!!
こちら、伊勢丹では先駆けて購入することができたのですが、もう表紙からすごいんですわ……。画像だとあんまりわからないんですがヤバすぎる重厚感。上品でありつつ、にいな氏ワールドが凝縮されている、そんな質感なんですよね(語彙力)。おわかりいただけますでしょうか!!!おわかりいただけますよね!!!!!!全国の本屋さんに本日以降並びますので!!!ぜひ実物をご覧いただきたい、一目惚れします……!!!!!!
さて話は戻りまして、今回のポップアップイベント。さまざまなブランドとのコラボレーション企画があったのも面白かったポイント。一覧は伊勢丹さんの公式HPやプレスリリースをご覧いただくとして、特に個人的にビビッときたものをご紹介。
そう、こちらお香なのです。にいな氏 × 東京香堂というコラボ自体がもうすでにすんばらしいわけですが、細部までのこだわりが光っている作品でした。香りのチョイスとにいな氏の作品(絵画)のテーマを合わせていること、それが桐箱にきれいに収められていること。さらにさらに、桐箱の掛紙に刻まれた「ai」のサイン。かっこよすぎやしませんか…………??????
そしてこちら、POST-FAKEさんとのコラボで実現したステッカー。私もゲットさせていただいたのですが、このホログラムが……なんとも上質な輝きなのですわ……スマホかパソコンに貼りたいと思いつつ、そのまま取っておきたい気持ちもあり迷っている最中です。ヲタク的思考ですが、もう1つ買うのも大アリですよね。使う用、保存用、観賞用……アッ、さらにもう1つ買わねば……。
ちなみにこれらのアイテムは伊勢丹オンラインショップにも登場しています。行けなかった……と嘆いているそこのあなた!!!全然ネットで買えますので!!!ぜひ!!!!!!
ワクワクする非日常の中の「日常」
たくさんの作品とコラボアイテムを拝見できてとてもワクワクした時間だったのですが、どこかに安心感というか、落ち着ける要素があったようにも感じました。もちろん、少なからず作品を観たことのあるアーティストさんだからこその安堵感はあるとは思うのですが、作品そのものに「日常」性が描かれているからなのではないか、とも感じるのです。
たしかに、にいな氏のタッチは他ではあまり見ないスタイルだと思うのですが(といいつつそこまで詳しくないので知ったかぶりをしていますお許しください)、描かれている素材はごく普通の女の子の感情だったりするわけです。まあそれをこれだけ美しく描くことこそがにいな氏ワールドの端緒でもありますが、そういった「日常」が、私たちに訴えてくるものは大きいのではないかと感じます。一見、色彩豊かな「非日常」にみえた作品が、実は私たちの身近な「日常」だった。そのギャップに虜になる方々、少なくないんじゃないでしょうかねえ……。私は沼りに沼っております。
その意味で、おそらく非日常的空間である新宿伊勢丹に、藍にいな的「日常」的空間が広がっていたのは面白かった。んまあ、「とにかくよい!!!!!!すごくよかった!!!!!!」という本能的感情を、改めて言葉にしてみたらこんな風になるかな……というお話ですし、作品集「羽化」を拝見すれば、また「ウワアアアアアめっちゃよい!!!!!!(語彙力3)」ってなるわけですけどもね!
ちなみに明日は、東京・銀座蔦屋書店さんにて、サイン本お渡し会が開催されます!申し込みは今日24時までですのでお忘れなく。私も伺う予定です……とてもとてもたのしみ!!
それでは「AI NINA × 日常」という観点からにいな氏の作品を覗いてみたnote、前編はこの辺で。
「羽化」発売、誠におめでとうございます!!!にいな先生の今後のますますのご活躍を心からお祈り申し上げます!!!!!!
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