読んだもの日記(2019/04/24) #まじ日

今日読んだもの
なぜEXILEが苦手なのか論(差別をなくしたい)っていうnote
https://note.mu/suisuiayaka/n/n38f82b48658a

好きになった俳優がLDH所属だったため、嫌いになりかけたことに向き合った文章。思い当たる節はあるのではないだろうか。単なる好き嫌いも、差別と同じ構造なのでは?という気づきが面白かった。
ジャニーズも「ジャニーズだから」と避けられがちな肩書きである。ジャニーズなのにすごいね、アイドルっぽくないねと褒められるたびに、複雑な気持ちになる。ていうか、普通に嫌な気持ちになる。その視線には確実にジャニーズやアイドル的なものに対する差別的な意識が混じっているからだ。本人たちがマーケティング的に使うこともあるけど。それよりもアイドルに誇りを持っている人を応援する方が清々しい。
じゃあ自分は他ジャンルをなんとなく嫌ったりしてないか?これもまた、絶対にしていないとは言えない。絶対にしてないと言い切るのは乱暴だとも思う。これは差別も同様。無自覚がいちばん怖い。
ただの好き嫌いでそこまで追い詰めなくていい気もするが、自分がある意味差別的な考えをしてしまってるかもしれないことはある程度意識しておくべきだろうな、とは思った。知らないと嫌いを混同する可能性も知っておくべきだ。

noteの中に出てくるが、権威がある(ような気がする)ひとが褒めることについても、よく語られるテーマである。プロのミュージシャンがアイドルを褒めたことは、勲章のように語られる。外ではない、上から褒められたと受け取る。EXILEが坂本龍一を好きだと言っても、坂本龍一の株は上がらないだろう。(EXILEなのに坂本龍一が好きっていうEXILE側の評価にはなるかもしれない)アイドルをバカにするなと怒る傍らで、アイドルを下に見ていたりする。めっちゃダブルバインド。この辺はたくさん語られてるし語りたくなるような話なので、またどこかで。

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