読んだもの日記(2019/10/05) #まじ日

今日読んだもの
「いつもスランプですよ、常に苦しいです」ベストセラー作家・恩田陸の胸の内
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映画「蜜蜂と遠雷」を見に行った。
ハードカバー2段組み508ページの小説を、どうやって映画にまとめるのかしら?と思っていたが、感想としては、あぁやっぱりまとめるのは大変だったのねぇ、だった。4人のコンテスタントをしっかり描ききる時間はないので、メインが栄伝亜夜になるのは理解ができる。対比として残りの3人を描くのも、それぞれの描き方が少々浅くなるのもわかる。本記事に書かれてるように恩田陸からも前後編にしないでほしいというリクエストが出ていたようだし……。
というわけで、やっぱり小説で読む方が面白かったな〜と思った。小説がおもしろすぎるんだよな〜。読み返したくなったけど、量に怯んでいる。読み始めたら一瞬終わることはわかってるけど、やっぱり物量は目に見えてしまうから……。

映画だからこそよかったのは、実際に音楽が鳴るところ。ピアノの技巧が美しいところ。松岡茉優の予選2回目の覚醒した表情。

馬の演出がよくわかんなかったんだけど、あれはなんだったんだろ……馬……装飾的な場面もあれば、片桐はいりのシュールな絵もあり、ちょっと不思議な温度感だった。


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