読んだもの日記(2019/04/28) #まじ日

今日読んだもの
悪友 vol.3 東京 -劇団雌猫

ゴールデンウィークは東京に滞在しようと思ったきっかけは、本誌を読んだからだった。様々なオタク女子が、東京をテーマに寄稿した同人誌。東京に住んでいる人もいれば、地方に住んでいる人もいる。東京に住みたい人もいれば、東京から出戻った人もいる。思いを抱かせる町、東京。

わたしは田舎で生まれ、地方都市に出て、引っ越した先も地方都市だ。東京に住むかもしれない分岐は何回かあったのに、すべて住まない方にすすんだ。JR東海道線範囲内に住んでいれば、困ることはまぁほとんどない。EX-ICカードをピッとすれば、1時間半で東京に着ける。それでも、東京に住んでいないというコンプレックスというか、うらやましさみたいなものは、ふつふつと湧いてしまう。
地方都市に住んでいる時点で「東京のフォロワー」にしかなれないと思う。所詮私たちは文化を生み出す側にはなれない。ローカルを売りにすることしかできない。東京から与えられるものをただ享受する側にしかなれないの、つまんないなって感じ。地方には驚くほど文化がない。
インターネットが発展したことで、基本的にはアクセスできる情報は等しくなったはずだけど、だからこそインターネットではできない話の価値があがり、格差は広がってんなーと思う。インターネットにあるものなんて、ほとんど意味がなかったりする。

なので、ちょっと東京に住んでみることにした。東京に住むってどんな感じなんだろという興味があった。といってもただ連泊するだけなんだけど、旅行じゃなくて住むという気持ちで赴いてみた。なるべく日常の延長にしたかったので、服も、本も、DVDも複数持ってきた。その日の気分で選ぶ。生活するとは選ぶことなのかもしれない。

とはいえ、せっかく東京にきているので、会いたい人には会いたいし、行きたいところには行きたいし、見たいものは見たいし、結構予定を詰めてしまった。結局、ハレの場としての東京しか味わうことしかできないかも。

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