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わたしの撮りたいもの


皆さんこんにちは。

noteを書くのはかなり久しぶりだ。

結構時間が経ってしまったがPhotoSympathy展、略して「PS展」が三回目も無事に幕を閉じた。

私は第二回目からの参加だが、とにかくメンバーの成長がすごかった。

そのことについて書いたnoteが前回↓

今回の私の展示はこんな感じだった。


広いスペースであったが、かなり大胆な展示をした。

今までいろんな展示を見てきて私が思うのは枚数を多くして印象を残すか、枚数を少なくして印象を残すかのどちらかだと思っている。

多いのも少ないのも試してみたが、今回は後者にした。

前回「私の写し出す世界展」をした時に初めてスナップで展示をした。

スナップは正直数枚で魅せるものではないと思っていて、多くの写真があるからスナップ写真は成り立つものだと思っている。

そこで展示はチェキで展示をした。

今回は違う。スナップだけではなく、セルフポートレート、ポートレートも入れてみた。

今回のテーマとして

「写真展の見るだけという概念を壊し、写真を紙で楽しむことを思い出してもらう」

であった。

私の中で、写真展は見て、歩いて終わる。今では色んな写真展があるが、もちろん面白いものは見るだけでもお腹いっぱいになる。しかし、大人数だったり複数人いると見るだけはつまらないとふと思った。

もちろん写真が好きなので楽しいが、もっと空間や、見るだけじゃない楽しいも感じてもらいたい!と思ってこの展示方法にした。

お風呂に入っていて、何かいい展示ないかなぁと考えていたらふと思いついたのだ。

写真を展示するという意味で表紙を額縁の真ん中に置いて、雑誌だけど写真という写真展の概念を根元から崩しまくったのではないだろうか。

下には雑誌として読めるように配置して、手に取って読むことが出来る。それは、ぱっと見て1枚の写真に見えるが、めくってみると写真もあって、文も読める。

中には写真を見たかったなんていう人もいた。
いろんな意見が分かれる展示だったと思うが、

気になって手に取って読んでくれる。それだけで私はガッツポーズである。

なんせ展示は興味がなかったらスルーしていくものだからだ。手に取ったということはその後がどうであれ気になったということだ。


この三種類を展示した。
なんとなく初めと終わりがあって完結するようにしている。
大学のデザインの教授が言っていたことがある。
「僕は展示にブックは置かない。なぜかと言うと、置いてしまうことによって初めと終わりがあって続かないから。」

この言葉が私にはずっと残っている。
確かに本には始まりと終わりがある。
だから今回は逆に3冊この展示で始まりと終わりがあるようにした。

今回の展示の写真私らしさがないという意見もあったし、
初老が撮ったかと思ったなんて毎度言われる写真ばかりでまだまだ迷走しているかもしれないけれど、根本は変わらない。

「私らしくより、今撮りたいものを撮る。」

いつもはどす黒く、とにかくどんな闇を抱えてるんだと言われるような写真が多いが、
今回は自分の中で美しく魅せることが好きになった時だった写真ばかりだった。

今、モデル活動も本格的に始め、アルバイトも掛け持ちでやりつつカメラマン、フォトグラファーとしても活動しているため、
写真を撮る機会は激減したが、
これからもポツポツと撮っていくつもりである。

まだまだ成長途中な私だけれど、
暖かく見守って頂けると私は喜びます。

では、また綴りたい言葉が見つかるまで。

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