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NAGAREYAMA F.C. CSL1 第8節 感想

2024年7月7日、NAGAREYAMA F.C. 2024シーズン千葉県社会人サッカーリーグ1部(CSL1)第8節、対戦相手はFC大網さんです。NFCと同じ今シーズンCSL1昇格組、対戦時点での順位は9位です。会場は前節に引き続き木更津市ローヴァーズドリームフィールドです。

2度目のローヴァーズドリームフィールド
今回はナイトゲームです

第8節のスターティングメンバーは前節から1名変更で、#17 今山選手が今シーズンリーグ戦初スタメンです。その#17 今山選手を左SBに配置、フォーメーション4-2-3-1でのスタートとなりました。
ピッチコンディションは晴れで若干の風あり。この日は全国各地で酷暑となりました。まだ日が沈みきらない時間帯での試合開始だったためうだるような暑さが残っており、日が沈んだ後も会場周囲が水田の影響もあり蒸し暑さが酷く、非常に厳しい環境下での試合となりました。

4-2-3-1
今節は久しぶりの「流山魂」「限界突破」のぼり掲出
パートナー様ありがとうございます

◾️暑さを考慮か、両チーム動きの少ない前半

前半キックオフ。FC大網さんは前線とディフェンスラインをコンパクト以上の圧縮したような密集状態を作り出し、ハイプレスには来ずミドルゾーンでブロックを敷いてNFCを迎撃、ボールを奪った後はショートカウンター気味に前に早く、というような形を取ってきました。
一方のNFCはディフェンスラインでのビルドアップからサイドにボールを開いて前進するか、ディフェンスラインからのフィードで裏抜けを狙うかを中心とした展開で進めます。
暑さの影響か、両チームとも運動量が少なくフリーランニングなどでスペースをつくる動きは希薄で、ともにシュートシーンも少なく停滞感が漂う前半となりました。
NFCに目を向けると、運動量の少なさと中央にボールを刺せない状況は、暑さやミドルゾーンの密集状況からある程度仕方ない部分はありました。しかしそれ以上にテンポの上がらないパス回しや、前方へのフィードの際にパスの出し手と受け手のタイミングが合わない展開は、FC大網さんの狙いに嵌ってしまっているように感じモヤモヤが募る内容となってしまいました。

得意の左足でクロスを上げる#17 今山選手
今シーズンリーグ戦初スタメン

◾️チャレンジする勇気が実を結んだ後半

後半キックオフ。前半の内容のままだとよくないのはチームも感じ取っていたのでしょう。NFCは後半からギアを上げ、テンポよくボールを動かし相手陣内に攻める意識を見せます。前半よりもボールを受けてからの次のアクションまでの早さが格段に上がり、中央への楔のパスもチャレンジする回数が増え、シュートやCKなどのチャンスも作れるようになりました。
得点が欲しいNFCは、中盤の運動量を上げるために#6 山室選手、ディフェンスラインからの攻め手をより増やすために#9 橋本選手を投入。更にチャンス数は増え決定機と呼べる場面も作りましたがなかなかゴールを奪うことはできません。
得点を奪えないことと残り時間から焦りも感じられ始めた後半飲水タイム明け、NFCは遂に待望の先制点を上げます。右サイド高めの位置で前向きにボールを受けた#15 板垣選手がドリブルを開始、相手選手にマークに付かれながらもトップスピードを維持したままペナルティエリア内に侵入、シュートを放ちゴールを決めました。
この先制点で一気に流れを引き寄せたNFC。直後に#13 板倉選手が追加点、更に後半ATに#15板垣選手、#13 板倉選手がそれぞれ2ゴール目を獲得。ATを含めた後半残り20分で一挙4得点を上げたNFCが4-0のスコアで勝利しました。

今節も2ゴールをあげた#13 板倉選手
リーグ得点王争いに絡んでいます

◾️有言実行の新戦力 #15 板垣敢大選手

重苦しい試合展開の中、殊勲の先制ゴールをあげた#15 板垣選手。6月の加入直後から主に右サイドのアタッカーとしてスタメンに起用され、前節は初アシスト、そして今節は初ゴール&2ゴール目と、数字に残る結果を残してくれています。前節の試合終了後の「次はゴールを決めます」との力強いコメントの通り、チームを救う見事な先制ゴールを決めてくれました。
チーム加入からの日が浅いため連携面はまだまだこれからというところもありますが、ボールを持ったときに強気のチャレンジを続ける姿勢はすごく良いと感じています。他のチームメイトとのポジション争いや相乗効果といった部分でチーム全体の底上げにも繋がってくるでしょう。これからの活躍が楽しみです。

殊勲の先制点はNFC加入後初ゴール
試合後に写真を撮らせていただきました

◾️課題🟰伸び代、チャレンジを続けて成長を

最終的なスコアは4-0となりましたが、思うようにいかず非常に苦しい試合だったというのがチームとサポーターの共通の思いでした。
試合後の選手たちのSNSでの発信では、チームの勝利とサポーターへの感謝の言葉の一方で自分にベクトルを向けた反省の弁が数多く並んでいたのが印象的でした。課題の多かった試合ではありますが、常に上を目指すその姿勢はまだまだこのチームは伸び代があると強く感じれました。
真夏の連戦はこれからが本番を迎えますが、暑さに負けないチャレンジし続ける熱いゲームをこれからも楽しみにしています。

試合後、サポーターに勝利の挨拶をするNFCの選手たち

◾️NFCサポウォームアップタイム

2週続けての木更津。今回はナイトゲームによりATは難しいため、しっかり下調べしてWUTに臨みました 笑

行きの高速では前回同様に市原SA(下り)に休憩がてら立ち寄り。トマト(!)のイタリアンジェラートをいただきました。フルーツトマトのような酸味と甘味がサッパリしており、夏の暑さの中で食べるのにすごく美味しかったです。

トマトのイタリアンジェラート

そして試合会場から15分ほどの距離にある「道の駅木更津 うまくたの里」内にあるカフェレストラン「&TREE」にてフレンチブリュレバウムをいただきました。バウムクーヘンの上にたっぷりのクリームを乗せ、目の前でバーナーで炙り、中(バウムクーヘンの穴のところ)にはバニラアイスクリームが。絶品でした。

フレンチブリュレバウム

更に物産エリアで家族へのお土産として、ザクザクピーナッツペーストとここ限定販売のブルーベリーチーズケーキを買って帰りました。

お土産のザクザクピーナッツペーストと
ブルーベリーチーズケーキ

昼ご飯は過ぎていて晩ご飯には早い時間帯だったのでスイーツ尽くしで今回は攻めてみました 笑


次節は7月14日、対戦相手はコラソン千葉さん、会場は市原市VONDSグリーンパークで18:30キックオフです。よろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。

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