読んだもの日記(2019/10/30) #まじ日
今日読んだもの
ユリイカ2019年11月臨時増刊号 総特集=日本の男性アイドル
7ORDERのインタビュー
ユリイカ読むとクソサブカル野郎になった気持ちになれる。
阿部、森田、真田、諸星、萩谷、長妻、安井の7人は去年までLove-tuneというジャニーズJr.のグループとして活動していた。Jr.のトップをはるくらいの人気だったが、突然全員が事務所を退所。その後、7ORDERとして再集結し、活動している。ジャニーズJr.がいきなり事務所を辞めることはよくあることで、その理由が語られることはほとんどない。それでもグループのメンバー全員が一斉に退所したのは異様だった。が、それだけでなく、事務所を辞めてから同じメンバーでもう一度グループを組むというのは初めての事例で、ファンは再結成に驚き喜んだ。
日本の男性アイドル特集のトップにそんな7ORDERのインタビューを持ってくるの、鮮烈だなぁと思った。日本の男性アイドルを語るにジャニーズは避けて通れない。彼らはジャニーズだったけど、たぶん円満に辞めてないし、そうでなくても、ジャニーズの名前を出すことはできない。「生まれ」を話せないアイドルなんだなぁと思う。そんな状態で語る男性アイドルについて。「このメンバーでやりたいことをしたかった」から7ORDERをスタートさせたとのこと。発信のハードルが下がり、意思決定権が以前より重宝されているのを感じる。小さくても自分で決めたい。事務所やマスの弱体化とも言えるんだろうけど。
インタビューで阿部顕嵐が「アイドルが好き」「好きな音は''歓声"」と言っていたのが印象的だった。阿部顕嵐はJr.にいたときから評判がすごく良くて、なんかとんでもないやつがいるぞ?!という声をたくさん聞いた。そういう、根っからのステージ好きというか、とにかくステージに立って歓声を食べないと生きていけない人種っているんだよな。
そんな感じでユリイカおもしろい。
7ORDERのインタビューの次は、まなざされることについて。
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