NAGAREYAMA F.C. 2024シーズンCSL1 第１節 感想
来たる2024年5月12日、NAGAREYAMA F.C. 3シーズン目の挑戦、千葉県社会人サッカー１部リーグの開幕戦を迎えました。相手は前シーズン県１部リーグ３位の柏TOR’82さん。会場は市原市八幡球技場です。
キックオフが18時と遅め、かつ同グラウンドでの前の試合がなかったため、時間に余裕を持って現地に到着。集まったサポメンバーと共にいつものように選手段幕、ノボリ、ゲーフラの掲示物準備を進めました。今節は声出し・鳴り物禁止だったため、手拍子メインで選手を後押しです。
そして試合開始を迎え前半キックオフです。
曇りで強い強風が吹くピッチコンディションの中、前半はお互いにロングボールを蹴り合う展開が多めでした。前半のNAGAREYAMA F.C.は風下向い風ということもあり、なかなかボールをうまく前に運ぶことができず。対する柏TOR’82さんは風上をうまく利用してハイボールでの競り合い、セカンドボールの奪い合いを有利に進めてきました。
NAGAREYAMA F.C.としては押し込まれる時間帯が長く、特に中盤でボールを収めることが出来ず苦しい流れが続きます。1度ほど、高い位置で細かくボールを繋ぎ最後は#19 飯沼駿太選手がシュートを放つ決定機がありましたが惜しくもGK正面でした。風の影響を考えてもこのシーンのようにもっと地上戦を仕掛けた方がいいのではと思いましたが、しかし後半の展開を振り返ると、前半のような状況となるのをある程度許容したゲームプランだったのかなという気もします。（詳しくは後半の部にて）
前半目立ったのはディフェンスラインの4選手（#19 飯沼駿太選手、#2岡田俊祐選手、#16延山光聖選手、#26三好崇斗選手）のラインコントロール。相手のロングボールに対して何度もオフサイドを取り、押し込まれつつも相手の決定機はほとんど作らせませんでした。
また前線ではトップに入った#11 山口賢人選手が奮闘。ときには中盤まで降りてきて相手の厳しいマークにあいつつも五分以上の状態ではしっかりとボールを収めて起点となっていました。しかし山口選手は前半終了間際のアクシデントにより無念の交代となってしまいました。
押し込まれる時間帯が長く、アクシデントによる交代を余儀なくされるなど苦しい展開が続きましたが、前半は0-0で折り返すことに成功します。
後半開始時、少しでも選手の後押しをしたいと、サポメンバーの発案により、各人のスマホのライトを点けてピッチに向かう選手を迎えました。ナイスアイデア！ご協力してくれた応援に駆けつけてくれた方々もありがとうございました。
後半開始からNAGAREYAMA F.C.はメンバー交代、#13 板倉航希選手（※正確には前半終了間際に山口選手との交代）をトップに、#10 寺内大登選手を左WGに、#9 橋本真吾選手をCBに配置します。ピッチコンディションは前半とはうって変わって微風の風上とNAGAREYAMA F.C.としては最高の状態。後半開始早々から得意のパスワークでボールを繋ぎ地上戦メイン、時折りサイドチェンジを織り交ぜつつピッチを広く使い相手陣内に襲いかかります。何度かチャンスを迎え枠内シュートを放つも相手GKのセーブにあうなど押し込む展開が続く中、狙い澄ました橋本選手のフィードに寺内選手が反応、相手DFの裏を取って素晴らしいトラップから抜け出しシュート、待望の先制点を奪います。
その後も果敢に攻め込むNAGAREYAMA F.C.。今度は寺内選手と板倉選手のパスワークから板倉選手が相手GKをかわすゴール右下隅へのシュートで追加点。昨シーズンのチーム得点王（板倉選手）とアシスト王（寺内選手）の活躍により2点のリードを奪います。
その後はオープンな展開に。相手にも何度か決定機を作られ1点を返されますが、その後はしっかりと守り切り、開幕戦を2-1で見事勝利を飾りました。
昨シーズンの県2部リーグでは相手を圧倒する試合が多かったNAGAREYAMA F.C.ですが、今年に入ってからの県1部リーグ以上の相手との公式戦では互角以上には戦えるもののなかなか勝ちきれない試合が続いていました。しかしメインステージのリーグ戦で見事競り勝っての勝利です。今年度これから続くリーグ戦、そして関東への挑戦も自信を持って挑んでもらいたいと思います。
このリーグ開幕戦、いつものサポメンバーや選手のご家族以外にも、多くの方が応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます。これからも一緒にチーム、選手たちを後押ししていければと思います。
次節は5月19日、対戦相手はFC習志野さん、会場は市原市VONDSグリーンパークで11:45キックオフです。よろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。
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