読んだもの日記(2019/07/03) #まじ日

読んだもの日記
高嶋政宏や沢村一樹の下ネタから考える | ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜 | 武田砂鉄 | cakes(ケイクス)
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「何でもかんでもハラスメントって言われちゃうの、どうなんですかね〜?」っていう言説が嫌いだ。名前をつけることは、存在を見つけることであって、存在を作り上げることではないはず。いままでは、偉い人だか声が大きい人だか、もしくは大勢の人だかにかき消されていたことが顕在化しただけで、それはやっぱり加害者とされる人が考え検討し調整すべきものだとわたしは思う。誰かにとってはすでに息苦しい世の中だったことに気づくべき。声を上げられるようになったのは、良いことだと思う。し、そもそも、だいたい、そういった世の中のつまらなさを憂うポーズをとる人は、おもしろくない。価値観のアップデートができていない時点で、おもしろいわけがない。セクハラだと訴えられるリスクを犯してでも面白いことを言ってるんじゃなくて、セクハラだと訴えられるリスクを犯すことで、トレンドをキャッチしてなさ時流の読めてなさが周りに伝わり、別におもしろくもないことまでも露呈する、つまり、なにも、得してない。


社会に出て、セクハラの多さにびっくりした。セクハラなんて自分に関係ない世界の出来事だと思ってたら、そこら中に転がってた。わたしに向けてだけではなく(それはあんまりないのは、なんかそういうキャラなんだろうなと思う)、周り、男女問わず。個人じゃなくもっと広い対象にむけて放たれた言葉や、そんな形でミソジニーぶつけられても困るみたいな言葉もある。それセクハラですよ、と笑わずに言えるようになりたいけど、目の前にしたらヘラヘラすることしかできないのがほんとにダメ。せめて笑わないといった消極的対応しかしてないのほんとダメ。

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