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【COFFEE CLUB ntro 2022.10月】

ntro(ナオトロ)のコーヒー定期便サービス『COFFEE CLUB ntro』

毎月、会員限定に特別なコーヒー豆をお届けしています。(先行発売の商品を含む。)

それでは、10月分でお届けするコーヒーについてご紹介していきます!

最後までご覧になっていただけますと嬉しく思います。


【10月のコーヒー】

COSTA RICA - El Coyote 

(コスタリカ  エル・コヨーテ農園)

今月は ntro(ナオトロ)初登場となる、中米コスタリカのエル・コヨーテ農園より「ヴィジャ・ロボス」というあまり聞き馴染みのない品種のコーヒー豆を選びました。「ヴィジャ・ロボス」はコーヒー発祥の地、エチオピアからインドネシア経由でその後、世界的に有名になった品種「ティピカ」の単一変異種となります。粒のサイズはティピカ同様に小さくコロコロした見た目が非常に可愛らしいです。

精製方法はレッドハニーで施されていることもあり、全体的に丸みを帯びた優しい口当たりで非常に甘みの詰まった印象です。またチェリーのような生き生きとした綺麗さ酸味やヘーゼルナッツのようなクリーミーな味わいが特徴となっています。今回はこのコーヒーが持つ甘味と透き通った質感のバランスを一番感じられるように、焙煎度合いはメディアムライトにしました。

焙煎日より2~3週間経つと、甘味がどんどん増して美味しくなりますので、じっくり時間をかけてフレーバーの変化も楽しみながらお飲みくださいね。

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【コーヒー ソング】

夏の暑さがだんだんと引き、カラッとした気候になりはじめた10月。

そんな季節には、少し酸味の効いたホットコーヒーを飲みながらこの曲を聴くと、待ちわびていた秋の到来と過ぎ去っていく夏にどこか恋しさを感じさせる。

ハンドドリップで淹れるコーヒーもいいですが、たまにはフレンチプレスで淹れたコーヒーを飲んでみるのもどうでしょうか?

ミュージシャン:Rolling Blackouts Coastal Fever  - タイトル:French Press


【フレーバーヒント】

ダークチェリー、ヘーゼルナッツ、フローラル、クリーンマウスフィール

ロースト度合い:ミディアム・ライト(中浅煎り)

甘味 ☆ ☆ ☆ ☆

酸味 ☆ ☆ ☆

苦味 ☆  

コク ☆ ☆ 

【コーヒー豆の詳細】


[ 生産地 ] タラス、サンマルコス

[ 農園 ] エル・コヨーテ農園

[ 生産者 ] アレハンドロ・ソレス (ソリス・ファミリー)

[ 標高 ] 2050m

[品種] ビジャロボス

[ 生産処理方法 ] レッドハニー

[収穫年] 2021/2022

【生産地について】

コスタリカ随一の名産地、タラス地区。その中心部と言えるサンマルコス地区にミルを構えるソリス一家は素晴らしい品質のコーヒーを生み出すことで知られています。

 曾祖父ドン・イスマエル・ソリス氏の代からコーヒー生産をはじめ、その息子であり現生産者の父にあたるドン・オスカル氏がマイクロミルを設立したのが2013年の事です。コーヒー生産の将来を見据え、自身の家族、そして農園で働いてくれる人々の生活を豊かにしたいという強い願いからマイクロミルを設立しました。ドン・オスカル氏が他界した2017年以降、息子兄弟のアレハンドロ氏(兄)とオラシオ氏(弟)が父の意思を大切に受け継ぎ、父の名を付けたドン・オスカル・ミルを運営しています。コーヒー生産に情熱を傾け、責任感が人一倍強かったドン・オスカル氏と同様に、日々真摯に農園に向き合い、品質向上に取り組んでいます。

エル・コヨーテ農園は、2013年のミル設立以降に毎年コツコツと貯めた資金を使い、2016年に新たに購入した農地です。標高2,050mとドン・オスカルが所有する15の農園(農地区画)の中でも最も高地に位置する農園です。

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コヨーテ(狼)が生息している事から、その名が付いた農園で、ビジャロボスやゲイシャ、エチオピア47、ティピカ、パカマラなど希少な品種の試験栽培を行っており、ドン・オスカルのノウハウや知見を投じた肝いりの農園です。日当たりが非常に良い事から、バナナを中心としたシェードツリーの下で、時間を掛けて熟度を蓄えたコーヒーチェリーが栽培されています。

 また、エル・コヨーテ農園の収穫は、10年以上ドン・オスカルで収穫経験のある熟練のピッカーが担当しており、品質や姿勢を理解したベテランの手によって、完全完熟のチェリーのみが収穫されています。

コロナ渦においては、こうした中米を行き来するピッカーの人々の確保が大きな懸念事項でしたが、長年付き合っているパナマ人のピッカーの人々に依頼する事ができた事、また彼らの収入の役に立てた事に安心したと語ります。

以上

(引用元:スペシャルティコーヒーWATARU)

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今回の『コスタリカ  エル・コヨーテ農園』のコーヒーが、あなたにとってもお気に入りのものになりますと大変嬉しいです!

それでは次回をお楽しみに。 Enjoy your coffee time! 






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