読んだもの日記(2019/06/17) #まじ日

今日読んだもの
ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 -ヤマザキマリ

帰りの飛行機の中で読んだが、めっちゃおもしろかった。巨匠の各エピソードも魅力的だったんだけど、それよりもざっくりと「ルネサンスってこういうことだったんだ」ということが掴めた気がしたのが良かった。「再生」「復活」って言われてもなんのこっちゃわかるようなわからないような。葉っぱ人間みたいなペラっとした絵から写実的になったんだなーくらいの認識だったが、葉っぱ人間はイコン画と呼ばれ記号でしかなく、市井の女性を聖母マリアに当てはめたことが新しかったことなどがわかった。
旅行に行く前に読むべきだった気がするものの、先に読んでたら絵そのものを見る意識が薄くなっただろうから、まぁいいのかもしれない。結局情報に感動するのがいちばん簡単なので。教科書に載ってる絵を死ぬほど見たら、明確に絵の許容量を超えた瞬間があった。絵画鑑賞もスキルがいる。

わかりやすく時差ボケしている。ボケボケ。

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