【 なんのためにと考えるのを止める 】

#脳オペ成功 #コイルとステント入った#lgA腎症#なんのために#問いかけ止める


わたしは、今までの人生で、ずっと…。
何十年も、

なんのために、生まれたのか?
なんのために、生きるのか?

どうして、生きなければならないのだ?

どうして?
なぜ?
なんで?
なんのために?

と、問いたてて来て、その答えを探していた。

見つからず、モヤモヤしたり、イライラしたり、落ち込んだり…。

去年、学んだ心理技術を扱うコーチは、問いたてると、脳と言うものは、必ず、答えを探し出すように働くものだ。

だから、“なんのために?”と、起こった事象を考えていくと、その事象が、人生において、どのような意味を持っているかがわかると言う。

まあ〜、よくあるネタではある。
だから、このコーチが、特別なことを言うているのではない。

せっかく高額な受講料を支払ったし、一生懸命に、素直に学ぶ。

病気が治る・止めることができるというキャッチに、すがっていたからこそ…。

学んだことを、本当に素直に取り組んでいた。

ただ、疲れた。

どんな事象にも、問いたてる癖がついてしまった。

さらに、そのコーチは、朝起きる意味、歯を磨く目的、食事する目的…、排泄する目的…。

日常のすべての行動に、意味を乗せる、見出すようにしていくことが良い…と。

わたしの人生の目的が、〇〇だから、そのために、今、わたしは、歯を磨く。
歯を磨くことで、◆◆となり、〇〇を成し遂げることができる。

みたいな…。

疲れた。

ずっと、算数ドリルをやらされているようで…。


問いを立てれば、答えを探すように、脳は、働く。

それは、間違いじゃないとも思うけれど…。

わたしの人生において、何もかもに、
答えが、必要ではなかった。

答えが、必要だと言うのならば、
より良く死ぬために、
それまでの間、歯があった方が良いから、磨く。

それで良いので、それ以上の意味も要らず、そういうことは、もう、日常の無意識の作業で、行うことの方が、

わたしにとって、どんだけ、有意義か…。

日常化されている無意識の行動にまで、わたしは、意味を持たらせないといけないのか…。

頭の中が、思考でいっぱいになって、疲れた。

そして、もう、どうでも良いな〜。

と、ぼ〜っとすることの方を選んだ。

そうすると、脳に隙間ができて、
ただ、ただ、
空が綺麗だなぁ〜。
風が吹いているなぁ〜。
あ、このお店、ちょっと、内装、変えたんだ〜。

と、風景になって、流れていて、気づかず、素通りしていたものが

美しく思えるようになった。


学んだコーチは、脳は、隙間を嫌うから、問いたてていくことが良いような感じで言うてたような…。


でも

わたしには

脳に、隙間ができる方が
心が安らぐ。


だから、
コーチは、自分の商品(この場合は、講座)を、絶対のものだと提供する。

それは、問題ないし、売る側が、自分の商品に、絶対的自信が無く、不安を乗せながらの販売では、当然、買い手は買わない。
売れないから、収入が無い。
だから、絶対的自信で、提供する。

だから、それで良い。

形ある、手で触れて、見ることができる商品は、買った時やしばらくは、役に立つことがわかりやすいし、

買ってみて、必要なかったな、自分には合わないな、使い勝手が悪いなって、わかりやすいし、

使用し続けていたら、劣化して来るのもわかるから、買い替えるか、バージョンアップするか、もう必要無いかというのもわかりやすい。

けど、こんな心理技術系などの、形が見え無いものは、判断しにくい。

自分自身のその時のメンタル状態では、必要だった。

ただ、その商品のおかげで、良いも悪いも、気付きが出て来ると

いつまでも、それにしがみつく必要もないなあ〜と。

算数ドリルも、いつまでも、やっている訳ではないし、どんどんステップアップして、算数から、数学へと移行するものだし。

なんのために?

と考えて、答えを欲しいと思っている間は、ベストだった。

でも、永遠に、その思考のテクニックが、必要かというと、そうでも無い。

ただ、自己啓発系のセミナーや、経営コンサルタント系からのコーチングの講座は、やはり、商売なので、

それぞれの講座やセッションで、受講者やクライアントを、リピーターにさせるテクニックが、シレーっと織り込まれている。

ファンを作るとか言うてね。

ループさせようとしているところがある。

それに気付いて、抜け出せ無いと、タイトルを変えただけの、中身は、たいして変わらない新たな講座を受講することになる…。

もう、ここは、心理系を謳うコーチのモラルになるのだろうと思う…。

病気で、リアルに飲んでいる薬も、効果があり、飲んで良かったとなる。
症状が、落ちついて来ると、その薬が要らなくなる。

わたしのように、持病があると、常に服薬しているのだが、それでも、マイナーチェンジは入る。
10代の頃に服薬していたものと、現在では、薬の種類が違うが、服薬する目的は同じ。

腎機能が低下するスピードを、出来るだけ緩やかにするという対処療法的に、服薬している。

この目的は変わらないが、薬は、数回、変化している。

なので、自分の心理に向き合う方法も、一つに、こだわる必要も無いし、卒業していっても良いなぁ〜。

そう思うけど、商売として、心理系をアプローチする自己啓発系の主催者は、クライアントを離さないと思っているところも、あるかも知れないし、無いかも知れない…モニャモニャ…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?